2012年12月27日

今年ももう終わり

今年はあまり更新できませんでしたが、観てくださっている皆様ありがとうございます。
当院の今年の診療は本日で終了です。
明日、大掃除をして、年明けは1月4日(金)より診療を始めます。

また詳しくお知らせしますが、現在勤務している衛生士が妊娠をしましたので、衛生士の募集をします。
勤務は、来年の2〜3月ごろからになると思われます。
勤務したいと思われる方は、ご連絡ください。
丸岡歯科クリニック TEL 075-361-7164

それでは皆様よいお年を!

年末の忙しい合間に、こんな画像でなごんでいただけるでしょうか?




  



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2012年12月21日

シャヤと神の子供たち#4

シャヤと神の子供たち#3より続く

誰もが叫びだしました。

「二塁へ走れ!二塁へ走れ!」

シャヤは塁を埋めていた走者たちがホームへ駈け込んでいく間、二塁へ向かって走っていました。
シャヤが二塁に着くと、ショートを守っていた少年がシャヤのところにきて、シャヤを三塁のほうへ向け、「三塁へ走れ!」と言いました。
シャヤが三塁に向かうと両チームの少年たちがシャヤの後ろを走り出してこう言いました。

「シャヤ!ホームへ走るんだ!」

シャヤがホームへ生還すると、両チームの少年たちがシャヤを肩の上に乗せて、シャヤをヒーローとしてたたえてくれました。
シャヤは満塁ホームランを打って、チームを勝利へ導いたのです・・・・・・・・・




この話を終えると、シャヤの父親は涙を流しながら言いました。

「あの日、十八人の少年たちは神の完全性に達していたのですね。」


シャヤと神の子供たち#5に続く
 
posted by maruoka-yoshimitsu at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月19日

くやしまぎれでいじましい

今回の衆議院選で落選した元議員たちの発言がいじましい。

「あの時期に解散したから、落選した。」
「野田首相が悪い。」

まことにいじましいと思う。
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「年を越せば、もっとひどく」首相、決断の理由
読売新聞 12月19日(水)8時15分配信

 野田首相が18日、首相官邸で川上義博首相補佐官と会談した際、今回の衆院解散・総選挙について「来年1、2月も考えたが、年を越せば(結果は)もっとひどくなる。年内にやるしかなかった」などと、年内の衆院選を決断した理由を語っていたことが分かった。

 首相は「(来夏の)衆参同日選はやってはいけないと思っていた」とし、衆院選と参院選の時期を離すことを考慮したと説明。
社会保障・税一体改革関連法が成立した直後の解散も考えたが、「(衆院の)『1票の格差』や(赤字国債を発行するための)特例公債法案の問題があり見送った」と述べたという。
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まっとうな考えかたである。


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岡田副総理「結果は候補者の責任」 早期解散への恨み節に苦言
2012/12/18 16:21

岡田克也副総理は18日午後の記者会見で、衆院選で落選した閣僚から野田佳彦首相の年内解散の決断に対する恨み節が相次いだことについて「選挙結果は最終的には候補者自身の責任だ」と述べ、苦言を呈した。

「首相が色々な思いを込めて決断したことを理由に自分が負けたというのは議員のとるべき態度ではない」と野田首相の決断を支持。
その上で「そういう執行部や他人の責任にするところは改めないと民主党は再生できない」と強調した。
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正論である。

私は、野田首相は評価する。
また、民主党には復活してほしい。
そして、与党とうまくバランスをとりながら、日本をいい方向に引っ張っていってほしい。
まあ、おかしな人達がかなり退場されたみたいだから、希望はありますよ。

がんばれ民主党!


