2008年05月07日

メインテナンスの威力


今、ホームページに追加する「メインテナンス」のページの原稿を作っています。
それに使った症例。
詳しい治療経過はこちら


治療前


治療後

 
5年経過。
きちんとメインテナンスに来られており、とてもいい状態を保たれています。
こういうケースは何度見てもうれしい。

 
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2008年01月15日

歯間ブラシとフロス


初診時
前歯のクラウンを3本治療をしなおす。


この型を取り、


セラミッククラウンを作る。


セットしたところ。
これからもう悪くしないために、きれいにプラークコントロールをしないといけない。
だが、


これは歯間ブラシの一番細いもの。
日本人はなぜかこの歯間ブラシが好き。
これでゴシゴシやると、歯ぐきが押さえつけられて、上に上がって隙間が大きくなっていく。

ゴシゴシしないと頼りないので、


次はもう一段階太い歯間ブラシを使うようになる。
でもゴシゴシすると、また隙間が大きくなり、スカスカになる。


もう一段階太い歯間ブラシ。


そしてこんな太いブラシになってしまう。


クラウンとクラウンがつながっていない場所は、


このフロスでプラークコントロールをしないといけない。
これが一番効果的にプラークコントロールができるし、正しい使い方をすれば歯ぐきを傷つけることはない。

 
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2007年08月24日

メインテナンスの重要性


4年前に治療が終了した方。
咬むと▼の歯が痛い。
触ってみるとグラグラしている。
レントゲンを撮ってみると歯周病が進行し、周囲の骨が溶けてしまっている。


抜歯をした。


抜歯をした歯。
根の周囲がひどく汚染されているのがよくわかる。


ほかのところ。
歯の付け根にたくさんの大きな虫歯ができてしまっている。


上の写真の歯を下から見たところ。
▼の部分が大きな虫歯。

メインテナンスとは、治療が終わっても定期的に来院していただき、プラークコントロールができているか?異常が起きていないかをチェックし、クリーニングを行う。

歯周病も虫歯もプラークが原因。
いくら治療をしても、そのプラークが取り除けていなければ必ず歯は悪くなる。
メインテナンスの第一の目的は、プラークコントロールができているかのチェックである。
時々、「メインテナンスに来ているから歯は悪くならない」と思っている方がいるが、それは間違い。

もちろんこの方は治療が終了してから、このメインテナンスにいらしてはない。
また、当院ではこのような診療のシステムをとっており、治療に先立って、「なぜ歯が悪くなるのか?」「歯を悪くしないためにはこれからどうしなければならないか?」のお話とプラークコントロールの練習をしていただく。
この方は、それを身に付けていただけなかったということ。

なので、今回一からもう一度やりなおすのだが、それをご理解いただけなければ、何年かすればまた同じ状態になってしまう。

どうか、今回は良い習慣を身につけていただけますように。

 
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2006年12月08日

16年経過


私が開業してすぐぐらいに治療を始めた方です。
18本のセラミッククラウンを入れ、義歯を作りました。
それ以後メインテンナスに欠かさずおいでになり、いい状態を保っていました。
さすがに16年を経過していますので、歯ぐきが下がったりしていますが、ほとんど手を加えることなく快適に過ごされていました。


上顎


下顎

前回のメインテナンスのときに、かなり体調が悪く病気がちであるとおっしゃっておられて心配をしておりました。
そうしたところ、今年になって一度もメインテナンスにお越しになっておりません。
さきほどご自宅にお電話をさしあげたのですが、「この電話は使われておりません。」とのことでした。
身寄りもなくお一人で生活をされておられましたので、何かあったのでしょうか。
大変気がかりなのですが、これ以上はなんともしようがありません。

 
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2006年07月21日

治療終了後3年

この治療例の3年後の写真です。


お仕事の都合で、2年ほどメインテナンスができずにいましたが、昨日久しぶりに来院されました。
全く異常なく過ごされており、安心しました。
これからは、時間が取れるとのことにて、3ヶ月ごとにはメインテンンスに来ることができるとのことでした。

  
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2006年01月11日

最後ですが、これから始まります。

本日この方の最終の治療である。
このプロセスを経て、前回最終チェックをあやや衛生士が行い、少し修正をしておいたほうがよいと思われる部分があった。
本日3ヶ所のごく小さい部分にプラスチックを詰めた。
治療自体は45分ほどで終わったのだが・・・


