2011年05月27日

100キロは怖い


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外務省100キロ女が大暴れ! 病院で女性事務員に暴行
2010/08/13 19:44

羽根容疑者は5月27日午前8時30分ごろ、逗子市内の耳鼻咽喉科医院で、受付の女性事務員(28)の左顔面を右手で張り、全治4日のけがを負わせた疑いで、今月12日に逮捕された。

同署によると、鼻炎を患っていた羽根容疑者は5月24日、「診断書の安静必要期間を延長してほしい」と来院した。
内容を変更した診断書がすぐに発行されると思い込んでいたようで、「新たな診断書発行は再診が必要」とする病院側の説明に立腹。
同日の診断料こそ払ったが、診断書作成料の支払いを拒否。保険証も医院に忘れて帰宅した。

医院からの連絡を受けた羽根容疑者は5月27日午前、保険証を取りに再来院した。
その際、「誰が保険証を渡し忘れたんだ! (受付の)髪の長い奴か? 短い奴か?」と暴言を繰り返した。

訪れたのは午前9時の診療開始前で、病院には院長がおらず、「保管金庫の鍵が手元になく、保険証が取り出せない」と説明した女性事務員に「社会人としてなっていない。お前は幼稚園児か?」「生意気だ」と怒鳴り上げてビンタした。

捜査関係者によると、羽根容疑者は体重100キロはあろうかという“ヘビー級”。本人は「軽くたたいただけ」と供述しているが、女性事務員のほおや唇はかなり腫れあがったという。
また、一部始終を目撃した70代の女性患者は「この世のものとは思えない光景だった」と同署に証言するほどだった。

女性事務員から被害届が出され、受理した同署の再三の呼び出しに応じないため、今回逮捕に踏み切った。
逮捕後も「『(女性事務員は)殴られて当然だった。けがをさせるようなことはしていない』と供述しており、まったく反省していない」(同署幹部)。

羽根容疑者はアジア大洋州局地域政策課のノンキャリアで、英語が堪能。関係者によると、内縁の夫と子供がいるが、仕事は休みがちだったという。
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まあ、「ああだ こうだ」とコメントするような事件ではないのだが、身近なことなので目に付いた。

先日、当院での出来事。

電話で、
「今日行った**ですけど、そちらに保険証忘れていませんか?」

スタッフ総出で探した。
無い。

「こちらには見当たらないようですが・・・」
「でも、そちらに行ってから無いんですけど。」
「わかりました。もう一度探してみて、あればお電話をします。」

当院では、保険証をお預かりすることは決してない。
ごく稀に、お返しするのを忘れることは確かにある。
その時はすぐにお電話を差し上げてお詫びをし、次回ご来院するまで保管しておいていいかお尋ねをする。

で、今回も『おかしいなぁ』と言いながら、もう一度探した。

無い。

「先生。どうしましょう? やっぱりありませんってお電話しときましょうか?」
「そうやなぁ。いつものことやろ。
 オレもよくやる。
 病院行って、すぐに元のところにしまえばええのに、どっかに置きっぱなしで、後で慌てる。
 どっかからでてくるのんと違う?
 とりあえず電話はしておいて。」


お電話をして、1〜2時間後。

「先生。**さんから、『ありました』って電話がありました。」
「ヤッパリ」

こういうケースは100%この結末になる。

まあ、この世のものとは思えない100キロの方には気をつけましょう。
でも、鼻炎で安静が必要ってあるんだろうか?

 
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2011年05月26日

焼き鳥屋


昨夜、自室で本を読んでいたら、小腹がすいた。
なぜか、「焼き鳥が食べたい」と急に思った。

最近、食べていない。

で、近所の焼き鳥屋に本を持って出かけた。
そこは以前「大吉」というフランチャイズの焼き鳥屋だった。
去年だったかに、「鳥○」という焼き鳥屋に変わった。

8時ごろ・・・・
店に入ったが、お客さんは一人もいない。
「しまった!ハズレ引いたか?」

カウンターに座って、とりあえず生ビール。

さて、何にしよ。

まずは「かにみそ」でもつまみながらと思い、メニューを見ると470円。
えらく高級なかにみそやなぁと思いながら注文。

来た。

えっ!

