この学校にずっと通う子もいますし、いわゆる一般校に移っていく子もいます。
この学校のチャリティーディナーで、ある子供の父親がスピーチをしました。
その話は、そこにいた全員の心に忘れられないものとして、ずっと残りました。
この父親は献身的に働く学校スタッフをほめたたえてから、大きな声でこう言いました。
「うちの息子シャヤの内にあるはずの健やかさは、一体どこにいったのでしょうか。
神はすべてを完璧になされますが、うちの子には他の子のように、理解する能力がありません。
他の子のように覚えることもできません。
神のなさる完全は一体どこにあるのでしょうか。」
聴衆は、この父親の苦しみに満ちた声に衝撃を受け、心刺されるような問いかけに静まりかえりました。
父親は続けました。
「私は信じています。
神がこの子のような存在を創られたのは、この子が人に反応する、そのことに完全を探しておられるのだ、
と思うのです。」
そしてシャヤの身に起こった次のような出来事を語り出しました。
シャヤと神の子供たち#2に続く
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