2006年11月17日

転倒・・・えらいことに

昨日の午後二時。
午後の診療開始の時間。
聞き覚えのある声が受付でしている。

出てみると、私の友人でもある方が突然来られている。
このブログにも登場する80歳を超えていらっしゃるが大変矍鑠とした方。
来られるときは必ず予約を取ってきちんと来られるのに、緊急事態らしい。

お話をおおうかがいすると、転倒し顔をひどくぶつけたとのこと。
「顔からな、バーンといったわ。」
手もねじって、腫れが出ている。

総義歯を入れておられるが、ぶつけた衝撃で3つに完全に割れ、人工の歯も一本どこかに飛んでしまっている。
割れた総義歯のうち、2つのパーツはあったが、3つ目が見当たらない。
「もう一つは?」
「あれ、今までここにあったのに。」
ごそごそ、バタバタ。

すると待合室でお待ちになっていた3人の患者様が、一斉に待合室の床を探し始めてくださっているではないか。
世知辛い世の中なのに、皆さん親切なよい方だ。

結局見つかり、
「じゃあ修理するけど、少し時間がかかるからその間に手を見てもらってきたら?」
「そうする」

1時間半後に戻ってこられた。

これはもう修理が終わった義歯。
手は骨には異常がなく、捻挫だったそう。

義歯の状態をチェックしようとしたら、口の中から出血している。


よく見ると、上の前歯があった周囲の歯ぐきが大きく裂けている。


なんと傷口は相当に深く、骨が見えている。
よほど強く打った様子。


麻酔をし、縫合をして治療終了。

今朝一番に電話があり、傷もそう腫れておらず痛みもあまりないとのこと。
よかったですね。
ただ義歯が少しがたつくとのことで、それは糸を抜いてから修正しようねということになった。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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