 

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

シャヤと神の子供たち#3

シャヤと神の子供たち#2よりつづく

シャヤが打席に入ると、ピッチャーは何歩か前にでて、ボールをとてもゆっくりと投げてくれました。
シャヤがバットにボールを当てられるように気遣ってくれたのです。

シャヤは大きく空振りしました。シャヤのチームメイトが打席に集まり、シャヤのバットを一緒にもってくれました。
ピッチャーはもう何歩か前に出て、ボールをトスしました。
シャヤと仲間たちはバットをボールに当て、ボールはピッチャーの前に転がりました。
ピッチャーがそれを捕って一塁に送ればゲームセットとなるはずでした。

ところがピッチャーは、捕ったボールを一塁手の頭上はるか高くに投げてしまい、ボールはライトを転がっていってしまったのです。

みなが叫び始めました。

「シャヤ、一塁に走れ!一塁に走れ!」と。

シャヤは一塁に走ったことなんて一度もなかったのです。

シャヤは大きな眼を開けて、驚いてじっと見つめていましたが、やがて一塁へドシドシ進み始めたのです。
シャヤが一塁に着く頃にはライトの野手がボールを捕りましたが、その野手は、ピッチャーの望むところがわかっていたので、走るシャヤにタッチしてアウトにする替りに、三塁手の頭上高くにボールを投げてしまいました。

シャヤと神の子供たち#4に続く


 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月14日

シャヤと神の子供たち#2

シャヤと神の子供たち#1より続く

ある日の午後、シャヤと私が公園を通りかかると、そこではシャヤも知っている少年たちが野球をしていました。
シャヤは「ぼくも仲間に入れてもらえるかな?」と言いましたが、息子は運動がまったくできませんでしたから、きっと誰もチームには入れてくれないだろうと思いました。

でも、ふと思ったのです。
もし息子が仲間に入れてもらえたら、この少年たちとの間につながりを感じてくれるだろう、と。

そこで私は、そこにいた少年の一人に、シャヤも仲間に入れてもらえないか、と聞いてみました。
その子は仲間に聞こうとあたりを見まわしましたが、他の仲間が特に反応しなかったので、その子は自分で決めることにして言いました。

「今八回まできていて、僕らのチームが六点差で負けているんです。
 僕らのチームに入ってもらって、九回に打席に入ってもらうといいと思いますよ。」

そう聞いて、私はとてもうれしかったのです。
シャヤがとても楽しそうに微笑んだからです。
少年たちはシャヤにグローブを渡してくれて、センターの守備につくように言ってくれました。

八回裏になってシャヤのチームが攻撃にまわり、何本かのヒットで追い上げましたが、まだ三点差で負けていました。
九回裏でまた得点し、二死満塁、ひょっとしたら逆転できるかもしれないという時に打順がシャヤにまわってきたのです。

こんな場面でシャヤを打席に立たせてくれるだろうか、せっかくの逆転のチャンスを無にしてもいいと思ってくれるだろうか、と思いましたが、バットがシャヤに渡されたのです。

誰もがシャヤにヒットが打てるはずがない、もう勝てない、とわかっていました。
シャヤはヒットどころか、バットを正しく持てさえしなかったのです。

シャヤと神の子供たち#3に続く


 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

シャヤと神の子供たち#1

ニューヨークのブルックリンには、チュッシュという体が不自由な子供たちの学校があります。
この学校にずっと通う子もいますし、いわゆる一般校に移っていく子もいます。
この学校のチャリティーディナーで、ある子供の父親がスピーチをしました。
その話は、そこにいた全員の心に忘れられないものとして、ずっと残りました。
この父親は献身的に働く学校スタッフをほめたたえてから、大きな声でこう言いました。

「うちの息子シャヤの内にあるはずの健やかさは、一体どこにいったのでしょうか。
 神はすべてを完璧になされますが、うちの子には他の子のように、理解する能力がありません。
 他の子のように覚えることもできません。
 神のなさる完全は一体どこにあるのでしょうか。」

聴衆は、この父親の苦しみに満ちた声に衝撃を受け、心刺されるような問いかけに静まりかえりました。
父親は続けました。

「私は信じています。
 神がこの子のような存在を創られたのは、この子が人に反応する、そのことに完全を探しておられるのだ、
 と思うのです。」

そしてシャヤの身に起こった次のような出来事を語り出しました。

シャヤと神の子供たち#2に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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