今はもう憂いていない。
何をか?というと。
日本の行く末。
日本人は変形をしてしまったのだと思う。
昨日から今朝にかけて、ある出来事があった。
最近はよくあることなので、驚きはしないし「想定の範囲内」なのだが、今の20歳代以下の日本人の過半数はもうどうしようもないのだと思う。
訳あって詳しくは書かないが、よくこのブログを読んで下さっている方は「あー。あー。あのことか。」と分かっていただけるだろう。
もはや、人種が違う。
種の違いといっても、これぐらいの勢いがあればいいのだが。
私はよく言う。
「やんちゃはかまわない。
常識がないのもかまわない。
礼儀しらず?そんなら勉強すればわかるようになる。」
最近の「差」はそんなことではない。
イメージとしては、弱々しい両生類。それも奇形の。
そんな感じがしている。
国、地域社会、会社・・・集団を栄えさせる要素はいろいろあると思う。
国土、資源、インフラ、設備、お金。
しかし、基本は「人」である。
「人は石垣。人は城」
団塊の世代が大量に定年を迎える2007年問題が間近に迫っているこのとき、その空白を埋めなくてはいけない「若者」がこれでは、日本はもう立ち行くまい。
「半島を出よ」で、村上龍が想定した「世界のお荷物の日本」に確実になっていくのだろう。
また問題はここで終わらない。
この「希望格差社会」である。
今のどうしようも無い若者たちが、あと数年で子供を作り、親となっていく。
この子供たちが、どのような環境で、どのような躾を受け、どのように育っていくのか?
もはや目を覆うばかりであろうし、考えたくも無い。
今朝のできごとにしても、もし私の娘や息子がこのようなことをしたら、私は絶対に許さない。
一体今の親たちも何を考えているのか?
子供もこどもなら、親も親。
その親を育てたのは戦争を知っているはずの(偉そうなことをいう)世代。
悪夢の連鎖が始まっている。
やはり第一の原因は、「生きていくことがが簡単になりすぎた」「がんばらなくても食べていける」ことではないか?
人間の基本を忘れてはならないのだ。
何事にも一線を越えるという時期がある。
状態の悪い歯を管理していても、悪いは悪いなりに安定していることを感じるのだが、また「一線が近づいている」ことも感覚的に分かるものである。
こういうこと。
またお気に入りの服を何度も何度も洗濯して愛用しているとしよう。
一定の期間はその洗いざらしの感じがいい味を出しているが、ある一線を越えると、布地の感触が一気に変わりもう限界になったと思うことがないだろうか?
もう、日本はこの一線を越えてしまっているのだと感じている。
後戻りは・・・・・できない。
あと10年ほどは日本もこのままの低空飛行が続くが、20年後には「世界のお荷物」に成り下がる。
もはやなんともなるまい。
幸い私は20年もすれば引退の時期なので、南の島でこんな風景を眺めながら余生を送る。
お米が無くても全く苦ではないから。
子供たちにも言い渡してある。
「最低限、英語とパソコン。これをしっかり身に着けるように。
ただこれは手段に過ぎない。
英語で何をしゃべるのか?
パソコンでどんな仕事ができるのか?
それが問題。
人間性が大事な時代だよ。
日本はもうあかんから、世界に目を向けて。」
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Fさんへ
今日は突然予定を変更していただいてすみませんでした。
たいした内容の会合ではないのですが、「面子」がらみのもので、欠席したらなんと言われるかわからず・・・
ほんとうに申し訳ありません。
今日はここです。
こんな料理かと思います。
大徳寺「いちま」
まあ、義理だけではなくここのご主人も私の大好きなかたで、もう1年ぐらいお目にかかっていないので会いたいし(この方も会合のメンバー)、初対面で妙にマルオカを気に入っていただけた日本酒好きのSオジサンと、こんな料理で一献傾けるのもオツなもんです。
あー。あー。
本当は日本はいい国なんだがなー。
悲しいなー。
ところで、先日ホームページに追加アップしていただいたYYの紹介を削除しておいてください。
お手数をかけます。
申し訳ありません。
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「面子」がらみのもの、先生の心中をちょっぴりお察しいたします....。
来週の打ち合わせを楽しみにしています。
Flashに少しだけ怯えておりますが(笑)