2011年04月15日

やるせない・・・・・


私は被災したわけでもないし、以前と変わらない生活を送ることができている。
募金もしているし、できるだけ東北の産品を買うようにしている。
自粛は被災地の方々に良くないこともわかっている。

被災地の人のつらさは測りきれないが、私たちがサポートできるように経済を活発に回さないといけないことは十分に承知している。

しかし、気分的にはなかなか・・・・・

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頑張ろう、頑張ろうって言うけど、
家が流されたんだよ?
と、福島の兄に電話したら、言われました。

おまえ、ちゃんと分かってるの?

超つらいとき、「とりあえず帰りたい、もう帰りたい」っていう、
あの帰る家がね、全部流されたんだよ。

俺、もう、家ないの。

明日も頑張ろう!って決意するような場所がね、ないわけ。
今日も疲れた―!ってドア開けてホッとするような所がね、
全員、一瞬にして、心の準備もなく、いきなり11日から消えたわけ。

おまえ、家ないのに頑張れる?

服も漫画も、化粧道具も、アルバムも、大事にしてたもんも、全部いっきに無い。

よし、頑張ろう!って思える?

すげぇ言われてるんだけど、CMとかで、頑張れ頑張れとか。
ちょっと気を許すと、「一緒に頑張ろう!1人じゃない!」とか言うわけ。
いや、おまえら家あるじゃん?そのCM撮ったら家帰ってるじゃんって。

仕事もあるじゃんって。
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特にこんなのを見るとやるせない。

 
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2011年04月14日

想定外?


今回の震災は想定されていた以上のものだったので、ある程度は仕方がないのかな?と思っていたのだが、こんな論文が発表された。

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「地震予知、即刻中止を」 東大教授、英誌に掲載

「日本政府は不毛な地震予知を即刻やめるべき」などとする、ロバート・ゲラー東京大教授(地震学)の論文が14日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

「(常に)日本全土が地震の危険にさらされており、特定の地域のリスクを評価できない」とし、国民や政府に「想定外」に備えるよう求めた。

「今こそ(政府は)地震を予知できないことを国民に率直に伝えるとき」とも提言しており、世界的な学術誌への掲載は地震多発国・日本の予知政策に影響を与える可能性もある。

論文では、予知の根拠とされる地震の前兆現象について「近代的な測定技術では見つかっていない」と指摘し、「国内で1979年以降10人以上の死者が出た地震は、予知では確率が低いとされていた地域で発生」と分析。
マグニチュード8クラスの東海・東南海・南海地震を想定した地震予知は、方法論に欠陥がある、としている。

教授は「地震研究は官僚主導ではなく、科学的根拠に基づいて研究者主導で進められるべきだ」として、政府の地震予知政策の根拠法令となっている大規模地震対策特別措置法の廃止を求めた。

また、福島第1原発事故についても「最大38メートルの津波が東北地方を襲ったとされる1896年の明治三陸地震は世界的によく知られている」とし、「当然、原発も対策されているべきで、『想定外』は論外だ」とした。

2011/04/14 02:02 【共同通信】
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「賢者は歴史から学ぶ」という観点で見れば、この意見が妥当。

地震予知の研究は研究で続けなければならないが、その予知に従って対策を講じるのではなく、「(想定外のことが)起こった時にどうするか?」を常に考えて、現実的な対策が必要だと思う。


少なくとも原発に関しては38メートルの津波を想定して建設すべきだったと言える。

自然の力をなめてはいけないということを肝に銘じるべきだろう。

 

  
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2011年03月28日

思うこと#1


何かを書く気になれなかった。
できるだけのことはしているが・・・・

歯科医師会の下京支部のある先生からファックスが来て、「私は東北に詳しいので、車で現地に入ります。つきましては、歯ブラシや薬などもってきてほしい。」とのこと。
すぐに持っていった。
F先生気をつけて行ってきてください。

毎日の報道をみていると気分が落ち込む。

落ち込むと言ったって、温かい部屋で食べるものにも困っているわけでもなく、放射線もあまり心配ない京都の日常。
そんな日常の中に居て被災地の方々の苦労を思うと、また落ち込む。

今年はなかなか春が来ない。
寒いだろう。
今日の朝刊を見ると、まだ1日2食の避難所もあるとのこと。
お腹がすくだろう。

寒くてひもじいと本当にみじめな気分になる。
もちろん募金もしたが、まだまだ届かないだろう。

「頑張って」としか言えない。

私なら言うかも。
「この状況で、何を頑張れと言うのか?」

今は、目をそらさずに見続けるしかない。
あとはできることを継続的にし続けるしか・・・・


 
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2011年03月15日

落ち着きましょう


今回の大地震については、しばらく書かないつもりだった。
何を言っても他人の痛みはわからない。
できるのは、買い占めたりしないこと、節電、募金ぐらいだし。

でも、原発のことは正直どうなるんだろうと思ってしまう。
昨夜も夜の8時ぐらいにニュースを見ている間、ずっとドキドキしていた。
映画を観ているようだった。

もうここまで来たら、「大丈夫」とか「なんとかなるだろう」というような甘い考えは持てない。
何らかの大きな被害は出るだろう。
でも、パニックにならないように。

自分の体のことを顧みず、原発で処理にあたってくれている人たちもいる。

なので、色々調べてみた。
これが一番わかりやすい。

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政府、IAEAに専門家派遣要請 天野事務局長明かす2011年3月15日9時29分

ウィーン=玉川透】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長は14日夕(日本時間15日未明)、ウィーンの本部で記者会見し、東日本大震災で起きた原発事故に関し、日本政府から技術支援のための専門家チーム派遣を要請されたと明らかにした。

2007年の新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発の事故の際も派遣しており、今回は放射線の影響調査や医療支援、所在不明の放射性物質の回収、緊急対応への助言などで日本側が求める要員を送る。
今後、時期や要員について日本側と詳細を詰める。

天野氏は、福島第一原発について、1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故のような大惨事に発展する可能性については、「極めて低い」との認識を示した。
理由として、今回の事故は「想像を絶する大地震と津波という自然災害が引き起こした」と指摘。
人為ミスが重なって核分裂が制御できなくなったチェルノブイリ事故とは根本的に異なり、原子炉の構造や設計も違う点などを挙げた。


日本政府の対応については、事故発生直後からIAEAと連携をとり、「極度に困難な状況で全力を尽くしている」と評価。
引き続き日本と国際社会との情報共有を図るIAEAの立場を強調した。

記者会見に先立って開かれた理事国への説明会では、日本人として「私の母国がかつてない悲劇に打ちのめされている」とも語り、犠牲者に深い哀悼の意を示した。
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これまで、誰も予想しなかった天災なのだ。
不手際もあるだろう。
でも、自分で予想もしなかったことが起こった場合、自分はそれに完全な対処ができるだろうか?
そう考えてみれば、出かかった言葉も呑み込める。

後は、冷静に見守ることだろうか。

ちなみに福島第一原子力発電所の原子炉は、

1号機  2号機  3号機 4号機 5号機 6号機
 GE   GE・東芝  東芝   日立  東芝  GE・東芝

このような製造者です。
だからアメリカ軍も頑張ってくれている訳です。
決して、技術立国日本の屋台骨が揺らぐ事故とは断定できない。


当家にも、「あるお医者さんからの情報です」と書かれたこんな内容のファックスが来ていました。
くれぐれもデマに惑わせられないように注意してください。
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「ヨウ素剤の代わりにうがい薬」根拠ない情報

