2012年12月14日

シャヤと神の子供たち#2

シャヤと神の子供たち#1より続く

ある日の午後、シャヤと私が公園を通りかかると、そこではシャヤも知っている少年たちが野球をしていました。
シャヤは「ぼくも仲間に入れてもらえるかな?」と言いましたが、息子は運動がまったくできませんでしたから、きっと誰もチームには入れてくれないだろうと思いました。

でも、ふと思ったのです。
もし息子が仲間に入れてもらえたら、この少年たちとの間につながりを感じてくれるだろう、と。

そこで私は、そこにいた少年の一人に、シャヤも仲間に入れてもらえないか、と聞いてみました。
その子は仲間に聞こうとあたりを見まわしましたが、他の仲間が特に反応しなかったので、その子は自分で決めることにして言いました。

「今八回まできていて、僕らのチームが六点差で負けているんです。
 僕らのチームに入ってもらって、九回に打席に入ってもらうといいと思いますよ。」

そう聞いて、私はとてもうれしかったのです。
シャヤがとても楽しそうに微笑んだからです。
少年たちはシャヤにグローブを渡してくれて、センターの守備につくように言ってくれました。

八回裏になってシャヤのチームが攻撃にまわり、何本かのヒットで追い上げましたが、まだ三点差で負けていました。
九回裏でまた得点し、二死満塁、ひょっとしたら逆転できるかもしれないという時に打順がシャヤにまわってきたのです。

こんな場面でシャヤを打席に立たせてくれるだろうか、せっかくの逆転のチャンスを無にしてもいいと思ってくれるだろうか、と思いましたが、バットがシャヤに渡されたのです。

誰もがシャヤにヒットが打てるはずがない、もう勝てない、とわかっていました。
シャヤはヒットどころか、バットを正しく持てさえしなかったのです。

シャヤと神の子供たち#3に続く


 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

シャヤと神の子供たち#1

ニューヨークのブルックリンには、チュッシュという体が不自由な子供たちの学校があります。
この学校にずっと通う子もいますし、いわゆる一般校に移っていく子もいます。
この学校のチャリティーディナーで、ある子供の父親がスピーチをしました。
その話は、そこにいた全員の心に忘れられないものとして、ずっと残りました。
この父親は献身的に働く学校スタッフをほめたたえてから、大きな声でこう言いました。

「うちの息子シャヤの内にあるはずの健やかさは、一体どこにいったのでしょうか。
 神はすべてを完璧になされますが、うちの子には他の子のように、理解する能力がありません。
 他の子のように覚えることもできません。
 神のなさる完全は一体どこにあるのでしょうか。」

聴衆は、この父親の苦しみに満ちた声に衝撃を受け、心刺されるような問いかけに静まりかえりました。
父親は続けました。

「私は信じています。
 神がこの子のような存在を創られたのは、この子が人に反応する、そのことに完全を探しておられるのだ、
 と思うのです。」

そしてシャヤの身に起こった次のような出来事を語り出しました。

シャヤと神の子供たち#2に続く

 
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2012年11月29日

奥歯もきれいに



▲の金属製のクラウンで被せてある歯を、治療しないといけない。


クラウンを外し、内部の治療を済ませて、


型を取って、仮のプラスチックの歯を作り、色合わせをする。


今回は最終的に、セラミッククラウンで治療をすることになった。


セットしたところ。


 
posted by maruoka-yoshimitsu at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月27日

心のありよう#2

心のありよう#1より続く

まず、「苦とは」から・・・・・・

なかなかに先が見えず、苦しい時代ですね。
何か、「生きるって苦しむことかなぁ?」なんて思ってしまうこともあります。

住職はこう書かれています。
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最高の受け入れる心は、「感謝」です。
今、置かれている状況が、実はありがたさに満ちていると気づくのです。
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そう言われたってなぁ。
不景気やし、そろそろボーナスの心配しないといかんし。
月末は請求書の山。
子供の受験のことも心配。
歳とって体力も落ちてきて、何時まで働けるかなぁ・・・・・・・

それで、感謝しろって言われてもなぁ・・・・・・
どこがありがたさに満ちているんやろう?