いま私たちの病院は「リッツ・カールトン」の精神を参考にして、私たちの目指すクリニックのあるべき姿を模索している。
きちんとまとまったものになればまた発表しますが、その一環として始めたのがこれ、


治療終了時にはその患者様の好みにあったプレゼントを用意し、共に無事ゴールにたどり着いたことを祝す。
もちろんそれまでに、患者様からそれとなく「何が好きか」を聞き出しておく。
それが担当衛生士の一つの仕事である。
患者様が手にしているのはシャンパン。

ただ、何でもと言うわけではなく、「食べる」「飲む」など口に関係するものに限定してはいる。


治療が終わっても1時間以上話しこんでおられた。

あややと
「何の話してたの?」
「もうここに週一回来ないとなると寂しいんだそうです。」
「そうなの?」
「それとYさん。このブログを毎日見てくださっているそうです。
 コメントしていいのかどうかも迷ってられたようですね。
 まあ後は好きなもののこととか個人的な話です。」
「じゃあ、今度うちでちょこっと飲みに行くとき誘ってみようか?」
「いいかもしれませんね。」
「こんな患者様がもっともっと増えてくるとうれしいね。」

というわけで、Yさん。
そのうちあややがお誘いの電話をするかも知れません。
よろしいでしょうか?

 

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2005年11月17日

がんばったね!

今週は小ネタ集

本日この方の上の親知らずの抜歯。
最終的に「親知らずを抜歯もやってしまおう!」と思われたのですが、まだ少し怖く、抜歯は延期していました。


今回のメインテナンスでやっと決心が付きました。
今日、この親知らず(一番後ろの歯)を抜きます。


麻酔が効けば10秒ほどで終わります。


昨年の11月に治療が終了しましたので、今日で1年たちました。

  
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2005年09月06日

一年後

初診時





治療後





詳しい治療経過はこちら

仕事がお忙しくなるとのことでそれ以後状態のチェックができなかった。


本日クリーニングをご希望されて来院。
一年ぶり。
全く異常はなく、いい状態を保たれている。
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2005年08月23日

「歯が抜けた!」その後

事故で歯が抜けしまった方のその後。
受傷時の仔細はこちら


治療が終了した直後・・・


自転車で転倒。


歯が抜けてしまった。


処理をして戻す。


固定をする。


5日後


3ヶ月後
硬いものを咬んでも大丈夫にはなったが・・・


歯ぐきが下がってしまった。
しかし・・・


歯ぐきが戻ってきた。
受傷後9ヶ月。
彼は某大学の大学院の学生。ベルギーに留学することになった。


8月に、ベルギーから電子メールでメインテナンスの予約をとって来院。
受傷後16ヶ月。あともう少し。
次回のメインテナンスは来年の4月の予定。
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2005年06月17日

長期経過2003/6/17(16年経過)


開業直後に治療に来られた。
残っている歯、骨の状態を判断して、インプラントの選択はしなかった。


金属床義歯をつくった。
少し端が欠けたりというようなことはあったが、そのつどの小さな修理で済ませることができた。
16年間このなじんだ義歯を使っていただいている。


治療開始時は、大手印刷会社に勤務されており、東京での単身赴任の時期もあって大変なご様子だったが、もう4〜5年まえに退職され、「今はボランティアを楽しんでます。」とおっしゃっておられた。

もちろんこのように長く使っていただけるのは、残っている歯を抜歯をしたりする必要が無かったことが一番の原因である。
3ヶ月ごとのメインテナンスを欠かさない。
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2005年06月03日

超優良


12年ほど前にほとんど全ての歯を治療しました。
かなり絶望的な状態で、ご本人が「私の歯はもうだめだとあきらめています。」と初診時におっしゃられたことを思い出します。
残念ながら、上顎は義歯で治療をしないと仕方がありませんでした。
しかし、下の歯はあと何本か抜歯をして義歯にすべきかどうか迷ったのですが、結局、全てセラミックブリッジで治療をしました。




10年以上経過していますので、歯肉の退縮(下に下がること)は見受けられますが・・・


病気をされていた期間を除いては、必ず3ヶ月に一度メインテナンスにお越しになります。
もちろんきちんとプラークコントロールをされています。
ですので、現在まで1度もトラブルが起こったことがないのです。
これが超優良の理由です。
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2005年05月17日

メインテナンス2005.5.17

この「技術は万能か?」の患者様です。
初診時には、正直なところ最後まで治療を続けられるかどうか不安に思っていましたが、がんばられました。

初診時




治療終了

よい状態になったのですが、さて継続してメインテナンスにこられるかどうかも少し心配でした。

ところが、ご本人が3ヶ月ごとのメインテナンスを希望されました。



本日2回目(治療終了後6ヶ月目)のメインテナンス。
非常によい状態を保たれています。
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2005年02月17日

Dさん!