大量の放射性ヨウ素を体内に取り込んだ場合の健康被害を防ぐ内服薬「安定ヨウ素剤」の代わりに、うがい薬などの市販品を飲むのは効果がないばかりか、健康を害するおそれもあるとして、放射線医学総合研究所(千葉市)は14日、注意を促す見解を出した。

同研究所によると、「安定ヨウ素剤の代わりに、ヨウ素を含むうがい薬やのどスプレー、ワカメなど海藻類の摂取が有効」などという情報がインターネット等で流れているが、こうした市販品の効果は不明だったり、不十分だったりし、根拠のない情報という。

特に、うがい薬などの市販品は口から飲むことを想定した内服薬でなく、飲むと、体に有害な作用を及ぼす物質も含むため、「安定ヨウ素剤の代わりに飲むのは絶対にやめて」と呼びかけた。

なお、安定ヨウ素剤は副作用もあるため、専門家が必要と判断した場合に限り、避難所などで、医師の指示に従い服用する。
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それと、さっきある患者さんが言っていましたが、電気屋さん街に行くと、乾電池が売り切れで一つもないとのこと。
まだ、関西ではそんな心配はありません。
本当に必要としている人が困ります。

盛んにメディアは海外の「日本人は素晴らしい」というニュースを取り上げています。
確かに日本人の冷静さは世界に誇れるものです。
この賞賛に恥じない行動をとりたいものです。



 



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2011年03月11日

人体の不思議展#4

人体の不思議展#3より続く

医学知識を得られるという利点は否定はしない。
しかし、人体の不思議展にはこんな標本もある。





私はこの画像を見たときに、これをイメージしてしまった。





遺体は、タヌキの剥製ではない!
興味本位に、晒し物や見世物にするものではない!


そして、これは大問題。

Gubener Plastinate

なんと!この標本を売っている!

なぜ、これが規制されないのか不思議でたまらない。
法律的にどうとかいうことではなく、人の道に反するはずだ。

 
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2011年03月10日

人体の不思議展#3

人体の不思議展#2より続く

そして、解剖実習が無事終了すると、慰霊祭がある。
微かな記憶では、老人ホームで亡くなった方の献体が多いと聞いた。

大きなお寺で、大学関係者ともちろん3回生は全員列席する。
そして、献体をされた方の縁者、友人の方々も全て招待されている。
やはり、胸にグッと来るのもがあり、いまだにそのシーンは鮮明に覚えている。

私たちは、このような人々の犠牲の上に成り立つ仕事をするんだ・・・・若いとはいえこんな風な考えが自然に浮かんできた。

さて、人体の不思議展に話を戻そう。
決して全てが「けしからん!」とは思わない。
一般の人々が、人体の構造をこのような状態で見られることはほぼない。
医学的な知識を得ることも大事なことだろう。

しかし、果して本当に必要なものなんだろうか?

私はある奉仕団体に所属している。
その代表は、1年で交代する。
ある年の代表は医師だった。

そしてメンバーは、1回は代表の講演を聞かなければならない。
その方は、医学・・・それも解剖のことをお話しされた。

皆さん、知ってるでしょうね。
口があって、次は何があります?
食べたものはどこへ行きます?
食道があって、胃があって、次は?
え〜っ。そんなことも知らんのですか?
十二指腸があって・・・・・

完全に上から目線。一般の方をバカにしたような物の言い方だった。
そら、知らんで当たり前。
一般の方に医学知識がないから、医者という職業が成り立つこというありがたいことをお忘れになっている。

じゃあ、あなた。車のエンジンの構造って知ってます?
ピストンリングってなんです?バルブってどんなもんです?
え〜っ。そんなことも知らんのですか?
毎日毎日車に乗ってんのに〜!

っていうところでしょ。

まあ、それはさておき。
多少の医学的知識を得ることがでることは有益だと思う。
どこに、どんな臓器があって、どのぐらいの大きさなどなど。
しかしだ・・・・・・

人体の不思議展#4に続く

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2011年03月09日

人体の不思議展#2


人体の不思議展#1より続く

まあ、献体に敬意を払ってはいたけれども、そこは二十歳そこそこの悪ガキどもなので、正直なところ色々あった。

当然最初は、気持ち悪い(スミマセン)のでゴム手袋をして解剖をする。
脂肪ですぐにヌルヌルになる。
しかし、神経の剖出になるとかなり繊細な作業となる。
なので、掃除用のゴム手袋などでは無理。
そこで、薄いゴム手袋を自分で買う。

今は安くて薄いゴム手袋はいくらでも売っているが、その当時はそんな安いものはなく、本当に外科手術に使う滅菌済みの手袋しか売店には売っていなかった。
高価だった。

肋骨を切断し胸部の解剖をしていると、その骨の鋭い先ですぐに手袋が破れる。
また、切れた神経を瞬間接着剤でつなげることも多く、接着剤が手袋につくともう使えない。

貧乏な学生にはとても痛い出費。

1〜2ヶ月もすると慣れてくる。
後は、ほとんど素手だった。
口頭試問の前夜などはほぼ徹夜で、献体と睨めっこ。
腹が減る。気がつくとねちゃつく手で、おにぎりを献体の横でほうばっていたりした。

もうこうなると「愛着」といってもいい。

私のスケッチは今でもはっきり覚えている。
何百枚あっても、その中から自分のスケッチを捜しだせる。

そして、最後は全身骨だけになった献体とお別れすることになる。

人体の不思議展#3に続く

 




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2011年03月08日

人体の不思議展#1




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<人体の不思議展>違法性問われかねない事態に…その背景は毎日新聞 3月8日(火)8時32分配信

「本物の死体」による標本を目玉にした「人体の不思議展」が現在の形での初開催から10年目の今になって、違法性を問われかねない事態となっている。
京都府警は死体解剖保存法(死体保存許可)違反容疑での告発を受理。しかし、背景にはこの法律を所管する厚生労働省や自治体の主体性の欠如が透けて見え、捜査関係者たちはあきれ気味だ。【林哲平、太田裕之】

京都展は昨年12月4日〜今年1月23日、京都市勧業館みやこめっせであった。
府保険医協会など告発者側は開幕前、厚労省や市に対し、死体の保存には自治体の許可が必要と定めた同法違反の可能性を指摘。ここで、展示のために人体標本を会場に置くことが「保存」に当たるかどうか判断する必要性が生じた。

京都市は厚労省に照会したが、当初回答はなかった。市は「法律を解釈するのは国。自治体は従うだけ」とし、会場の使用は拒めないと判断。主催者側に死体保存の許可申請を求めなかった。

一方、開幕後に「標本は死体」との見解を示した厚労省医事課は取材に対し、「何が保存に当たるかは社会通念上の判断が必要で、それは許可をする自治体がする」と説明。自治体で判断できないとする京都市の立場を伝えると「では司法判断ですかね」と述べた。

人体展は過去にも標本の出所が不透明などとして、遅くとも06年ごろから週刊誌などが違法性を指摘。医療関係者らから批判声明なども出るようになった。それでも厚労省は「調査が必要と認識したことはない」としてきた。

死体解剖保存法は1949年施行。「保存」は大学病院などで研究・教育目的で行われることを前提としている。人体展のようなケースは想定外で、立件しても罰則は2万円以下の罰金に過ぎない。

今回のような場合、捜査機関は通常なら行政の指導に従わなければ検挙するというスタンスを取る。それだけに、京都府警の関係者らは厚労省や京都市の態度に「あまりに怠慢」「開いた口が塞がらない」と不快感をあらわにしている。

では、主催者側が許可を申請していたら、認められたのか−−。京都市は未整備だが、横浜市などいくつかの自治体は同法施行細則と申請書の様式を定めている。
それによると、申請には、死者の本籍地▽元住所▽氏名▽生年月日などの記載と、遺族承諾の証明書面が必要だ。提供元が中国とされ、素性が不透明な人体展の標本について申請が受け付けられるかどうかは微妙とみられる。