なんて考えてしまう今日この頃(笑)。

でも考えたらありがたい。

病気もせず、働けてる。
ご飯もちゃんと食べられてる。
帰ったら、屋根があって、冬になっても毛布のなかで暖かく眠ることができる。
家族一同元気。
子供たちもグレもせず、病気もせずちゃんと学校に行ってる。
スタッフも一応機嫌よく働いてくれてる。
患者さん達とは長いお付き合い。頼ってもくれている。

こう考えるとありがたいことだらけ。

でも悩んでしまうんですよね。

色んな・・・・・・「不足」に。
それは自分が「不足」と思うから。

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そうだ、世界は幸福に満たされているんだ。と解った時が、あなたがこの世に生まれてきた理由がわかる瞬間です。
あなたは、今、この時のために生まれてきたのです。
これまで、遠い遠い道のりを、さ迷い続け、悩み続けて歩いてきたあなたは、ようやく今、ここにたどり着いたのです。

「おかえりなさい。ごくろうさまでした。」

私たちの人生は、生まれる前に すべてのシナリオを書いてこの世に出てくるのです。
どんなことも自由に選択できるこの世界で、時には自分で選び、時には親が選んだ道ですが、いろんなことが重なり合って、いろんな偶然や出来事もあって、さまざまな運命の糸が絡み合い、時には苦しく、時には楽しくこの世界を歩き続けてきたあなたは、今、ここにたどり着いたのです。

これまでの悩みや苦しみを、ごくろうさまでした。
もう悩まなくて良いのです。努力目標は必要ありません。
頑張らなくて良いのです。
これからは、今ある現状を受け入れ、感謝すればそれでよいのです。

でも、これまでのように夢や目標を立てたい、それに向かって頑張りたいという人は、それで良いのですよ。
あなたのやりやすい方法で生きてください。
どのように生きても、それは運命として決まっていることです。
夢や目標が達成できないからと、悩まないこと、苦しまないことです。現状を受け入れ、感謝することを忘れないでください。

目の前で起こることが、「気に入らない」、「不幸だ」、「悲劇だわ」と、嘆いたり 怒ったりする以上に、その現象をじょうずに乗り越える方法があることを、思い出してください。それは、現状をみとめること、受け入れること、さらには感謝することです。

自分の思いどおりにならないことを、自分の思いどおりにしようと努力したり悩んだりするのでなく、それを静かに受け入れましょう。
それが結果的に一番楽な生き方で、自分にとって悩み、苦しみの一番少ない生き方なのです。
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これができたら、神様は、

「おかえりなさい。ごくろうさまでした。」

って、言ってくれるんでしょうね。

心のありよう#3に続く

  
posted by maruoka-yoshimitsu at 14:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月22日

心のありよう#1

私もつらい時、悲しい時、いろいろありますから、そこそこ勉強しました。

宗教って何だろう?
もちろんいくら拝んだって、そのおかげで現実的な幸せの現物が飛び込んでくるなんてありますまい。
それはわかる。
しかし、なぜ人類はこんなに宗教にひかれ、また宗教がもとでの争いがこんなに起こるのか?
どこかおかしい。

いろいろ勉強してみたが、やっぱり日本人には仏教の教えが一番しっくりくる。

で、色々みていると、こんなサイトを発見した。

ここは尼寺、春名のお寺

このお寺は、
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春名寺は、今から四百数年前に 石川県金沢市の郊外、北陸の地に建立された小さな尼寺でございます。
戦乱の世に傷ついた女性を救うため、また、悲しいさだめの水子の霊を救うためが、建立の目的にございました。

その後、加賀藩百万石、前田家のご側室のお世話をさせて頂くとともに御加護を頂いたことが誇りではごさいますが、それにもまして太平の世には、城下町・金沢の色町ではたらく多勢の芸鼓さんやお女郎さんのお世話ができたことを誇りに思います。