3ヶ月ごとにきちんとメインテンナスに来られるDさんである。
ホームページのデザイン更新に使おうと思ってこの写真を撮ったら、フラッシュで気づかれた。
そうしたら、

「このブログ毎日のように見ています。
感動して。
私の写真ものるのかなー?」

ということで、
「では、本日分にアップしましょう。」
となった。

ただDさんの治療開始時は、まだスライド用フィルムで撮影をしていた。
この治療前のスライドが行方不明なのだ。


きれいな歯になりたいとのことで、ホームページを見てお越しになった。
上の前歯の位置を矯正治療でバランスを取り、セラミッククラウンで最終の処置を行った。
ところが、治療終了後最初のメインテナンス時に、前歯に物がはさまりやすくなったとおっしゃられた。

もちろんクラウンのセット時にはきちんと間はつめてセットしていたのだが、隣り合う歯と歯の当たり方が弱くなっていた。
それから、真ん中の歯の間が少しずつ広がり、0.5mmほどの隙間になった。
歯が色々な原因で動いてきたのである。
たまに起こりうる。
「必ずきちんとやり直しますので、心配しないでください。
ただ、まだ歯が動くかも知れません。
今やり直しても、また隙間ができるかも知れませんので、もう少しご辛抱いただけますか?」
とお話したところ、ご理解いただけた。
もどることに自信はあったのだが、まれにやり直さないといけない場合もあるし、「戻りますよ。」だけではなく、患者様に安心をしていただくためにはこのように説明をすることが大事だと思う。

それから6ヶ月ほど経過をした。
今度は徐々に隙間がなくなっていき、いまではこのようにピッタリと収まっている。
このような場合、最初の治療プランに間違いがないかぎり、歯は正しい位置に戻っていく。
違和感のない、きれいな歯並びだと思っている。


滋賀県の草津から来られる。
非常にチャーミングな方である。
スタッフの好感度もNo,1だろう。
一度食事でもしながら、ゆっくりお話をしてみたい女性です。

D様。もし内容に問題があればinfo@maruoka-dc.comまでお願いします。
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2004年12月28日

メインテナンス2004#18


Aドクターの奥様。Aドクターも患者様。
私もこのAドクターの患者。
ある日、大変忙しいときにあわててドアにぶつかり、あるところをケガをし、ちょっと大変なことになってしまった。
時間外だったのだが、とろあえずAドクターに電話をしたら、「先生。すぐ来てください。」と言っていただいて、処置をしてもらい大変助かった。

初診は平成8年。最初3ヶ月ごとのメインテナンスだったが、そう問題がないので、今は6ヶ月ごとにしている。
アレルギーの問題があり、そのころ府立病院に私の同級生がいたので、診察を依頼した。
そうしたらこの同級生から病院に電話があり、
「Aさん、今日来た。
〜〜〜こうしとくし。
それでな。あのAさん。俺の幼稚園の同級生やわ。」
普通、幼稚園の同級生は覚えていないと思うのだが。
Aさんに聞いてみたが、
「私は覚えていません。」と笑っておられた。
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メインテナンス2004#17


先週この方からからのメインテナンスのご予約のお電話を私が取った。
「あっ。先生ですか。Kさんのメインテンナスよろしいですか?」
「それが、最後のお別れの患者さまが多く、Kの手がなかなか空かないんです。」
「今年は診療はいつまでです?」
「28日までです。」
「予約が取れなかったら、Kさんの顔だけ見に行きます。」

そう言っていただいているうちに、予約が取れて、最後のメインテナンス。
初診は平成7年。67歳
すべてご自分の歯。かぶせてある歯も一本もない。
これからもよい状態を維持していきましょう。
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メインテナンス2004#16


