
今日の朝は、
「おはよう」
「おはようさんどす」
で始まった。
当院は花街に近いので、芸妓のお姐さん方の患者さんはいらっしゃるのだが、このケースは初めて。
舞妓はんの卵さん。
名前も決まり、そろそろお座敷に出られる。
「○○○さんには、行ったことあるよ。」
「え〜。先生それならまた来ておくれやすな〜。」
京都にはいくつ花街があるが、ほとんどは舞妓はん、芸妓はんは置屋に属する。
置屋とは芸能プロダクションのようなもの。
そこから御茶屋に派遣されるわけだ。
ただこの方のいるところは、舞妓はんが御茶屋に属するシステムになっているので、上記のような会話になる。
○○○とは御茶屋の名前。
この人はまことに可愛らしい。
きっといい舞妓はんになることでしょう。
やっぱり日本はいいなぁと思ってしまう。
今、あの件がかびすましいが、それは当然の報い。
もちろん被害にあった方に関しては心より同情したします。
安全が保障されているはずの状況でこういうことになったわけですので、何の責任もない。
今日のテーマは、中国に関してでもありませんので。
日本の
食糧自給率は39%なんだが、でもどれぐらいの食べ物が無駄にされているか?
昔の日本に戻って、「もったいない」をきちんと実行したら、自給率は20%ぐらいは上がると思われる。
冷凍食品は主婦の友?
共稼ぎの家庭ならいたしかたないだろうが、専業主婦がこんなことを言うようでは日本の未来は暗い。
私が主婦ならほとんど冷凍食品などは使わない。
なぜなら、「プライド」があるから。
手を抜くな。気を抜くな。手間を惜しむな。これはどんなことにも応用できる。
曹洞宗の開祖道元禅師の『典座教訓』にこんなエピソードがある。
私の大好きな話。
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道元禅師が宋の港に到着し、上陸許可がおりるまで船に留まっていたときの話です。
お年を召した中国の僧侶が港にやってきました。老僧は修行道場の食事係(典座和尚)で、うどんに使う食材を買いに来たのです。
道元禅師はその僧侶と仏法の話がしたくて、今日はここに泊まっていきませんかと誘いましたが、老僧は、食事の準備があるからとそれを堅く断りました。
道元禅師は言いました。
「そんな食事の用意などは新入りの若い者にでもさせればいいではないですか。
あなたのような徳のありそうな老いた僧侶が、坐禅や仏法の議論よりも、そんな食事の準備などを優先させて、何かいいことがあるのですか?」
すると老僧は大笑いして、
「日本の若い人よ、あなたは修行とは何であるかが、全くわかっていない。」と言い残して帰ってしまったのです。
またある寺でこんな事がありました。
暑い日の昼間、腰の曲がった老典座が、杖をつきながら汗だくになって本堂の脇で海藻を干していました。
みかねた道元禅師が、
「こんな暑い日ですから、誰か若い人にでもさせるか、せめてもう少し涼しい日にしたら良いのでは?」と声を掛けると、
「他の者にさせたのでは自分の修行にならん。今せずにいつするというのだ。」
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「私がやらんで、誰がする?」
「今やらずに、いつする?」
これも私の座右の銘。
なので、料理、掃除、裁縫・・・私は身の回りのことがほとんどできます。
そして決して苦痛ではない。
美味しいものが食べられて、きれいなところに居られて、おしゃれもできて・・・・心地よいことばかり。
日常の些事を面倒くさがって、手間を惜しんで、それで残りの時間をどれほど有効に使っているのか?
肉も魚も、最初からパック入りの切り身でこの世にあるわけではない。
魚の頭やはらわたを見ないから、「命をいただく」という意味がわからない。
その意味がわからないから、他人を大事に思えない。
だから自分も大事にされない。
典座の任は、修行僧達の食事を預かる、非常に重要な役割である。
もし、向上心を持たぬ者が、その深い意味を理解せずに務めたとしても、それはただ辛いだけで徒労に終わるであろう。『典座教訓』冒頭の句
(典座とは、禅寺において「食」を司る重責を担う役僧のこと)
また冷凍食品を保存するために使われるエネルギーは、いったいどれくらいになるのか?

日本人に生まれたのだから
日本のいいところはきちんと受け継いでいかないと。
建築家の
F.L.ライトが言ってたと思います。
このままなら、日本人は、日本人ではない、もちろん西洋人でもない、西洋人に似た中途半端な日本人になってしまうと。
おはようさんどすAに続く
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:37|
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