そのころからパーキンソン氏病を発病しておられた。
治療終了後より、2ヶ月に一回メインテナンスにきちんとお越しになる。

担当衛生士の記録の一部である。

同時期に治療をしていたもうお一方のパーキンソン氏病の方は、
「何で私が政府指定の難病になんかなるんやろうと思います。
病院へ行ったら、私より病気の進行した人がいっぱいいて、私もいずれああなるんやと思ったら情けのうて、情けのうて。」
そして、しばらくして病気を苦に自殺をされた。
しかし、この写真の患者様は違った。
「パーキンソン氏病は、癌と違うから命を奪う病気ではない。養生したら普通の人より長生きできる。」
とおっしゃった言葉が印象的だった。
しかしゆっくりと病気は進行しており、最近はお話しをされる言葉も聞き取りにくい。
手もあまり動かなくなっているので、電動ブラシを使ってもらってはいるが、プラークコントロールはかなり難しい。
2ヶ月たって拝見すると、2ヶ月前にはなかったこんな大きな虫歯ができている。
全く新しいものではなく、数ヶ月前につめたものの周囲が虫歯になって取れてしまっているのだ。

残念ながら、全ての運動機能に障害が出ているので、長い時間はお口を開けることができない。このような器具を使い、休み休み治療を行う。

治療終了。

また2ヶ月後には、ご自分で予約の電話をして、きちんとお越しになるだろう。
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