人体展を実質的に主催・運営しているとみられる東京都港区のイベント企画会社社長は取材に応じていない。

 ◇人体の不思議展◇

02年の大阪展を皮切りに京都展まで36回開催。650万人以上が訪れた。主催者は人体標本について「プラストミック」という手法で樹脂加工した死体を中国から輸入したと説明。
当初は医学的見地から日本医師会や日本赤十字社が後援していたが、「献体者遺族の同意が明確でない」(日本赤十字社)などの理由で次々に下りた。最近では医療関係者らからの反発も多く、石川県警も京都と同様の告発を受理している。
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意外かもしれないが、歯学部でも3回生で全身の解剖実習をする。
1グループ4人で、ほぼ1年かけて1体の献体の解剖をさせていただく。
初日、献体の置かれた解剖台の周囲に集合し、まず黙祷をする。
そして、かけられてあったシートをはずす。
いざ献体を目にした気の弱い女学生は、泣きながら実習室の外に走り出したりする。

献体は防腐剤で長い間処理されてあるので、1年たっても腐敗はしない。
私は顔面神経の剖出(ぼうしゅつ)と、そのスケッチとレポートが割り当てられた。



まず皮膚をはぎ、脂肪を取り除き、マムシ型ピンセットという特殊な器具で神経をたどっていく。
切れたら瞬間接着剤でつなぐ。
たしかそれに1ヶ月ほどかかったと思う。

インストラクターも忙しいので、そのスケッチ全てを実物と確認するわけではない。
私は、細かい作業は全く苦にならないので、きちんとやった。
すると私のスケッチは教授直々にチェックをしていただけた。
もちろん優。「良くできています。」

それを見ていた同じグループのMの血の気が引いた。
Mは確か大腿部の血管か神経の走行を割り当てられていた。
が、面倒だったMは、実習室にたくさんある過去の先輩のスケッチをまる写しして提出していたのだ。

もちろんそれを付き合わせられていたら、すぐにバレル。
そんなことがばれたら、どうなるか。
気が気ではなかっただろう。
幸いチェックされることはなく、無事に済んだのだが・・・・

人体の不思議展#2に続く

 
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2011年02月22日

大河ドラマの品格がた落ち

私の年代は、大河ドラマは限りなく品格が高いものと思っている。
小学生のころは、日曜日の8時は家族全員がテレビの前に集まって見る。

まだ微かに「竜馬がゆく」を覚えているし、「樅の木は残った」「国盗物語」「新・平家物語」「勝海舟」「花神」・・・・。
これで、歴史観が形成されていくし、原作を読もうという気にもなる。

昨年の「龍馬」は、なかなか良かった。
岩崎弥太郎と坂本龍馬が、時代的に重なるということはあまり知られていない。

で、今年も期待したわけですよ・・・・
ええ、しましたよ。NHKも変わったかと思ってね。

1ヶ月見ましたが、もう見たくない。
脚本が無茶苦茶じゃないですか。
それに、何かすごい違和感を感じていた。
この違和感は何だろうと思っていたのだが、2月20日のを見てハッと気付いた。

「これは少女コミックや!」

いわゆる、「人気コミックをドラマ化!」というやつだと思った。

で、このニュース。

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上野樹里、NHK大河の演技に批判続々…視聴率も苦戦

国民的人気を呼んだ「篤姫」と同じ脚本家、田渕久美子氏を起用して、再びヒロインにスポットを当てたNHK大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国」(日曜午後8時)。“浅井三姉妹”の三女・江を演じる女優、上野樹里(24)の天真爛漫すぎる演技に賛否両論、渦巻いている。

スタートから平均視聴率20%以上をキープしてきたが、「本能寺の変」(6日、22・0%)の翌週、「光秀の天下」(13日、19・6%)でついに“支持率”20%を割ってしまった。

この間、インターネット上では、上野の代表作で映画にもなった「のだめカンタービレ」を引き合に、「何をやっても“のだめ”に見える」「トヨエツ(豊川悦司)演じる信長に対して、現代っ子みたいな口調はおかしい」と厳しい声が相次いでいた。

時代劇に詳しいコラムニストのペリー荻野さんは、「上野樹里は、大河で“脱・のだめ”をしようとしているが、子供時代を演じていることもあって、のだめのイメージと比較的近いところにいる」と指摘。その上で、今年の大河は“ファンタジー”として見るべし、と次のようにアドバイスする。

「いまの江は、例えるなら、ピーターパンに出てくるティンカーベル。いろいろな場面に姿を現す妖精なんですよ。江が信長や光秀と話し合ったり、家康と伊賀越えをするなど史実と違うところが結構あると批判を浴びてますが、ストーリーに主役を何としてでも、のっけないといけない。特に史実では(行動が)明らかではない女性を主人公にするときはそう。江がずっと部屋にいてはドラマにならない。でもティンカーベルならそれが許される。“ファンタジー大河”と思ってみれば、楽しめますよ」
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なるほどなぁ。「のだめ」に出てたのか。
私は見ていないので知らなかった。
それでコミック臭プンプン。

私がよく行くバーの歴史に詳しいマスターもこう書かれています。

もう辛抱ならん!

「ファンタジー大河」なんてありえない。
私にとって、「大河」は「歴史」そのものなんです。

さあ、来年に期待しましょ。

 
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2011年02月18日

全世界を得たとしても・・・・・・

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サウジに亡命中のチュニジア前大統領、重体に
読売新聞 2月18日(金)2時9分配信

【カイロ=田尾茂樹】AFP通信によると、民衆蜂起によってサウジアラビアに亡命したチュニジアのベンアリ前大統領(74)が脳卒中で倒れ、意識不明の重体に陥った。

前大統領家族の友人が17日、明らかにした。2日前から昏睡(こんすい)状態に陥り、ジッダの病院で治療を受けており、「容体は深刻」という。

ベンアリ氏は1987年の無血クーデターで大統領に就任。社会保障や教育の充実などに取り組んで国民の支持を得る一方、反体制派を徹底弾圧して独裁体制を築いてきた。

しかし、高失業率などへの不満を訴える若者の呼び掛けで昨年12月に始まった反体制デモが激化、1月14日に家族とともに亡命に追い込まれていた。
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そうなるか・・・・ そしてこれも。
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ムバラク氏が体調悪化、意識不明に…エジプト紙
2011年2月15日(火)00:44

独立系のエジプト紙アルマスリ・アルヨウムは14日、消息筋の話として、ムバラク前大統領(82)が11日の辞任後、健康状態が極度に悪化し、「意識不明」の状態になっていると伝えた。
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私も以前ストレスが大きいときがあり、その時に体調が激変した。
とんでもない病気かもしれないと思った。

お互い患者の内科の先生の所に行って、症状を告げると、

「う〜ん。丸岡先生、私、その原因は絶対にわからない自信があります。」

と言われてしまった。
ネットで調べたところ、原因が分かった。
ある精神科の先生が、義母が私と同じ症状を訴えたと書かれていた。
ストレスからくるものだった。

なので、ベンアリさん、ムバラクさんのこのニュースはよくわかる。
何兆円もの財産があっても、それは所詮空しい。


人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう。

                           (マルコによる福音書 8章36節)

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2011年02月15日

それ、みたことか

やっと気づいたかの続き

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レアアース支配に待った=09年の中国企業の買収計画を阻止―豪当局

【シドニー時事】中国企業が2009年にハイテク製品に不可欠なレアアース(希土類)開発を進めるオーストラリアの資源会社ライナスの51.6%の株式を取得しようとした際に、豪当局が中国以外の買い手への供給をめぐる懸念を理由に計画を阻止していたことがわかった。米ブルームバーグ通信が15日伝えた。

同通信が情報公開制度を利用して入手した豪外国投資審査委員会(FIRB)の議事録によると、「ライナスの生産がコントロールされ中国以外の需要家の不利益になる可能性が排除できない」と指摘。
「全貿易相手に対し信頼できる供給者としての豪州の立場を維持する政府の政策と矛盾し、国益に反する恐れがある」と結論付けた。
同委は、中国非鉄大手の中国有色鉱業集団(CNMC)によるライナスの株式取得計画に対して、50%未満とするよう命じたという。計画は最終的に破談となった。
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これが信用ってやつだろう。

かの国がなにか取引を持ちかけてきたら、「何が目的か?」を考えないといけない・・・・・と思われだしたのかな?
 
