私もつらい時、悲しい時、いろいろありますから、そこそこ勉強しました。
宗教って何だろう?
もちろんいくら拝んだって、そのおかげで現実的な幸せの現物が飛び込んでくるなんてありますまい。
それはわかる。
しかし、なぜ人類はこんなに宗教にひかれ、また宗教がもとでの争いがこんなに起こるのか?
どこかおかしい。
いろいろ勉強してみたが、やっぱり日本人には仏教の教えが一番しっくりくる。
で、色々みていると、こんなサイトを発見した。
ここは尼寺、春名のお寺このお寺は、
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春名寺は、今から四百数年前に 石川県金沢市の郊外、北陸の地に建立された小さな尼寺でございます。
戦乱の世に傷ついた女性を救うため、また、悲しいさだめの水子の霊を救うためが、建立の目的にございました。
その後、加賀藩百万石、前田家のご側室のお世話をさせて頂くとともに御加護を頂いたことが誇りではごさいますが、それにもまして太平の世には、城下町・金沢の色町ではたらく多勢の芸鼓さんやお女郎さんのお世話ができたことを誇りに思います。
春名の寺は、観光客の訪れる賑やかな寺ではございません。
片田舎の小さな小さな尼寺にございます。
冬は雪に埋まり、春はサクラ咲き、夏は緑に包まれ、秋は紅葉に染まる、自然の中に同化し、季節の輪廻をともにする、そんなお寺にございます。
大勢の参拝客の来訪よりも、たった一人の女性の悲しみに耳を傾けるのが春名の寺の務め。
尼僧のわたしどもにできることは、同じ女性として悲しみを分かち合い、ともに泣き、ともに苦しみ、そして、ともにお子様のたましいの成仏を祈ることが務めにございます。
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とのこと。
ホームページに住職がお書きになっている「苦とは」「幸せとは」などを読んでみると、素晴らしいと思い紹介してみようと思った。
難しく書くことは誰にでもできる。
難しいことをわかりやすく簡潔に書くことが一番難しい。
住職は、仏様の教えをとてもわかりやすく、人の胸のなかにストンと落ちるように書かれている。
ただ、このお寺、住所などを公表されていない。
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10数年前に春名寺は、ある観光の雑誌に載ったことがありました。
その時は全国から女性が集まり、たいへんな混雑になってしまいました。
小さな尼寺で、お迎えできる施設もございませんし、尼僧も少なく、とても対応できません。ご近所などにも迷惑をかけてしまいました。
水子供養なさる方のプライバシーもなにもございません。これではいけません。
そして、なにより残念だったのは観光気分で訪れて、気安く供養を依頼する方の多いことでした。
それ以来、春名寺は住所や電話番号を公開することなく、お問い合わせにもすべてお断りしてきました。ようやくこの頃、人様から忘れられ、静かになった環境で、お供養と修行と、そしてご奉仕に専念させていただいております。当寺は観光のためのお寺ではございませんので、この方針は変えることなく続けていくつもりでございます。
女性の縁談ともなると、あの手この手で秘密を探ろうとしたり、その秘密を高い値段で売買したり、卑劣な手段を駆使してまいります。
尼寺は、そのようなことは絶対許しませんよ。縁談に関係なくても、すべての女性を守り抜きます。
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春名寺も、正式名称ではない。
メールでの水子供養をしているとかもあって、検索してみると賛否両論あることも付記しておきます。
心のありよう#2に続く
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:35|
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丸岡私見
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