今日あった出来事です。
決して差別ではなく、あまりのことだったのでエントリーしてみます。
私の病院の隣のビルに、日本語学校が入っています。
そこの生徒はほとんどが中国人です。
その生徒さんが時々治療にこられます。昨日治療の終わったRさんは大変かわいらしい女性で、まだあまり日本語が話せないためご主人がいつも付き添いに来ていました。
このご主人もいい人でした。
今朝20歳ぐらいの若い中国人が突然入ってきました。
本日はキャンセルが多く暇だったので、私はデスクで事務をしていました。
私のデスクは受付のすぐ後ろにありますので、受付での会話は全て聞こえます。
「どうしました。」
「歯が痛い。」
「どうしましょうか?今空いていますので見ましょうか?」
「お金はいくらかかりますか?」
「それは状態をみてみないとわかりません。どんな治療をするのかでも変わってきますし
ね。保険が無いんですね。」
「そう。今日はいい。明日お金を持ってくる。」
「そうですか。明日でいいのなら朝9時に来られますか。」
「わかりました。」
彼の言葉はたどたどしく、たまたま応対した主任衛生士は、ゆっくりと咬んで含めるように説明をしていました。
奥で仕事をしていると、しばらくして主任衛生士がやってきた。
「先生さっきの方、やっぱり見て欲しいって来られましたからいいですか?」
「いいよ。」
そこであやや衛生士が診療室に案内し、問診を取っていました。
するとあやや衛生士が院長デスクの私のところへやってきて、
「先生。あの方に『レントゲン撮りますよ』といったら、『レントゲンは撮りたくない』と言いますし、『今日やっぱり時間がないから明日来る』って言っていますがどうしましょう。」
「そんなら、そうしたら。ただ初診料はいただくことは説明しておいてね。」
もうこの時点で「ああ。あれあれ。」とわかってはいたのですが・・・
「先生。初診料は明日一緒に払うって言ってますけどどうしましょう?」
(きたきた。やっぱり)
「わかった。行きます。」
「Tさん。私たちはあなたのためにカルテを作り、診療の準備をし、お話を聞き、時間をとっています。初診料はお支払いしていただかないといけません。」
「明日来たときに一緒に払います。」
「いえ、今日の分は今日お支払い下さい。」
「お金がない。」
「今日お金を持たずに来たのですか?」
「ない」
「あなたがどこかで食事をして、『お金が無い』といえばそれは犯罪ですよ。」
「あなた、中国人は嫌いですか?」
「はぁ?」
「ここの従業員の態度は良くない。」
「そんなことは決してありません。」
「従業員の態度が悪い。」
「どこが悪いのですか?」
「態度が悪い」
「だから、どこが悪いのか言いなさい。」
「態度が悪い。」
「もう帰りなさい。二度と来ないで下さい。」
さすがに大きな声が出てしまいました。
つまり、最初痛みがあったのっで、一度帰るか、同級生に借りるかしていくばくかのお金を持ってきたのでしょう。
しかし、診療室に通されたところこんな個室。
そこで、「レントゲン撮ります。」
これはいくらかかるか分からない。帰ろう。
「レントゲンは撮りたくない。また明日来る。」これでトンズラしよう。
「初診料を払いなさい。」
払いたくないのか、払えそうにないのか?「明日一緒に払うで逃げよう。」
「アカン。逃げられそうにない。」
「中国人は嫌いか?」差別にもっていってみようか?
そうだ。従業員が悪いことにしとこう。
こんなところでしょう。
日本人がいい人ばかりではなく、中国人もこういう人ばかりでもないのはよく分かるのですが、どこかの政府のような態度ですね。
この国の人々は多かれ少なかれ基本的にこのような思考(行動?)パターンを持っています。これは日本人にはありません。(台湾の人はまた少し違うように思います。)
ここまでになると私にとってのチャイナリスクといえます。
次回中国の方が治療にこられたら、やはり腰は引けます。
2005年06月09日
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