インフルエンザの高熱で苦しんでいる子供にタミフルを飲ませるかどうか?難しい選択ですね。
昨夜のニュースで小児科の臨床医が、「インフルエンザで入院中の子供に、タミフルを飲ませて異常行動が見られた場合でも、2回目タミフルを飲ませても異常行動は見られなかった。」とおっしゃっていました。
そして、「症例数が少ないので断定はできないが、タミフルに問題があるのなら2回目にタミフルをの飲ませたら、そのときも異常行動が見られるはずだ。」とも。
まだまだタミフルと異常行動の因果関係は解明できないようですね。
しかし、世界中でタミフルの7割を日本が消費しているとのことですが、これはやはり異常だと思います。
薬好きと言ってもいいのではないかと思います。
もう10年ほど前になりますが、デイビッドというオランダ人の医学生が我が家に2ヶ月ホームステイをしていました。
日蘭協会を通じて、京都府立医大の解剖学教室に研究に来ていました。
やってきたのが冬でしたので、ある日風邪をひいて熱が39度近く出ました。
辛そうだったので、
「デイビッド。病院に行ったらどう?」
と言ってみました。
外国で一人で不安だろうし、もちろん府立医大で無料で治療を受けることができますから。
しかし、デイビッドはこう答えました。
「オランダでは、このくらいの風邪では誰も病院になんか行かないよ。
もし私が病院にいったら、本当に治療が必要な人が待たないといけない。
風邪は寝てたら治る。
だから、今日は一日家でゆっくりしたいけどいい?」
彼は21歳でした。
オランダは福祉の先進国です。
でも、国民はこのような考え方を持っているようです。
日本で健康保険の自己負担率が上がったとき、医師が、
「それでも薬局で薬を買って飲むより、病院で薬をもらったほうが安く済みますので、病院に行きましょう。」
と言っている新聞記事を読んだことがありますが、病気と医療に対する考え方に大きな差があることを感じました。
もちろんインフルエンザで亡くなる場合もありますから、「インフルエンザで薬なんか必要ない。」と言う気はありませんが、「7割を消費」は世界の非常識と言ってもいいのではないかと思います。
ただインフルエンザは治りますが、虫歯は自然治癒することはありませんので、できるだけ早めの治療と定期健診をお勧めしておきます。
2007年03月15日
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