2007年05月16日

血が止まらない#2

血が止まらない#1より続く。


とりあえず固定をすることが第一。
この前歯の形に合わせて、矯正用のワイヤーを曲げる。


こんな形になる。


ワイヤーを接着剤で貼り付ける。
歯が骨の穴から浮き上がっているので、しっかり押さえて固定をしなければくっつかない。
この状態で10分ほど。
指がだるい。結構ツライ。


終わった。


もとに戻れば出血は止まる。

血が止まらない#3に続く

 

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 08:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 小児歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も亜脱臼やりました(爆)。
歯が飛び出した形でしかくっつきませんでした。
この場合、後からでも矯正できるのでしょうか?
抜けなかっただけマシと半ば諦めています。
Posted by てら at 2007年05月16日 19:04
 
それはそれは。
今から矯正できるかどうかは微妙な判断ですね。
このような場合、歯の根と骨、そしてその間にある歯根膜の関係が、正常な歯と同じ状態ではないことがあります。
かなり専門的な話になりますので(細胞レベル)簡単に言うと、そのような状態で歯を動かすような力をかけた場合、動かないぐらいならいいのですが、歯の根が溶けていく(自己吸収)ようなことが起こりうるかもしれません。
ですので・・・・・
難しい判断ですね。
Posted by 丸岡芳充 at 2007年05月16日 19:43
かなりリスクが高そうですね。
亜脱臼後の矯正・・・。
歯の根が歯槽骨に癒着してなければ低リスクとの意味合いでしょうか?
Posted by てら at 2007年05月18日 12:29
 
癒着していたら、力をかけても歯は動きません。

歯に押す力をかけた場合、押された側の骨には破骨細胞というものが出現し、この細胞の機能で、骨の吸収が起こります。
反対側の骨には造骨細胞と言う細胞により、骨が新しく作られます。
この繰り返しにより、歯は骨とともに動いて行きます。
このようなことは、歯の根と骨の間にある歯根膜と呼ばれる膜が正常でないと起こりません。
つまり癒着しているということは、この歯根膜がほぼなくなっているということですから、歯は動かないのです。

また、破歯細胞と言うものもありま。
もちろんこれは破骨細胞の一種で、歯を溶かす役目があります。
永久歯がはえ始めると、そのはえる力によりこの破歯細胞がアクチベートされ乳歯の根が吸収され、グラグラになり抜けます。

脱臼などにより強い衝撃を受けた歯は、突然この破歯細胞が出現し、内部や外部から歯の根が吸収を起こすことがあります。

ホームページの「こんなときどうする」のCase13
にこの吸収が起こった歯の写真が載っています。

ですので、脱臼をしたことのある歯に力をかけた場合、破歯細胞が出現し、根の吸収が起こってしまう可能性があるということです。

 
Posted by 丸岡芳充 at 2007年05月18日 15:13
詳しい解説をありがとうございました。
破歯細胞ですか?「自爆スイッチ」みたいで生命の不思議さにロマンを感じてしまいます。
問題が起こったところを自分で潰して防御できるなんて…。
Posted by てら at 2007年05月21日 19:52
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