2007年12月30日
「若き人人へ」
与謝野晶子「砂に書く」より (大正14年)
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青年が最も青年らしい活動を示す限り、社会の文化行程はいつも青年の勝利であるはずです。
然るに、最近の我国では青年が逡巡して、老人が惰性的勢力を維持しています。
資本閥、軍閥、学閥、政党閥、官僚閥のすべてが老人と老人に阿附する中年者との集団であって、ただいまの青年はなぜかそれに打ち勝つだけの実力を現さないように見受けられます。
私は未来の新しい文化社会が、一に青年日本人の自発的創造能力に由って建設せられるべきものであることを期待します。
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