................................................................................................................................................................
相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し読売新聞 6月14日(火)3時9分配信
福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性(50歳代)が「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。
関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。
小屋の壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけないで」と記していた。
男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は乳を搾っては捨てていた。
今月初旬までに約30頭を処分した。
男性は親の代から酪農を続けており、姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話したくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。
酪農家仲間だった男性(51)は「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、農業男性(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した。
................................................................................................................................................................
お金の問題というより、気力の問題だろう。
何と言っていいかわからない。
イタリアは国民投票で、原発反対が94%だという。
原発に頼るフランスから電力を買っているのだから、今の時点ではこの状況にコメントすべきではないだろう。
これをどう解決するのか?
電気料金1000円アップ=全原発停止で試算―日本エネルギー研トヨタ社長「日本で物づくり、限界超えた」日本は、脱原発ができるか?
先日、ナショナルジオグラフィックチャンネルで自然エネルギーの特集をやっていた。
海外では風力、太陽光発電、太陽熱発電、地熱発電などの大がかりな発電所が建設され始めている。
太陽、風力は天候に左右されるが、地熱発電は安定した電力の供給ができる。
特集を見ていたら、海外の地熱発電所の建設に日本の大手メーカーが参加している。
日本にはその技術はあるのだ。日本も捨てたものでは無いと思った。
ただ、火山地帯が国立公園のなかに多くあったりして、建設が難しいらしい。
でも少しずつでいいから変わっていってほしい。
多少景観が悪くなったとしても、人の命には代えられない。
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:27|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
出来事
|

|