登場する会津藩士の子孫のお祖母さんが、甘やかされた現代の孫をこう叱った。
「ならぬものはならぬ。理由はない。」
多分このことはどこかに記事にしたはず。
私も全く同意見で、子供たちにはそう言っている。
娘が中学生の時だったか、厳しく叱った時、
「親なんて理不尽なもんなんやけど・・・・・・・・」
と泣いていたのを覚えている。
もちろん、しょっちゅうは怒らない。
娘の場合、中高生の間に2回ぐらいだっただろう。
でも、冗談めかして時々はこう言っていた。
「普通の家に比べたら、100%の自由をやってると思うぞ。(門限などは決めたこともない)
将来何をするかも全て自分で決めたらいい。(通信簿もほとんど見たことがない)
まだ不満があるのなら、自分で稼げるようになってからやれ。
それならお父さんは何も言わん。
お父さんが食わしてる間は、お父さんの言うことをきけ。
嫌なら出て行け。
親なんて理不尽なもんやと思え。
いちいちアカン理由なんて子供に言う必要はない。
ならぬものはならん。理由はない。」
これでグレてたらカッコ悪いのだが(笑)、現在大学2年でまとものようである。
息子は高校1年だが、反抗すらもしない。(それはそれでちょっと心配)
「八重の桜」を見ていると、この「ならぬものはならん」が結構出てきて心地よい。(笑)
真の教育とは親の背中と気迫でやるものだと思う。
子供たちは、私が「出て行け」と言ったときは、本当に出て行かないといけないということは理解している。
変に物分かりのいい親を演じる必要はない。
まあ、子供に「本を読め。勉強しろ。」なんていいながら、自分はスポーツ新聞しか読まないようでは見透かされますが・・・・