全貿易相手に対し信頼できる供給者というのがミソ。

常識があるとか理屈が通じるとかの以前に、人として信頼できるのかどうか?ということだろう。
私は今の状況では、○○と××以外の□□には絶対に旅行したくない。タダであっても。

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<レコチャ広場>香港に来る前に必ず読んで!「本土からの観光客への公開書簡」―香港

香港のブロガー・程鶴麟氏は「本土からの観光客への公開書簡」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

本土からの観光客への公開書簡(香港観光業議会に代わって程鶴麟が記す)

尊敬する本土観光客へ

香港は観光客の天国であり、買い物客の天国です。皆さんが香港を観光し、買い物を楽しまれるのを歓迎します。皆さんの住む本土とは異なり、香港は法治社会です。私たちは皆さんがただ見物するだけで買い物をしないこと、観光ガイドと口論や喧嘩をすることは歓迎できません。

ですから、皆さんが来港される前に、下に記す誓約文に署名してください。

1、団体旅行か個人旅行かにかかわらず、必ず買い物をしてください。これは旅行客の最低限のマナーで、世界中でこのことが守られていることを知ってください。

2、法律を遵守してください。香港は本土と違うのです。香港市民はみな法を守ります。法を執行する規律部隊も法を守ります。管理に従ってください。言いがかりをつけるのは、やめてください。悪質な客ではなく、良い客になってください。

3、皆さんのためにサービスを提供する観光ガイドは精一杯働いており、所得も高くないことを知ってください。皆さんのショッピングから得られるわずかなキックバックで家族を養っているのです。

4、本公開書簡の内容についての一切の解釈権は、本議会にあります。(翻訳・編集/津野尾)
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医師として感じることもありますが、それは書けない。
けど、5年前にこんなこともあったなぁ。


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日本の介護、中国に進出 2011/2/15 

日本の介護事業者が中国市場に相次ぎ参入する。現地で有料老人ホームや通所介護(デイサービス)施設を開設するほか、介護人材の育成支援を始める。中国では今後少子高齢化が急速に進むため、介護需要の急拡大が見込まれる。日本勢は中国の富裕層らにターゲットを絞り、「日本式介護」の本格的な輸出に乗り出す。

国連統計によると、中国の高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は2025年に約13%、50年には約23%に達する見通し。10年時点で既に約1億1100万人の高齢者がいると推計される。1979年に始めた「一人っ子政策」の影響で支え手不足が予想されており、介護施設・サービスの必要性が高まっている。
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これはすごい。これをやろうとする人の勇気・・・・・感心いたしました。





まあ大袈裟に言えば、「悪はほろびる」。
神様が罰するということではなく、それ自体の重みで自壊していくということでしょうね。

    
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2011年02月14日

やっと気づいたか

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ゴミの中から黄金を拾う日本 レアアースのリサイクルで=中国

中国メディア人民網は10日、香港の文匯報の記事を引用したうえで、「ゴミの中から黄金を拾う日本」と題し、日本は廃棄された電化製品などから金、プラチナなどの金属や、パラジウム、インジウムなどのレアアースを抽出・リサイクルしていると紹介した。記事は、レアアースのリサイクルを『都市鉱山』となぞらえ、その重要性を説いた。

記事は、「数カ月前、わが国のメディアは、日本がわが国のレアアース輸出規制を差別だと非難する一方で、精密機器の廃ガラス片をわが国から大量に輸入し、廃ガラス片からレアアースを抽出していた」と紹介した。

これに関し、記事は「リサイクル技術のある日本にとって、中国の廃ガラス片が貴重な資源であるのも不思議ではない」と報じ、「日本は1960年代からレアアース資源の利用効率を上げるために研究を続けてきた。1967年、日本のある会社は溶媒抽出分離法を産業界で応用し、レアアース内の数十種類の元素を分離することに成功した」と紹介。さらに、日本のレアアース抽出技術は50年以上にわたる蓄積なのだと報じた。
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「地盤沈下」とよく言われる。「ガラパゴス」と言われたり。
でも日本は絶対に捨てたものではない。
金 金 カネと突っ走った中国が失った一番大事なもの・・・・・それは信用。

信用を無くせば、商売は成り立たない。
京都の老舗などは、それを一番重要視してきた。だから何百年も続いている。

トヨタの電子制御システムには欠陥がなかったという調査結果が発表された。
そんなことは皆わかっていたことだろう。
あの当時危機に陥っていたビッグスリーに、何とか一息つかせるためのバッシング。
それでも、トヨタはどこも「非難」しなかった。
それを日本人は「主張」しないダメな民族と言うのだろうか?

いやそうではない。
ハゲタカ資本主義の人たちも、このことには何かを感じただろう。

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中国のレアアースは15年で底をつく、日米から購入する時代も?

中国メディア経済参考報は10日、「わが国のレアアース(希土類)は残り15年で底をつく」と報じた。

省エネ・環境保護・新エネルギー・新エネルギー自動車などの分野で注目を浴びるレアアースは、中国にとって重要な戦略性新産業の1つと位置づけられている。トウ小平は1992年、「中東に石油あり、中国にレアアースあり」と語り、その重要性を指摘していた。

日本はレアアース資源を持たないが、その備蓄量は最多だ。日本は約20年前から戦略的意図をもってレアアースの備蓄を開始し、現在の備蓄量は50年分とも言われる。

日本は現在、中国以外のレアアース供給先の開拓を始めており、ベトナムとレアアース資源開発契約に調印したほか、ウズベキスタンと資源開発などで協力を強化することで合意した。

2010年、中国のレアアース輸出量は3万9813トンで、本来の計画を9555トン上回った。同時にレアアースの密輸も横行し、違法採掘や盗掘などによって資源環境は悪化し続けている。レアアースの密輸総量はすでに1万トンを超える。

記事は、「わが国のレアアース資源は長期にわたる薄利多売で急激に減少している。南部5省のレアアース資源貯蔵量は150万トンだったが、すでに90万トンを採掘し、60万トンを残すのみだ。現在の開発速度で計算すれば15年で底をつく。その時、わが国は日本や米国から元値の100倍以上の価格でレアアース購入を余儀なくされるだろう」と警告した。
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フフフ
「辛抱」も大事かと。

「誠実」は必ず報われると信じたい。

 
それ、みたことかに続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

意識改革


こんな話を聞いた。

あるパートタイマーの人。
その方は1日短時間のパートの仕事をしている。
ある年その人が、「私も年末調整をしたい。」と社長さんに言った。

所得税には基礎控除と給与所得控除がある。
その合計は103万円。
つまり、年間で103万円までの収入であれば所得税は払わなくてよい。
そのパートさんは控除額よりかなり低い収入である。