5cm×6cmほどの醤油皿みたいなのに、3口ほどのかにみそ。
おまけに下に敷いてある大葉のふちは3mmほど真っ黒に変色している。

そりゃ、びっくりしました。
私思わず、もう一回メニュー見ました。47円の間違いじゃないかと。(笑)
でも・・・・・・やっぱり470円

やっぱり ハ ズ レ

仕方ないので焼き鳥も注文。

ももみ、ネック、ハサミ

不味くはないのだが、どれを食べても味が全く一緒。
タレの味しかしない。

でだ、その店には焼き場担当のオヤジと胴回り120cmほどの兄ちゃんが働いていた。
私が店に入ってすぐに25歳ぐらいの姉ちゃんがやってきた。たぶんアルバイト。

その3人は、私が帰るまで一言も会話をしなかった。
陰気な店がさらに陰気。

ヤレヤレ・・・・・

いいんです。静かな店でゆっくり本が読めましたから。

 
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2011年05月24日

ユッケ#2


ユッケ#1より続く

じゃあなぜ今回のような事故が起こったか?

簡単に言えば、病原性大腸菌がいる牛の腸をさばいた設備、まな板、包丁を充分に洗ったり消毒せずに、精肉をしたことが原因。
それでも、その肉を、トリミングと言って病原性大腸菌が付着、増殖している表面を切り取って食べれば防げたかもしれない。
もちろん、加熱すれば問題は起きなかったかもしれない。

腸管出血性大腸菌は、75℃で1分以上加熱すれば死滅する。

今回は「経済性」の点でも大きな問題があった。
つまりトリミングすればユッケ用の高価な肉の量は減るわけで、歩留まり(利益)は少なくなる。
そのため、トリミングがされてなかった。

あの料理屋は安すぎる。
あの値段でまともな材料は使えまい。
それを「おかしい」と思うことも自己防衛の手段だと思う。

以前牛肉偽装問題で、ある社長がこう言った。

「安いものばかり求める消費者にも問題がある。」


私がたまに行く料理屋さんがある。
ご夫婦2人でやられている。
鰻の寝床のカウンター8席ほどのお店。

どちらも超ガンコ。
料理ができてきても話しこんだりしていると、「(料理が)冷める」とご主人からご注意を受ける。

古いお店。でもよく見ると、清潔。
それはトイレに行けばよくわかる。
タイル張りの和式便器のトイレ・・・・というより昭和の便所。
しかし、便器を手で触ることさえためらわずにできるほど清潔。
おばちゃんが毎日クリクリに掃除をしているのだろう。

トイレから帰ると、暖かいおしぼりを必ず渡してくれる。
そのおしぼりは、あのビニール袋に入ったおしぼり業者のものではない。
おばちゃんが、毎日持って帰り自分で洗濯している。

「あんな、何拭いたかもわからんもん使えん。」

なるほど。

大将は、一品料理を作ると、鍋、フライパン、天ぷら鍋・・・そのたびピカピカに洗ってからでないと次の料理はしない。

そこには時々隠しメニューとして「タン刺」があった。
これは美味しい。
私はここの生肉なら躊躇なく食べられる。
それで、事故にあったとしてもあきらめがつく。

古いと不潔は違うし、「大きいからいい」「小さいから心配」というわけではない。

ユッケ#3に続く

上記料理屋さんに行きたい方は、丸岡まで。
ご一緒しますよ。(笑)
ちなみに「タン刺」は期待しないでくださいね。

  




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2011年05月20日

哲学者が目指す二十一世紀文明


20世紀を代表する哲学者・マルティン・ハイデガー(ドイツ)が、『歎異抄』に深い感銘を受けていたことが、『中外日報』(昭和38年)の記事にある。

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今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の歎異抄を読んだ。

弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけりとは、何んと透徹した態度だろう。
もし十年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。
日本語を学び聖者の話しを聞いて、世界中に拡めることを生きがいにしたであろう。遅かった。

自分の側には日本の哲学者、思想家だという人が三十名近くも留学して弟子になった。
ほかのことではない。思想・哲学の問題を随分話し合ってきたがそれらの接触を通じて、日本にこんな素晴らしい思想があろうなどという匂いすらなかった。

日本の人達は何をしているのだろう。
日本は戦いに敗けて、今後は文化国家として、世界文化に貢献するといっているが私をして云わしむれば、立派な建物も美術品もいらない。
なんにも要らないから聖人のみ教えの匂いのある人間になって欲しい。