春名の寺は、観光客の訪れる賑やかな寺ではございません。
片田舎の小さな小さな尼寺にございます。
冬は雪に埋まり、春はサクラ咲き、夏は緑に包まれ、秋は紅葉に染まる、自然の中に同化し、季節の輪廻をともにする、そんなお寺にございます。

大勢の参拝客の来訪よりも、たった一人の女性の悲しみに耳を傾けるのが春名の寺の務め。
尼僧のわたしどもにできることは、同じ女性として悲しみを分かち合い、ともに泣き、ともに苦しみ、そして、ともにお子様のたましいの成仏を祈ることが務めにございます。
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とのこと。

ホームページに住職がお書きになっている「苦とは」「幸せとは」などを読んでみると、素晴らしいと思い紹介してみようと思った。
難しく書くことは誰にでもできる。
難しいことをわかりやすく簡潔に書くことが一番難しい。
住職は、仏様の教えをとてもわかりやすく、人の胸のなかにストンと落ちるように書かれている。

ただ、このお寺、住所などを公表されていない。
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10数年前に春名寺は、ある観光の雑誌に載ったことがありました。
その時は全国から女性が集まり、たいへんな混雑になってしまいました。
小さな尼寺で、お迎えできる施設もございませんし、尼僧も少なく、とても対応できません。ご近所などにも迷惑をかけてしまいました。
水子供養なさる方のプライバシーもなにもございません。これではいけません。
そして、なにより残念だったのは観光気分で訪れて、気安く供養を依頼する方の多いことでした。

それ以来、春名寺は住所や電話番号を公開することなく、お問い合わせにもすべてお断りしてきました。ようやくこの頃、人様から忘れられ、静かになった環境で、お供養と修行と、そしてご奉仕に専念させていただいております。当寺は観光のためのお寺ではございませんので、この方針は変えることなく続けていくつもりでございます。

女性の縁談ともなると、あの手この手で秘密を探ろうとしたり、その秘密を高い値段で売買したり、卑劣な手段を駆使してまいります。
尼寺は、そのようなことは絶対許しませんよ。縁談に関係なくても、すべての女性を守り抜きます。
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春名寺も、正式名称ではない。
メールでの水子供養をしているとかもあって、検索してみると賛否両論あることも付記しておきます。

心のありよう#2に続く

 

posted by maruoka-yoshimitsu at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月24日

見えない入れ歯U#2


見えない入れ歯U#1より続く

で、こんな入れ歯を作った。


これは裏側。


セットしたところ
   

   

「これなら入れられます。
 金具が見えないのはいいですねぇ。
 痛くなく咬めています。」
と喜んでいただけた。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

見えない入れ歯U#1



さてこの方。

   

奥歯をなくしている。
ここに歯を入れたい。
インプラントも考えたが、骨が少なく、インプラントをしようとすれば、骨を増やす手術などをしないと行けない。
かなり大変になってしまう。

以前に一度入れ歯を作ったとのことだが、合わずに痛かったらしい。
それと通常の入れ歯だと金具が必要なので、それがギラッと見えてしまう。

「では、痛くなく、金具が見えない入れ歯だったら受け入れられますか?」
と聞くと、「それなら入れ歯がいい。」とのことだった。

で、そんな入れ歯を作っていくことになった。

見えない入れ歯U#2に続く


 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 入れ歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月19日

ジルコニアブリッジ#2

ジルコニアブリッジ#1より続く

以前からセラミックブリッジというものはあるが、内部には金属のフレームがあり、その上にセラミックを焼きつけて作る。
以下はジルコニアブリッジ。





全く金属を使っていない。
土台の歯の形をスキャナーで読み取り、それをもとにジルコニアのブロックからフレームを削り出していく。
その上にセラミックを焼きつけて正確に歯を作っていく。