社長さんは、

「私のところ以外で働いていて、合計が103万円以上の収入があるのならいいけど、今のところ103万円以下の収入だから、年末調整の対象にはならないよ。」

と言った。

すると翌年、そのパートさんが社長さんのところへ来て、

「去年社長さんは、年末調整はできないと言ったけれど、私、生命保険2つも入ってるんで、年末調整したい。」

とまた言ってきた。

通常は、年間103万円以上の収入があるであろうと予想される給与所得者の毎月の給与から、源泉徴収税として事業所が天引きし、それを一時預かり、まとめて所得税として払う。
天引きされた所得税の中から、他の控除分などを調整し、労働者に税金が返ってくるのが年末調整というもの。

なので、社長さんはこのことを詳しく説明し、

「あなたの給与明細に源泉徴収ないでしょ。」
「ないない。」
「つまり、あなたは所得税を払ってないの。
 払ってもないものを返せというのはおかしくない?」
「・・・・・・・」
「なんでもかんでもみんな一緒というわけではないよ。」

はぁ〜ぁだが、これって今の日本を象徴するような話のような気もする。

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年金や医療に介護、子ども手当まで…消費税頼みの財源捻出もう限界?より抜粋

政府内で、子ども手当の財源に消費税を充てる案が浮上している。ただ、2009年夏の衆院選で民主党が掲げたマニフェスト(政権公約)では行政の無駄を削減して財源を捻出(ねんしゅつ)する計画だっただけに、社会保障と税の一体改革議論に便乗したような「消費税頼み」には批判は避けられない。さまざまな施策の財源に消費税を当て込むと、歯止めのきかない税率の引き上げが国民生活や経済活動を圧迫することになる。


厚生労働省の試算では、子ども手当を満額支給(月額2万6000円)した場合、地方負担分を含めて5.4兆円の財源が必要だ。1%当たり2.4兆円で換算すると、仮に全額を消費税で賄うなら2%強の増税となる。

現行制度では消費税5%のうち国税分は6割弱で、これを「高齢者3経費」(基礎年金、医療、介護)に充てている。ただ、実際にかかる経費(11年度予算案ベースで17.2兆円)のうち消費税で賄えているのは7.2兆円。不足している10兆円は国債など借金で穴埋めしているのが実情で、高齢者の社会保障費は深刻な財源不足に陥っている。
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日本は先進国の中では一番消費税率が低い。
国民皆保険である。
突出した高齢化社会である。
少子化傾向である。

医療費が年々上がっていくのは、医者が儲けているからではない。
医療技術が向上し、臓器移植に代表される高度な医療が増えた。つまり高額医療も増えた。
それとともに、生活環境も改善し・・・今までなら死んでた人が生きている・・・つまり年寄り。
当然年寄りは病気になりやすい。
さらに医療費がかかる。
昔はボケる前に死んでいたが、死ぬ人が減るわけだから、平均寿命が伸びると当然認知症の老人も増える。介護に費用がかかる。

また、死ぬことを一種「異常」ととらえるような風潮。

後期高齢者医療保険の導入期。テレビのインタビュー。

山田トメさん(仮名)85歳 「年寄りは死ねっちゅうだか!」


つまり、今までの仕組みでは国は成り立たない。
財政悪化にあえぐイギリスは、消費税を20%に上げて、なおかつ医療を含めた社会保障サービス全てを縮小しようとしている。
非情と言われようが何だろうが、そうしないと国全体が成り立たないのだから仕方がない。

家計に置き換えてみよう。
今まで30万円の収入があった家庭が20万円の収入になったとすれば、まず緊縮財政にせざるを得ない。
月30万円の生活レベルを、借金でずっと続ける家庭はないだろう。

親としては教育費は一番削りたくない部分だ。
しかし、もうこんな話を日本人は忘れたかもしれないが、子だくさんの家庭、弟や妹を大学に行かせるために長兄が高卒で就職する。
そして、家計を助け、給料を学資に当てる。
ついこの間まで、よく聞いた話だ。
それが当たり前とは言わないが、それもあり得る話だろう。

就職氷河期というが、こんな話もある。

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大学生ホワイトカラー内定率悪化はFラン大学生数増えたから

しかし、現実には上位校の卒業生の内定率は90%以上で昔と変わっていない。一方で、EランクやFランク(偏差値35以下)に属する大学卒の内定率は4割以下の学校も多く、全体を押し下げている。2007年のような好景気でも、卒業生に占める就職者の割合は70%ほどで頭打ちしたのである。

酷な言い方かもしれないが、ほとんど無試験で入れる大学を出て、大企業でホワイトカラーの職に就くのは難しいということ。逆に中堅以上の大学であれば、昔に比べてもそれほど変わっていない。
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Fランク(BFとも言う ボーダーフリー)の大学にも国から助成金は出ている。それは税金。

全ては均一で、全ての希望がかなえられる社会が当然、そうでないのなら政治が悪い・・・・なにかこれが当たり前の国民の意識になっている。
国を支えるのは税金。
人の倍税金を払っている人は、倍以上の収入を得ている。
人の倍以上稼ぐ人は、10倍努力するか、良くも悪くも頭がいいか、才能があるかだろう。

それなのに、払うことはイヤ、とにかくもらえるものはもらう・・・・・・そんな意識の中で、安定した国家の運営は無理だ。

   うばい合うと
   足らないけれど
   わけ合うと
   あまっちゃうんだなあ

          相田 みつを


いたずらに政治家や官僚を批判することなく、かつ、政治家の甘言に乗ることなく、日本人としての矜持を持ちたいものだ。

この前の選挙・・・・・民主党に投票した人は手を挙げなさい。(笑)
こうなることはわかっていたんじゃないかなぁ。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月08日

論調

このニュース

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東京モーターショー、出展半数に 主要欧米勢そろって不参加

日本自動車工業会(自工会)は24日、千葉市の幕張メッセで今秋開催する第41回東京モーターショーの出展企業数が自動車メーカー、部品会社などを含めて122社となり、前回(2007年)の241社の約半分となると発表した。

米ゼネラル・モーターズ(GM)など米ビッグスリーや国内トラック大手4社が出展しないほか、当初予定していたフォルクスワーゲン(VW)とBMW、メルセデス・ベンツも参加を撤回。欧米の主要メーカーがいずれも不参加となる。

参加する自動車メーカーは、トヨタ自動車など国内乗用車メーカー8社と、フェラーリ、ポルシェなど輸入車の一部。会場の展示面積は2万2594平方メートルとなり、前回(4万4587平方メートル)の約半分にとどまる。

開催期間は、10月23日−11月4日と、前回や当初予定より4日間短い13日間。自工会の青木哲会長(ホンダ会長)は「企業を取り巻く経営環境が大変厳しく、負担を軽減する」と説明した。

自工会は新たに中学生も入場無料にするなどで巻き返しを狙うが、世界の「5大自動車ショー」の一つとされる東京モーターショーの地盤沈下が鮮明になった。
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そらそうやろなぁ。

周りに、GM、フォード、クライスラーの車に乗ってる人います?
出展にどれぐらい費用がかかるのかわからないが、私がCEOだとしても「やめとこ」って言うでしょう。

私は車には詳しくないのだが、今更ベンツでもないような雰囲気がする。
ベンツもBMWも高級車路線を多少修正し始めているような感じがするし、日本車とそう性能が変わらないんだったら高いドイツ車を買う必要はないしなぁ。

