2007年11月06日

食べ物の話

食品の期限偽造事件が後をたちませんね。
お恥ずかしい話なのですが、私、賞味期限と消費期限の違いを、つい最近まで知りませんでした。
というより、あまり、いやほとんど気にしていませんでした。

食べ物の安全は、自分の目と鼻と舌で確認するものと思っていましたから。
我が家では期限が過ぎていても、自分でOKと思ったら食べます。
期限が過ぎているからと言って、無条件に捨てたりはしません。
だって、「mottainai」。
そのせいでしょうか?
我が家の二人の子供たちがお腹を壊したという記憶が、全くありません。

製造者が定められた法律を守らなかったのは大問題なのですが、このあたりで「もったいない」をもう一度考え直さないといけないのでは?

私が小さい頃、御飯が終わって、お茶碗にご飯粒がついているとよく言われたものです。
「お米はな、お百姓さんが田植えから始まって稲刈りまで、精魂こめて作ったんやから、粗末にしたらあかん。」

もう一つ「やっぱりなぁ」と思ったのが、老舗の急激な膨張。
私は本当は「俵屋」を目標にしていると以前書きました。
俵屋と言うより、京都の老舗の考え方を目標にしています。
ある東京のコンサルタントが京都に来てこう言われました。

「京都の老舗はやっぱりすごいよ。
他の町なら、100年たったら大きくなるかつぶれるかしている。
京都は100年前と同じように商売してる。」

老舗というのはこういうものですね。
発展することが決して悪いことではないのですが、赤福、吉兆はどうだったか?

大阪吉兆は、賞味期限だか消費期限だかが1ヶ月以上過ぎていたものを売っていたとか。
それでお腹をこわした人は一人もいなかったとのことですので、さすが吉兆・・・(笑)
まあ、吉兆と言っても70年ぐらいの歴史なんですが。

それぐらいならいいのですが(あえていいと言っておきます)、問題は目でも鼻でも舌でもわからないこと。
近所のスーパーで中国産の野菜が出回り始めたときのこと。
国産の野菜の値段と比較して、あまりの安さでした。
いくら人件費が安いからと言っても、輸送費を考えるとありえない値段でした。
あまりにおかしかったので、わたしは買いませんでした。
で、ヤッパリ。
農薬などは消費者には分かりません。

日本の食糧自給率は非常に低いです。
これは国家の存続という観点からみると、改善しなければいけません。
あのミートホープ社の社長が言ってましたよね。

「安い物ばっかり求める消費者にも問題がある。」

あの時も私吹き出しました。
確かに・・・

コロッケに入ってたのは羊肉を混ぜた肉。
ウサギの肉も入っていたとか。
でもあれも内部告発でしょう?
「ん?味がおかしい」と感じた人が何人いたのでしょうか?
で、誰がグルメ?

日本はそんなに食糧を輸入しないといけないのでしょうか?
いったい輸入された食糧のうち何%、いや何十%が捨てられているのでしょう?

人間は「生物」です。
これを忘れてないでしょうか。
時間を決めて食べることが、生物として正しいことだとは私は思いません。
お腹がすいたときに、満たされるものだけを食べたらいいのだと思っています。

「三食しっかり食べて、メタボになろう!」
と違いますか。(笑)

中学生の時に、ダイエットに関する本を興味本位に読んだことがあります。
その本には、特別なことはほとんど書いてありませんでした。
ただ、その中で一番記憶に残っている言葉があります。

「食べものを前にした時、いつも自分に問いかけなさい。
『私は今お腹がすいているのか?』と。」



「人はパンのみにて生きるにあらず」
  
                新約聖書「マタイによる福音書」

 
で、この結膜下出血は治りました。(昨日の写真です)




  
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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