万波先生のことより続く
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厚労省、病気腎移植認めず
宇和島徳洲会病院の万波誠医師らによる病気腎移植をめぐり、厚生労働省は19日までに、現時点では病気腎移植を認めないことを、臓器移植法の運用指針に新たに盛り込む方針を固めた。
日本移植学会など4学会が先月、病気腎移植の医学的妥当性を否定する声明を出したのを受けた措置。現行の指針には生体移植についての定めがないため規定を新設し、23日に開かれる臓器移植委員会に指針の改訂案を示す。
改訂案は「治療で摘出した腎臓を第三者に移植する」病気腎移植を認めないほか、生体腎移植での本人確認や、提供が任意であることの確認の徹底も盛り込む。
4学会の声明は病気腎移植を「現時点では医学的妥当性がない」としたが、倫理指針にのっとった臨床研究を否定する内容ではないため、厚労省は病気腎移植の将来的な可能性については検討の余地を残す考え。
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「病気腎移植の将来的な可能性については検討の余地を残す」とのことが唯一の救いでしょうか。
これに関する万波先生の発言です。
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国が決めるのなら従わざるを得ない。
あきらめるしかない。
お上が決めたことで、たとえ患者がそのために死んでしまったとしても、法律のほうが優先される。
目の前の患者を救うことを一番に考えてきたが、私が(病気腎移植を)やることによって周囲にも迷惑がかかるし、しかたがない。
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万波先生のもとで、腎移植の順番を待っていた患者様はさぞがっかりしたでしょうね。
柳田充弘元京都大学教授は、「いらなくなった病腎を使うなんてなんとクレバーなんだろう」と書かれています。
私もそう思います。
この治療は、患者様がそれを希望しているとすれば何の倫理にもふれないし、誰も不幸になりません。
私は、医療とは「その人生をより良く生きるため」にあるものだと思います。
しかし、そのために肝に銘じておかなければならないことは、どんな大掛かりな治療をするかではないと思います。
「患者様を、今よりも決して不幸にしないこと。」
この原則を忘れてはならないと思います。
私はそれをいつも考えて治療をしています。
万波先生、頑張ってくださいね。
まだ道は完全に閉ざされてはいないようですし。
「つまづきはあるさ。
それが人生だ。
要は、立ち上がるスピードだ。」
映画「ドリブン」
2007年04月20日
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