 ⇒ 

 ⇒ 

もちろん症例は選ぶ必要があるのだが、こちらの方が主流になっていくように思う。
害の少ない金属はあっても、体にいい金属というものはありませんから。

  
posted by maruoka-yoshimitsu at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月17日

あきれた


このニュースにはあきれる。
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気持ち傷つけた…川島合成写真、仏テレビが謝罪
読売新聞 10月17日(水)8時42分配信

【パリ=三井美奈】仏国営テレビ「フランス2」が、サッカー日本代表のGK川島永嗣選手の腕を4本にした合成写真を「福島原発事故の影響か」というコメントと共に放送した問題で、同テレビのジャン・レベイヨン代表は16日、声明で謝罪を表明した。

声明は、同日訪仏した玄葉外相と在仏日本大使館宛てで、「みなさんの気持ちを傷つけ、大変申し訳ない。(コメントをした)司会者には、日本や被災者を軽んじるつもりはなかった」とした。
合成写真を使った番組は13日に放送され、在仏日本大使館は同テレビに文書で抗議していた。
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この放送局は「F2」って言われるやつで、もちろん日本で言えばNHK。
NHKのBSの「ワールドウエーブモーニング」でよく見る。

川島選手の凄さを表現したかったし、フランスが負けた悔し紛れもあったのだろうが、
『腕を4本にした合成写真を「福島原発事故の影響か」』って、ひどすぎる。

どこの国にも後先を考えない人がいるんだね。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

「高級歯磨き粉」が人気

このニュース
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「高級歯磨き粉」が人気 一家に1本から1人に1本へ

洗面所の1本を家族みんなで共有していた歯磨き粉が、1人で1本、2本…の時代になってきた。
口元の美容意識の高まりや歯周病、口臭対策などパーソナルニーズを反映して、機能を強化した高級歯磨き粉が人気を集めている。(重松明子)

東京・表参道のドラッグストア「アインズ&トルペ」原宿クエスト店では、110種ある歯磨き粉のうち約30種が1千円以上する“高級品”。

「土地柄、女性客が多く、高くても効果がしっかり期待できる歯磨き粉が求められている。
夜は口臭対策、朝は美白など機能別に1人で2本使いされる方も目立ってきた」と吉田豊店長。
同店での価格帯は128円の普及品から3990円までと上に広がり、8月の月間売り上げは、前年同月の1・5倍に伸びている。

美白機能が上位を占めるなか、売り上げ3位に入った「デンティス」(1260円)はアメリカで人気のタイ製品らしく、「目覚めてすぐキスできる」のコピーがなまめかしい、口臭対策歯磨きだ。
睡眠中の唾液の減少で増殖する細菌を抑え、においの元になる硫黄化合物を包み込む環状オリゴ糖を配合している。
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私たち歯科医は歯磨き粉の効果はあまり重要視していません。
一番に、口の中にある時間が短いですしね。

使い方が問題。
たとえば、フッ素入りのものなら、歯を磨いてから少し口の中に塗ってそのまま寝るとかなら効果は期待できます。
歯科医院にはそういう使い方専用のジェルも置いてあります。

また以前に、「芸能人は歯が命」のキャッチコピーで爆発的にヒットした高級歯磨き粉がありました。
「アパタイト」が入っていて、虫歯を修復するってやつ。
確かにアパタイトは有効なのですが、それは唾液の中に含まれていますから特にそんなものを使う必要は認められません。

それよりこれ。
歯が悪くなる理由
原因は、地道に元から断たなきゃダメ。

そして、このことにご注意を・・・・・
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「いらないという歯科医もいます。歯磨き粉の清涼成分や泡立ちによって、不十分な磨き方でもスッキリ磨けたと錯覚してしまう…という事例もありますし」
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決して使って悪いものではありませんが、科学的な視点を持って使ってください。
私たちは、ごく普通の歯磨き粉を少しつけて、時間をかけて丁寧に歯磨きをします。
いっぱい歯磨き粉をつけると、口の中が泡だらけになって長い時間磨けませんから。

 
 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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