商売、観光、政治家であっても日本人に触れたら何かそこに深い教えがあるという匂いのある人間になって欲しい。
そしたら世界中の人々が、この教えの存在を知り、フランス人はフランス語を、デンマーク人はデンマーク語を通じてそれぞれこの聖者のみ教えをわがものとするであろう。

そのとき世界の平和の問題に対する見通しがはじめてつく。
二十一世紀文明の基礎が置かれる。
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ハイデカーはこの当時から「二十一世紀文明」は、「立派な建物や美術品は不要」と考えていた。


今回の震災の被災者や何らかの被害にあわれた皆様は本当にお気の毒と思う。
しかし、この震災がなければ原発がどんどん作られ、多少エコと言われるような活動があったとしても、大きな転換はなされなかっただろう。

売上額何億円、対前年比利益が何%アップ・・・・そんな事だけで豊かさを測る文明は、いつか滅びてしまうのかもしれない。

ハイデカーの弟子になったその当時の日本の学者には、知識はあっても心はなかった。

この震災で、海外の放送局のレポーターが何人か被災地の避難所に入った。

そこで起こったこと・・・・・

お年寄りが、

「遠いとこからよく来て下さった。
 今は、こんなもんしかありませんが、おひとつどうぞ。」

と、お煎餅やお饅頭を差し出した。

このことにABCのダイアン・ソーヤーなどは特に驚き、感激していた。
こんな状況で、食べるものも満足にないのに・・・・いったい日本人て・・・・

まあ、これは習慣と言えば習慣なんだが、やはり日本古来の「おもてなしの心」。
失礼だが、学者に比べて知識が少ない東北のばあちゃんのほうが、人としての程度はよいのかも知れない。

不謹慎な言い方だとは思うが、これをチャンスとして、全てを大事にする社会を作って行って欲しい。
そのために必要なのはリーダーなのだが・・・・・・

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

「非らざる心」=「悲」

悲しみは存在しない。
それは無い心である。

文字造構に天才的インスピレーションをもっていた古代支那人は、“かなしみ”と云う字を「非(あらざ)る心」と云う意味でそれを組み立てた。

「悲しみ」は悲しんでいる間だけあるのであって、もう喜んでいるときには存在の世界から消え去っているのである。喜べばいくらでも喜べるのが心である。

悲しみと云うものの奥にもしみじみと味わえば喜びだけあることが判るのである。

ただ悲しみが悲しみだけで終わるのは、悲しみに捉えられて、ライオンに噛まれた小兎のように、悲しみによって振り回されるからである。

静かに悲しみを心の眼の前に置いて眺めても見よ。

それはただ美しいばかりである。

悲劇が観客によろこばれるのは悲劇の実相は歓びだからである。

オスカー・ワイルドは「悲しみの中には聖地がある」と言った。
イエス・キリストは「悲しめる者よ、汝は幸福なり」と言った。

これらの言葉は悲しみを追求するために、悲しみに耽溺するために説かれたのではない。

悲しみの外貌をとっているが、その奥地に探りを入れば悦びが実相である。

谷口雅春『光明道中記』15ページ

 
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2011年05月18日

助けて!神様・・・

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宇宙の創造に神は必要ない=ホーキング博士2010年 09月 3日 10:11 JST

英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(68)は、最新の著作で、宇宙は神が創造したものではなく、ビッグバンは物理学的法則の必然的な結果だと論じている。
英タイムズ紙が2日に伝えた。
それによると、ホーキング博士は、米物理学者レナード・ムロディナウ氏との共同著作「The Grand Design(原題)」で、重力などの法則があるため、宇宙は無から自らを創造できると指摘。
「宇宙を創造させるのに神を呼ぶ必要はない」と付け加えた。

こうしたコメントは、ホーキング博士の宗教に関する見解が変化した可能性を示唆している。

世界的ベストセラーとなった「ホーキング、宇宙を語る」で博士は、物理学的法則とは単に、神がビッグバンに介入したと信じる必要がないことを意味するだけのものとし、「もし完全な理論を発見できれば、それは人間の理性の究極の勝利になるだろう。
そのとき、人間は神の心を知ることになるのだから」と書いていた。
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体がご不自由だから、とにかく考えて考えておられるのだろう。
でだ。私も少し勉強をした。

何をかって?

