皆さんの嫌いなあの「キーン」。
これはエアータービンといいます。
エアータービンは一人の患者様に使用したら、そのつどパックに入れて滅菌しなければなりません。
これは、オートクレーブといいます。
日本語では高圧蒸気滅菌器。
121度の温度で、2気圧、20分間作動させると、地球上のいかなる細菌も殺すことができます。
しかし、まだまだ日本ではエアータービンをこのオートクレーブで滅菌しているところは少ないようです。
感覚的には多くて20〜30%ぐらいでしょうか?
歯科医院に行ってそこが清潔な環境かどうかを判断するためには、
「エアータービンを一人ずつオートクレーブで滅菌していますか?」
と聞かれたらいいと思います。
「はい。」といわれたら、まずOKでしょう。
「いいえ。でも消毒しています。」と言われたら?
この「消毒」というのが曲者で、アルコールに浸した綿花でササッと拭くことも立派な「消毒」ですので注意が必要です。
ではなぜこのようにしなければならないのでしょう?
エイズです。
肝炎の種類です。
◆A型肝炎:経口感染です。急性肝炎で、たまに劇症肝炎になります。
慢性化はしません。予後は良好です。
◆B型肝炎:血液を介して感染します。母子間の垂直感染、家族や異性間の
水平感染があります。急性肝炎になったり、たまに劇症肝炎になることもあ
ります。慢性肝炎、肝硬変・肝がんに進行するケースもあります。
◆C型肝炎:血液を介して感染します。多くは慢性化します。症状が出ない
ケースが多く、肝硬変、肝がんに進行するのが多いです。
◆D型肝炎:血液を介して感染します。B型肝炎と共存することによっての
み増殖するウイルスです。B型肝炎にさらにD型ウイルスに感染した場合、
重症化になりやすいです。
◆E型肝炎:経口感染です。慢性化はしませんが、激症化することがありま
す。妊婦に感染した場合、致死率が10%以上と高いです。
◆G型肝炎:血液を介して感染することが確認されていますが、病態はまだ
明らかにされていません。
◆TTV型肝炎:経口感染、血液感染です。病態はまだ解明されていません。
いわゆる院内感染の原因に一番なりやすいのがエアータービンなのです。
もっと「なぜか?」はまた明日・・・・・



ダスキンのモップみたいにしたら儲かるかな?
と考えてしまいました。
初期投資と、歯科医の方に協力してもらえるかが大変・・・。