それを「地盤沈下」と表現することがどうか?と思う。

そういや最近カイエンを見ることが多い。

まあ、日本人が車に乗らなくなったということもあるだろう。
私が去年自家用車を運転したのは、そうやなぁ、4、5回か。
今年はまだ一回も。

もう売ろうか?という話も出たり。

そういう時代なんやからそのような社会の仕組みを作らないと。
税金が上がったとしても、公共交通機関を整備して都市部以外でも自家用車がなくても生活に困らない社会・・・・・そんな方向転換も必要かと。
ジェットコースター方式の交通機関も考えられていたり。

ジェットコースターが街中を走る?! 省エネ交通機関「エコライド」

こんなの、反対に山間部でええのんと違うやろか?
でも、爺ちゃん、婆ちゃんが多いしな〜。

 

posted by maruoka-yoshimitsu at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

知らずに死んだほうがいいこともある


昨日の八百長と興行と時代より続く

まあ、メール ノコッタ ノコッタのオチを書きたかっただけだったのだが。(笑)

さっき、こんなのを見つけた。

切込隊長BLOGより抜粋

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角界の八百長問題はスポーツ興行全体の問題として認識するべき

昭和の時代は暗黙のネタで済んでいたものが、平成の世になって社会に余裕がなくなると、袖の下に何か鎧でも見えると大騒ぎする風潮というのはどうしても出てくるものなのだろうと。
いや、八百長は良い、許せ、と言っているわけではないですよ。
でも真剣勝負であるはずの大相撲が、とか、裏切られた、とか言っている人たちは、相撲に限らず興行の歴史を知らないのではないかと思うわけです。

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繰り返すけど、八百長はいいと言いたい訳ではありません。
ただ、常識的に考えて選手寿命があり、20代にピークを迎えて30代には引退を余儀なくされるスポーツで、全員に成功が保証されているわけではなく、ユニフォームを脱いだりまわしを取って髷を切ったらただの人以下になってしまう世界が、世間一般で常識とされるようなルールで回っているわけがないじゃないですか。

だいたい、相撲に限っているならばデブが年中デブ相手に全力で戦い続けていたら、常識で考えてどんなに頑健であったとしても身体がボロボロになってしまいます。
途中で勝ち越したら星を譲る、というようなことが暗黙の諒解として日常的に行われていたとしても、私は「まあ、お互いに生活がかかっているんだから仕方がない部分もあるのではないか」と思ってしまいます。

そんな角界で、昨今「八百長問題も出たので、公益法人として廃止に」というような議論があるようですが、個人的には反対です。
星の貸し借りなんて、今回のメールで出ようが出まいが、いままでずっとみんな知ってたことじゃないですか。暴力団が相撲賭博で稼いでいたことのほうがよほど問題であって、八百長はむしろ煙幕で使われているんじゃないかとすら思います。
いまさら「相撲って八百だったのか! いままで信じてた!」という奴のほうがフラワーだろうと。

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まさしく私と同じご意見です。

やはりマスコミとオバ○○○○の影響が大きいのかと。
芸能界やプロスポーツ界、芸術に関係する世界は、表向き、夢あふれる世界であって欲しい。
いくら裏でドロドロしていても・・・・・

いつからだろうか?その裏側を暴くことが正義になってしまったのは。
ある種の才能に秀でた人は、特別な人だろう。
良い意味でも悪い意味でも。
それをなぜ一般人と同じに扱うのだろうか?

相撲は勝負とか形式だけが伝統ではない。
相撲茶屋や暗黙のしきたり、本来の阿吽の呼吸、あのいわゆる奇形といってよいほどの体格の力士を養う部屋という制度を含めてが相撲と呼ばれる伝統文化だろう。
(ちなみに、行司、呼出、床山も部屋に属する。)
触れ太鼓などの太鼓での合図、相撲甚句もいいものだ。
これら全てが「大相撲」だと思う。

それをあまりにきれいにしてしまうと、スポーツとなってしまう。
スポーツになった柔道がどうなってしまったか。

歌舞伎もそう。
演技だけが伝統芸能ではない。
あの血統・・・・・あれを守ることで、伝統芸能として存続していると思う。
だって、浮世絵見たら、団十郎なんか同じ顔ですよ。

誰それが不倫をした、離婚をした、喧嘩をした。
そんなことは本来業績には全く関係がない話だと思う。
ちょっと知って、クスッと笑って、「やるなぁ」で終わらせようよ。

皆、そんなに正義漢ぶらないで。あなた自身、そんなに身はきれいですか?
坊主の頭と嘘はゆったことがない?

素晴らしい演技、技術、センスで楽しませてくれたらそれでよい。
私はそこに人間性(道徳的な)はあまり必要がないと思う。

何を言うかって?

じゃあ、太宰治はどうなるのか?
人間的には無茶苦茶だったのに、現在その作品はどう評価されているのか?

『太宰は堕落した人間だったから、「走れメロス」は読んではいけない』と言う人を私は知らない。



 


   
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月03日

八百長と興行と時代

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力士「八百長」認める、メールに13人の名

大相撲の野球賭博事件で警視庁が押収した力士らの携帯電話から八百長相撲を疑わせるメールが見つかった問題で、日本相撲協会が2日午後、メールをやり取りしていたとされる力士らから事情聴取したところ、十両力士の千代白鵬(27)(九重部屋)が、「八百長をやりました」と関与を認めていたことが、複数の相撲協会関係者への取材で分かった。

文部科学省によると、メールに名前などが出ている力士は13人に上り、協会はうち12人から事情を聞いた。不祥事の相次ぐ同協会だが、競技そのものでの疑惑発覚で、「国技」の信頼を揺るがす事態に発展した。
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今朝の朝刊のトップだった。

けしからん?

私の感想は「何を今さら」。

確かに相撲は国技という地位があるし、古来神事として始まった。
横綱の締める注連縄や清めの塩などにその伝統がうかがえる。
また「四股(シコ)を踏む」のシコとは、本来「醜」(みにくいもの)であり、邪悪なものを力士の力強い所作で地下に封じこめる儀式だった。

また土俵、徳俵などに見られる米作りと豊作祈願の祭りの形態も残っている。

そして、土俵入りの太刀持ちや弓取り式は武道の一つとしての相撲をもあらわす。

しかし、江戸時代になって相撲が興行(職業としての力士)として開催されるようになった。
一時は、座頭相撲や女相撲などもあり、人形浄瑠璃や歌舞伎と一緒に催された。
つまり、娯楽が少なかった近世における人気レジャーになってしまった。

いわゆる「興行」である。

歌舞伎の前身である「かぶき踊り」を始めた出雲阿国は女性。
しかし、歌舞伎がなぜ男だけで演じられるようになったのか?
それは風紀の乱れ。
まぁ、娯楽が少ないし、アレも大きな娯楽だったわけでしょう。
男だけの世界になってもいろんな問題が起きた。

興行ははやり如何わしい側面を持つ。
なぜならば、客を楽しませないと成り立たない。

藤山寛美さんが、こう言って団員を怒っていた。

「ええか!芝居を観に来るのは普通の人や。
 普通の人が普通の芝居観て、何がおもろい?」

20年ほど前に、京都で巡業があった。
若貴の人気絶頂のころ。
見に行った。

まあそれはひどい。
真剣な取り組みなど全くなかった。
いわゆる「しょっきり」の世界。

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初切(しょっきり)

幕下以下の力士二人と行司が土俵にあがり、対戦形式で禁じ手を紹介する。例えば相手を蹴り倒したり、力水を吹き掛けたり、現代のものでは他の格闘技の技を見せたりもする。笑いを取る為にプロレスを真似て、ピンフォールの3カウントを行司が取ってしまったり、ドサクサに行司をノックアウトしてみたり、あるいはザ・ドリフターズのコントよろしく一斗缶などの小道具が出てくる事もある。巡業という興行全体から見れば一種の余興であるが、演じる本人たちはかなり真剣に筋書きを練っており、力士・行司共に身体を張った芸を見せる事が多い.
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力士の勝負は本場所で決まる。
巡業などで真剣に相撲を取って怪我などすれば、本場所に差し支える。
そら、手を抜くだろう。巡業で上位に勝ったとしても番付は上がらない。

まあ、それができる人が多いということは、本場所でも芝居が打てる人がいるということだろうね。

もちろんそうではない力士もいるのだろうが、これは最近やり始められたことではなく、私は結構日常茶飯事だと思っています。
ではなぜ発覚?

