2004年12月13日

セラミッククラウンの完成度

ある日、メールが届きました。
結婚される前に、少しだけ治療したことがある患者様からでした。
「他の病院で治療をして、右下奥歯にセラミッククラウンをいれたところ、楊枝が入るほどの隙間があるので、どうしたらよろしいでしょうか?」とのことでした。
私は、「もしそれが本当なら、やり直してもらうか、治療費を返してもらってはどうですか?」とお返事をしておきました。
それから1週間ほどして、その方から診療のご予約があり、当日いらっしゃいましたので、「どうなりましたか?」とお聞きすると、
「これ以上のことはできないし、治療費も返せないと言われましたので、遠いのですがこちらでやり直してもらおうと思います。」とのことでした。

拝見すると、確かに大きな段差があります。

そのセラミッククラウンを除去しました。
内面の白いものは、セメントです。この層が非常に厚く、と言うことは歯とクラウンがぴったり合っていないことを意味します。

クラウンを除去した歯です。
専門的になりますが、あまりきちんと処理されていません。
この段階での完成度が低いと、当然この上のクラウンもあまりよいものができません。

形を修正し、歯ぐきの状態もよくします。

型をとって、模型にします。

セラミッククラウンとその奥も治療が必要でしたので、メタルクラウンをつくりました。

このセラミッククラウンをセットします。


段差がないことを、写真で表現するのは難しいのですが、お分かりいただけますでしょうか?
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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