「神はいるのか?」

結論は・・・・・・もちろんわからない。

けど、宗教って本来は必要ないものには違いない。
毎日毎日充実してて、何の心配ごとも悲しみもなければ祈る必要はない。
あっ!これって天国か。(笑)
だからどんな宗教にも天国があるんだ。

さて、仏教と言うと「般若心経」。

これも勉強した。どんなありがたいことが書いてあるのかと。
で、結論は・・・・・

この世のものは見方でどうとでも捉えられる。
だから、あんまり色んなこと考えすぎたらアカンよ。
堂々巡りになってきたら、
「ギャーテーギャーテーハーラーギャーテーハーラーソムギャーテーボーディスバーカー」
って唱えて頭のなかカラッポにしなさい。

(丸岡芳充解釈)

こんなところと思う。

神様ってなんだろう?

現代の人間が現代の色んな文明の利器を携えて、原始時代にタイムトリップして石器時代の人類の前に現れたら間違いなく「神」だろう。

神様ってそんなものかなぁ。

ビッグバンの時の宇宙の温度は、太陽の中心温度の1兆倍の10兆倍とナショジオチャンネルの番組で言っていた。
1兆倍の10兆倍っていったいどんなもん?
理解を超える・・・・・・理解を越えるから「神」の意思と考えるのならば、私たちも石器時代の人間とそう変わらない?

でも、神はいて欲しい。

  




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2011年05月16日

ユッケ#1

昨日、ライオンズクラブの会合があった。

そこで2〜3人のメンバーがひそひそ・・・

「あれなぁ。ワシ行かんぞ。」

あれと言うのは、5月26日の会合。
京都の某有名焼き肉店で行われる予定だった。

「ほな、変えましょか?」

何の話しかと思っていたら・・・・・ユッケ。
ああ、そうだったなぁ。

「生肉食べんかったらええっちゅうもんやけど、焼く前に生の肉箸でつまむやろ。
 それにバイ菌が付いてるかもしれん。
 きちっと箸変えたらええけど、そんな厳密にはいかん。
 君子危うきに近寄らずや。
 ワシは行かん。」

なるほど・・・・

そんな風に感じる人もいるんだと思った。

私も生肉は食べるが、一口か二口で十分だし、なければないで構わないのでどちらでもよいのだが。

で、医学的的なことを。

今回の食中毒は腸管出血性大腸菌O111で起こった。
大腸菌は珍しい菌ではなく、腸を持つ生き物にはほぼ100%いる。
大腸菌にもいろいろな種類があり、問題になるのは病原性大腸菌と呼ばれる毒素を出す大腸菌。

腸管出血性大腸菌はベロ毒素を出す。
一時流行性したO157も同じ仲間。
これらが怖いのは、毒素により赤血球が壊され溶血性貧血がおこったり、腎臓が攻撃されると、
急性腎不全を来たし,溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすことがある。
小児や高齢者では痙攣,昏睡,脳症などによって死亡することがある

特徴は、

@潜伏期間は平均3〜5日と長く,原因が特定しにくいため感染が広がりやすい。

つまり、焼き肉屋に行ってその夜から下痢などがおこったら、焼き肉屋の何かの料理が悪かったんじゃないか?と考えるが、数日たってから症状がでるので思い当たることがいろいろあってわかりにくい。

A腸管出血性大腸菌は非常に少ない菌量でも感染、発症させる。

数百個の菌で感染が起こると言われている。
数百個と言えば多いように感じるが、大腸菌数百と言えば、ユッケの細切り肉1片で充分の菌数。

今回の事件でも、口をつけたぐらいの方が亡くなっている。
つまり、食べたか食べてないかはっきり覚えていないような量でも、運が悪ければ死に至る。

ユッケ#2に続く







 
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2011年05月13日

やっぱり・・・・

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生活保護200万人突破へ、戦後混乱期以降で初
読売新聞 5月12日(木)12時28分配信

厚生労働省は12日、今年2月末現在の全国の生活保護受給者が198万9769人(速報値)になったと発表した。

同1月末現在より9206人減ったが、東日本大震災の影響で、福島県の報告が一部を除き間に合わなかったためで、実際には200万人を超えたと見られる。
200万人突破は、戦後の混乱期で受給者が多かった1952年度以来。