単にメール。

以前は直接とか電話での交渉だったのが、時代の流れで交渉をメールでやった。
会話だけなら、お互いにまずいので、いくら疑われても、問い詰められてもしらを切ればよい。

しかしメール・・・・・証拠が残った。

ハッケヨーイ  メール ノコッタ! ノコッタ!

バカです。

賄賂を渡して、領収証を要求したカノ団体もありましたなぁ。

ほどほどにして、楽しませてくださいね。

 



posted by maruoka-yoshimitsu at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

罪と罰


このニュース
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市橋被告の手記、26日発売 遺族は嫌悪感

千葉県市川市で2007年、英会話講師の英国人リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)が遺体で見つかった事件で、殺人罪などで起訴された市橋達也被告(32)が、逃亡生活の様子や心境などをまとめた手記「逮捕されるまで―空白の2年7カ月の記録」を、26日に幻冬舎から出版することが24日、分かった。
編集担当者は「(市橋被告の)観察眼、感性の豊かさを感じた」と話している。

市橋被告は手記で、07年3月に千葉県警捜査員の職務質問を振り切って逃げてから、09年11月に逮捕されるまでの足取りを記述。電車やフェリーで青森県から沖縄県まで計23都府県を転々としたこと、沖縄県久米島近くのオーハ島に4回渡って、自給自足の生活をし、大阪市のフェリー乗り場で逮捕された時も、同島に戻る途中だったこと。
08年春頃に、千葉県浦安市のディズニーリゾートを訪れたことも明かした。執筆理由を「自分が犯した罪の懺悔(ざんげ)の一つ」としているが、殺害当時の様子や動機は触れていない。

リンゼイさんに謝罪し、四国で遍路道を歩く一方で「逮捕されればさらしものになる」「指名手配されると、自首しても減刑にならない」と心境を説明。
病院で整形手術を受ける前に、針と糸で鼻を縫ったり、カッターナイフで顔のほくろを切除するなど、自ら整形を試みたことも明かした。

担当した女性編集者によると、市橋被告に手記の話を持ちかけたところ、本人にも執筆の意向があった。接見はできないため、間接的な原稿のやりとりだったという。
担当者は「観察眼があり、感性が豊かな人物だと感じた」。印税はリンゼイさんの遺族に渡すか、公益のために使いたいとし、市橋被告の弁護団は「自分にできることはないかと考えた行動」と説明している。

これに対し、英国のリンゼイさんの遺族は「裁判の前に、こうした本を書くことが許されるのか。強い嫌悪感を抱いており、傷つけられた」と話している。

千葉地裁では市橋被告の公判前整理手続きが進んでおり、年内に裁判員裁判が開かれる見通しだ。
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こう言った凶悪犯罪についてのコメントを求められるいわゆる有識者は、「この事件における社会的背景を・・・・・」「深く本人の意識を分析し・・・・・・」などと述べる。

私はこういった状況になると自分で答えが見つからないし、もしコメントを求められたら黙り込んでしまうだろう。答えがない。

しかし、自分が遺族の立場であったら、「さっさと裁判をして死刑か終身刑(無期懲役でもなく減刑もない)にして欲しい。」と訴えるのは間違いない。

ということはこれが正解なのだろうか?

わからない。

じゃあなぜ、この記事を取り上げたか?
これ

編集担当者は「(市橋被告の)観察眼、感性の豊かさを感じた」と話している。

この言い方はないだろう。
これには大きな違和感を感じた。
あなた編集者でしょう?
もう少し周囲が納得できるような理由を考えられないものだろうか?

幻冬舎って結構好きな出版社だったのだが・・・・

  
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月28日

思い 坂の上の雲編

今日は診療の最終日でもある。
今日は長文になろうかと(笑)

なぜかと言うと、昨夜(実はその今夜書き始めているのですが)「JIN」-仁-というドラマの総集編を見たから。
このドラマを知らなかった。
新聞のテレビ欄を見ていたら、華岡清洲の物語かなぁと思った。

実際は、現代の脳外科医がタイムスリップして江戸時代に行くというものだった。

出てくる出てくる、大好きな坂本竜馬、勝海舟、緒方洪庵・・・・・
かなり感動的なドラマですね。よくできている。
最近は地上波をほとんど見ないもので知らなかった。

実は、「思い」のブログを書こうとは思っていたのです。
それはNHKの「坂の上の雲」を見ていたから。

この思いを誰に伝えたいかというと、若き歯科医に伝えたい。

今年の夏ぐらいだったかなぁ。
インプラントで著名なある先生から勉強会に誘われました。
行ってみると、ほぼ私が最年長。

第一回目、二回目の会合で私が発表をしました。
それ以来、「丸岡先生は凝り性だから」とよく言われるようになりました。(笑)

私は凝り性だとは思っていないんです。
自分では必要最小限のことしかやっていないつもりなんですが。(笑)
で・・・・、じゃあ、なぜそれをするかということ。

結構このブログを見ていてくれている先生もいらっしゃるようなので、それをお話ししたい。

「坂の上の雲」はご存知だろうか?司馬遼太郎の書いた明治の物語。
この内容は、ここには書かない。

私の師の川村先生は、あいしクラブという患者さんの組織を運営されておられる。
もう十数年前だが、川村先生が東京で「歯科医療を考える」という講演会を開かれた。
そこでその当時のあいしクラブの会長が挨拶をされた。
ある大きな学会の元会長だった。
その方は、開口一番こう言われた。

「歯科医というものには教養がない。」

いまだにはっきりと覚えている。

つまり、司馬遼太郎を知らない。「坂の上の雲」を読んだ事がない。秋山兄弟を知らない・・・・
そんな人は少なくともこの後を読まれても意味は分からないだろうから。

このドラマをなぜ良いと感じるか?
もちろんドラマであることは承知の上で言うと、「私利私欲」が無いということ。
ひたすら、日本のため、国家のため、正義のためが貫かれている。

国粋主義?軍国主義?
年末になってNHKのBSで特選集の再放送をよくやっている。
小野田寛郎さんのインタビューを見た。

小野田さんはこう言われた。

「愛国心?それは家族が大事って事でしょ。」

つまり、すべては「人」を大事にするということから始まる。
「己」を捨ててね。

最近、確かに歯科業界も驚くような不況だ。
それは、私の医院も例外ではない。
なので、歯科専門の経営コンサルタントが暗躍し、歯科医が経営セミナーに走る。

そこで言われるのが、「前年比収入○○%アップ。レセプト枚数が月に○○○枚。この先生はすごい。」(笑)
確かに、現代の治療にはお金がかかる。
高度な治療を受ける側も、する側も。
医院が傾いたら、もちろんそれは大変だから、ある程度のお金は必要だ。
でも、経営セミナーに走る歯科医を患者さんはどう思うだろうか?

いまどきのあの小奇麗な歯科医院のホームページ。まるでエステティックサロンのような。
あれを見て、歯科医のあなた方はどう感じているのだろうか?
「医院」で働く私たちは「医師」。「医師」とは何か?