初診は平成6年。
71歳だが、3ヶ月ごとのメインテンナスをかかさず、もちろん入れ歯ではなく、ご自分の歯でしっかり咬まれている。

K衛生士「このひとの性格はこれこれこうだから、こういう場合はこういうふうにして、こう言ってあげて。」
S衛生士「はい。そうだったんですか。知らなかった。」
患者様に聞こえないところでの、こんな引継ぎも大変大事なことです。
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メインテナンンス2004#15


私の勤務医のときからの患者様。
初診は20年近く前。
お父さん、お母さんもそうなんです。
「Kちゃん。最初に会ったとき、Kちゃん小学生だったよね。」
「はい。間違いなくそうでした。」
今はもう結婚して、ここから1時間ほどかかるところにすんでいる。
光陰矢のごとしである。

なかなかフロスが習慣づかないのがお互いの悩みの種。
メインテナンスにきてしばらくはやるのだが、そのうちにしなくなってしまう。
今回のメインテンナスの記録を見ると、来年はご主人の転勤があるかもしれず、そのときは実家に帰ったときに来るようにするとのこと。
多分、私の歯科医人生のなかで、一番付き合いの長い患者様になるだろう。
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2004年12月27日

メインテナンス2004#14


初診は平成10年。
失礼な言い方かもしれないが、女性としての「かわいさ」というものについては、私がこれまでにあった全女性のなかで一番だと思う。
いつも朗らかで、愛想がよく、全く嫌味がない。この方を嫌いな人はいないと思う。
3ヶ月ごとのメインテナンスを欠かさない。

前回のメインテナンスのあとしばらく経ってから、この退職する衛生士から報告があった。
「先生。前からMさんに、『家に来てね』と誘われてたんです。
このあいだ、『妊娠したので退職します』と言ったら、『絶対ご飯食べに行こう』と誘っていただいたんです。でもなかなか時間が合わなくて、先週、有給取って産婦人科行ったでしょ。『その日なら空いてるけど、病院だし』と言ったら、『じゃあ病院で待ってるから』と言ってくださいました。
そして、病院(宇治)で待ち合わせして、それから伊勢丹までタクシーとばしてくれて、お食事ご馳走になりました。」
ここまで、かわいがっていただけると、本当に頭が下がります。
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メインテナンス2004番外編#2


メインテナンスは、歯が1本もない方でも必要です。
『総義歯』の場合、作ってから時間が経つと、入れ歯が落ちやすくなったり動くようになります。
これは『廃用性萎縮』と呼ばれるもののためです。
歯が骨に植わっている状態だと、咬んだときにその力が根を通して骨に伝わります。そのため、歯ぐきの下の骨はボリュームを維持できますが、歯がなくなれば骨に力が直接かからなくなりますから、骨はボリュームを維持する必要がなくなるため、量を減らしていきます。
それで、入れ歯と歯ぐきの間に隙間ができてくるのです。
足を骨折して、ギブスをつけ、1ヶ月後にギブスをはずしたら、足が細くなっていた・・・この場合は筋肉の問題ですが、まあ同じことです。

この粉と液を混ぜると、

プラスチックになります。

液状の間に、入れ歯の内側に流し込み、

そのまま、口の中にいれ、咬んでもらいながら、固まるのを待ちます。

プラスチックが固まったので、取り出します。

余分なプラスチックを削り、きれいに磨きます。

お口に入れると、安定しています。
これは最低でも、1年に1回ぐらいはやられたほうが、快適な食生活が楽しめると思います。
posted by maruoka-yoshimitsu at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | メインテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月24日

メインテナンス2004#13


この方は、先代の主任衛生士Nさんのお知り合いで、そのNさんの紹介で当院に来られた。
まだまだ私も人間的に未熟で、Nさんが出産し、6ヶ月後に復帰したときそのサポートをうまくしてあげることができず、Nさんは退職をされた。
10年ほど前の話である。
スタッフと飲みに行ったとき、現主任衛生士Kは
「私は今の姿をNさんに一番見て欲しい。」とよく言う。
私は、
「それを、言ってくれるな。」
とうつむくしかない。

初診は平成3年。
3ヶ月ごとのメインテナンスにきちんと来られ、77歳だが、入れ歯ではなくご自分の歯でしっかり咬まれている。
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | メインテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする