酸蝕症#2より続く
さて治療を開始する。
治療の原則は下の前歯から。
酸蝕症#2で作製した模型から、下の仮のプラスチックのクラウンの概形を作っておく。
被せるために下の前歯を削る。
この状態にしてから、仮のプラスチッククラウンの概形の中に、ペースト上のプラスチックを入れて合わせる。
完成したところ。
セットしたところ。
下の前歯の先のラインはそろっていないが、これは上の前歯の不揃いなラインに合わせてあるから。
この方は顎関節症の症状もあるため、たとえ短期間でも、前歯どうしがかみ合うようにしておく必要があるため。
次回上の前歯を同じように治療するときに、下の前歯のラインをまっすぐにしてから、上の仮のプラスチックのクラウンを作っていく。
酸蝕症#4に続く