「JIN」の主人公は、江戸でコレラが大流行した時、「治療法をおしえて欲しい」と請う緒方洪庵に、「私は治療法を知りません」と嘘を言う。
それは、歴史を変えてしまうことに恐怖を覚えたから。
後にコレラの治療を始め、その助けを求めた主人公に緒方洪庵はこう言う。

「いかなる事情があるにせよ、あなたは患者を見捨てた。
それは医者として絶対に許されないことです。」

緒方洪庵は幕末の実在の蘭学者、医師。
大阪で適塾(正確には適々斎塾)を開き、多くの偉人を育てた。
門人には、福澤諭吉、大村益次郎(村田蔵六)などがいた。
金銭や栄誉に関心がなかった洪庵を、幕府が名声を聞きつけ御典医として招聘するが、洪庵は嫌がった。
しかし、願いかなわず54歳の若さで江戸で死去。
適塾は今でも保存されている。

最近は、診療時間も長くなった。
夜の8時、9時まで診療している歯科医院もそう珍しくない。
それは、なぜなんだろうか?
全ては患者さんの便宜のためであるならそれは素晴らしいことだ。
でも、違うよね。

そんな疲れきった心と体で、患者さんを人として包み込むことができるだろうか?

私の師の川村泰雄先生のそのまた師のパンキー先生の言葉に、

「私は未だ、歯が一人で歩いてきてオフィスのドアをノックするのを見たことがない。」

というのがある。
歯は、人間の口の中に生えている。
つまり、歯を治療するということは、その人そのものを治療するということ。
歯科治療は感情なのだ。

大掛かりな手術をして、歯を作って、それがとても美しい仕上がり・・・そして素晴らしい症例発表。
その裏側にあるものは?

患者さんの心からの感謝かもしれない・・・・・

しかし、こんな思いもあることを知っていますか?

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ある有名歯科医院での出来事

全国でも名の通っているテクニカル系の先生のライブオペを見学したことがある。
ガラス張りのオペ室にビデオが設置され、別室で見学している先生たちも見たことのある著名な先生ばかり。
2時間程度に及ぶその処置が終わり、別室では口々に「素晴らしい」「さすがだ」など称賛の声があふれている。

実はボクはそのあと偶然にも実際にその処置をされた患者さんとお話ができる瞬間があった。

「どうでした?」の質問から返ってきた返答は・・・

「もう二度とこんなつらいことはしたくない」

という一言。
その後この患者さんがどういう経過を辿ったかはわかりませんが、この時の患者さんの顔は忘れられません。
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とりあえず午前中はここまで。

思い 歯科医はつらいよ編に続く・・・・予定(来年かも)
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

宝石商


この記事

「円高→輸出産業に打撃」はウソだった

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しかし現実には、上のグラフのとおり。円高が進んだ02〜08年に輸出額は大幅に増え、黒字も維持しています。
さすがに08年はリーマンショックの影響で貿易黒字は大幅に減ったのですが、これは海外の消費が落ち込んだことによるもので、日本の競争力がなくなったためではない。
その証拠に、すでに今年は年間60兆〜70兆円の輸出額を記録する勢いで、これは80年代バブル期のピークに比べると2倍くらいの数字なのです。

しかし、この円高で貿易収支は……と思われるかもしれませんが、貿易統計を見ると、8月までに4兆円以上の貿易黒字を出しています。もちろん対中貿易も黒字です。

中国はともかく、よくサムソンなど韓国企業は元気で、日本企業は追い上げられてダメだ、という話もあります。では日本は韓国に対して貿易赤字なのか? とんでもない。大幅な貿易黒字です。

はっきりしておきたいのは、日本製品の競争力は円高にも影響されませんし、中国などの新興国による生産によっても大して脅かされないこと。
むしろ、新興国がローテクな電気製品などを製造・販売してお金を儲けて豊かになるほど、さらに付加価値の高い日本製品を買ってくれる、とてもいいお得意様になる、というのが真相なのです。

中国人の仕事のパートナーは私に向かってこう言います。

「日本人は自分たちを『八百屋さん』だと思っている。だから韓国や中国が作った安い野菜が出回れば飯の食い上げだ、とすぐに騒ぐ。本当は八百屋ではなく、『宝石商』であることに気づいていない」

とても価値がある高級な宝石(日本製品)を売っているのだから、新興国の人々が豊かになればなるほど売れる。それを日本人自身が認識していないというのです。

GDPが中国に抜かれたから何が困るというのでしょう? 円高がそんなにいけないことなのでしょうか? いったい日本人は何を心配しているんでしょうね・・・。
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そうなんだ。

それよりも中国人のパートナーの言葉は、私もいつもそう思っていること。

まず自分の持っている宝石がどういうものかをはっきりと知ること。
もしそれがみつからなければ探しだす。生み出す。
そしてその宝石(=自分)に自信をもって大切にすること。

ちょっとした変化に右往左往しない。
どっしりと構え、前を向いて歩んで行きたいものです。

posted by maruoka-yoshimitsu at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月13日

敬意


こんなことが起こった。

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秋篠宮ご夫妻に「早く座れ」民主議員がヤジ 桜内文城議員が告発

 29日に開かれた「議会開設120年記念式典」で、民主党ベテラン議員が、秋篠宮ご夫妻に対し「早く座れよ」などと野次を飛ばしていたことが分かった。
野次を聞いたみんなの党の桜内文城参院議員が、30日朝の自身のブログで明らかにした。


桜内氏のブログによると、先に式典会場の参院本会議場にお入りになった秋篠宮ご夫妻は、天皇皇后両陛下のご入場まで、ずっと起立されていた。
その最中に民主党ベテラン議員が「早く座れよ。こっちも座れないじゃないか」と野次を飛ばしたという。
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日本だけではなく、イギリスでもこんなことが
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英・デモが暴徒化、皇太子の車襲われる

学生らは議会や財務省の建物を襲撃。暴徒化した学生が、窓ガラスを割るなどの被害がでています。

また、AP通信などによりますと、たまたまデモ現場近くを訪れていたチャールズ皇太子とカミラ夫人の乗った車が一部の学生に襲われ、窓ガラスが割られたり、ペンキがかけられるなどしました。夫妻にけがはないということです。
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皇室に関してどうこう言う立場にはない。
しかし、少なくとも日本においては、憲法で「天皇は国家の象徴」と定められている。
ということは、皇族はそれに準ずる。

象徴に対し侮辱的な言動をするということは、自らを貶める行為だと思う。
もちろん皇室に対する敬意ということだけを問題にしているわけではない。
このような人間が増えていくということは、社会の秩序が乱れていくということだろう。

私が26年前に京都に来て、初めて祇園祭の宵山を見に行った時、18歳ぐらいの兄ちゃんが警察官に何かを注意されていた。
そうするとその兄ちゃんは、警察官に大きな声でくってかかっていた。
びっくりした。
私は徳島出身である。田舎である。
物心付いた時から、そういうものに従うという教育を受けてきたので、体も心も無条件に反応する。
いわゆる「おまわりさんに言うで。」である。

年長者や権威には従いなさいということ。
もちろん最近の権威はサッパリのところもあって、このようにはいかないが。


ドストエフスキーの格言

If you want to be respected by others the great thing is to respect yourself.
Only by that, only by self-respect will you compel others to respect you.

他人に尊敬されたいのなら、自分自信を敬うがいい。
自分自身に敬意を払うことによってのみ、他人はあなたを敬うようになるだろう。


他人に不遜な行為をする人間はただ傲慢であって、敬意を払われるような自己を持っていないのではないだろうか。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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