![B0009UAZKQ.01.LZZZZZZZ[1].jpg](http://panky.up.seesaa.net/image/B0009UAZKQ.01.LZZZZZZZ5B15D.jpg)
ローレライ
........................................................................
福井晴敏のベストセラー小説『終戦のローレライ』を原作に、平成ガメラ・シリーズなどの特技監督として知られる樋口真嗣が長編実写映画監督デビューしてお届けする海洋冒険スペクタクル大作。
1945年8月、絹見少佐(役所広司)は浅倉大佐(堤真一)の密命を受け、広島に続く本土への原爆投下を阻止すべく、ローレライ・システムなる新型特殊兵器が搭載された伊号五〇七潜水艦に乗り込み、太平洋に向けて出航するが……。
人間側の演出に若干不慣れな箇所は目立つが、豪華キャスト陣がそれを巧みにカバー。
役所広司扮する主人公ヒーローには、男もほれぼれするほどだ。
たヴィジュアル面では樋口監督の本領が発揮され、ダイナミックな海戦シーンの数々が構築。戦争映画として心意気などもさりげなく盛り込まれており、これまでの日本映画にない斬新なエンターテインメントとして、見事に2時間強を熱く突っ走ってくれている。(増當竜也)
........................................................................
今更と言う感もあるのだが、亡国のイージスを見る前に見ておこうと思った。
Amazonのカスタマーレヴューでも評価は二分している。
これは亡国のイージスでも同じようだ。
でも邦画としては大きな進歩があると思う。
潜水艦ものは撮影が難しく、ちょっとした手抜きで貧乏臭いものになってしまうが、この映画はそれをあまり感じさせない。
いままでの邦画だったらとても見るに耐えないものになったと思うが、これは大丈夫。
確かに過程の描写不足や設定の甘さは否めないがそれを差し引いてもも映画としての完成度は合格点だと思う。
それを助けるのが、役所広司演じる朝見艦長の特攻は認めない「生き残れ」という姿勢。
これはアメリカと共謀して、東京に原爆を投下させようとする大佐との会話
........................................................................
考える必要などない。
優れた人間は皆この戦争で死んでしまった。
今生き残るものなどただの臆病者にすぎん。
この臆病者が作る戦後に何が期待できる?
臆病者か?
あなたに言わせればオレもその一人かもしれない。
しかし大佐。
なじられても、後ろ指差されても、
それでも生き延びるのは勇気のいるもんだ。
あんたの言うように、このオレが間違っているかもしれん。
だがどんなに苦しくとも生きようとしたものであれば、
いつか必ず日本を立て直すことができる。
わからんか朝見。
100年後の日本を想像してみろ。
大人は誰も責任を取らず、行動もしない。
子供たちは自国に誇りを見出せず、希望も持てない。
このままでは米国に従属する奴隷に成り下がるぞ。
そんな国に何の価値があるというのか?
私は信じる。
たとえ日本が焼き尽くされようが、
日本人は自分で絶望から立ち上がる。
........................................................................
これは秘密兵器ローレライ(N式)の中枢となる魔女と呼ばれたパオラと若き部下に残す言葉。
パオラ演じる少女はとても可愛く、はまり役。
........................................................................
N式の乗員は自力で戦場を離脱し、自ら生存の道を探すこと。
以上だ。
そんな。
一緒に行かせて下さい。
ここから先は俺達のケジメだ。
大人の起こした戦争に、お前達子供の力を最後まで当てにした。
すまなかった。
オレたちは自分以外の何か見えないものに身をゆだねてきた。
そういう生き方しか出来なかった。
だがお前達は違う。
自分の目で本当に大切なものを見極めてほしい。
そしてそれを守りぬくんだ。
大切なものって、いったい・・・?
考えろ!
お前達にはきっとわかるはずだ。
........................................................................
評価 ★★★☆☆