報告が間に合わなかった福島県(郡山市除く)の今年1月末現在の受給者数は1万5831人。
2月末現在の全国の受給者数に加えると200万5600人となる。

 生活保護受給者は95年度に88万2229人にまで減ったが、その後増加傾向が続き、2008年12月に160万人を突破。以降、毎月1万〜2万人程度のペースで増え続けている。
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今から20年ほど前、開業直後から通院されていたご高齢の患者様がいた。
その方が突然生活保護受給者になられた。

あれっ? このご年齢なら年金があるはず・・・

そのころはあまり年金に対する知識がなくそう思ったが、気付いた。
年金料払っていなかったんだ・・・・

そうかぁ。こんな人が増えてきたら困ったもんだ。
結局税金で養っていくことになるしなぁ。

それから徐々に年金の問題が表面化し、年金料を払わず無年金になるだろう人が増えてきている。

これはなんとかしないと、10年先には生活保護受給者が倍増・・・・ぐらいならまだいいが、ケタが一つ違ってくるような気もする。
もうそんなに養えませんよ。

 
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2011年05月12日

命は同じ・・・・・・のはず


私、こんなニュースはアカンのです。
人の命か?犬の命かと問われたら、そりゃ答えは決まっているが・・・

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一時帰宅、40日間主人を待ち続けた愛犬が…

記者も防護服を着て福島県川内村の警戒区域に入った。
午前11時過ぎ、村民体育センターから報道陣用のバスに乗り、住民を乗せた5台のバスに続いた。

道すがら、菜の花畑や豊かな山菜が見られ、初夏の彩りに包まれていた。だが、気密性の高い防護服は暑くて息苦しく、汗ばんでゴーグルは曇る。
新緑の山道を30分ほど走り、吉野田和地区に着いた。10世帯17人が帰宅する地区だ。

穏やかな風景と似合わない防護服姿の住民は、やりきれない思いで通帳や衣類などを袋に詰めていた。

同県矢吹町で避難生活を送る秋元昭一さん(60)は自宅前で一度立ち止まり、恐る恐る犬小屋に近づいた。
震災後、ペットの犬2匹に餌を与えるため自宅に数回戻ったが、この40日間、世話ができなかった。
今回の帰宅の最大の目的は、愛犬の様子を確かめることだった。この日の帰宅ではペットの持ち出しは出来ないことになっている。

「ジョン」――。愛犬の名を静かに呼んだ。反応がない。犬小屋に近づくと、アイリッシュセッターのジョン(雄、15歳)は、もう1匹の子犬と一緒に体を丸めたまま死んでいた。

「助かる命だったのに、本当にごめん……」。肩を震わせ涙を流しながら、亡きがらをそっと抱きしめ、わらを敷いた穴に葬った。

(2011年5月11日09時05分 読売新聞)
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避難所にはペットを連れて行けないのだろう。
連れていったら「それどころかっ!」て言われるのか、規則があるのか?
動物が嫌いな人もいるだろうし。

それはよくわかる・・・・

しかし、同じ命を授かった生き物同士ではないか。
なんとかならなかったのだろうか?

  
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2011年05月11日

自然


今回の震災が起こった時、「天罰」とかの発言で批判を浴びた政治家がいた。
被災者の心情を考えると誠に不適切だと思う。

しかし、浜岡原発の停止が決まった。
東海地震に関する詳しいことはわからない。
しかし、報道や学者の話を聞くと大地震になるであろうことは納得できる。

震災前までは世界中で、原発が推進されていた。
しかし、今回の震災でそれは大きく方向転換され始めた。

所詮人間は小賢しいものなのだろうか?
自然の警告と考えるべきなのだろうか?

 

 
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2011年05月09日

事実は小説より奇なり エドガー・アラン・ポー


ビンラディンが殺された。
潜んでいたのはパキスタン軍の軍事施設の密集する地区のすぐそば(パキスタンのウエストポイントと呼ばれる士官学校もある)。

アメリカは、パキスタン軍がビンラディンに協力していたか無能だと非難しているが、このニュースを見てポーを思い出した。

エドガー・アラン・ポー

いわずと知れた推理小説家の雄である。

「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」などは暗いのであまり好きではないが、「盗まれた手紙」という短編は小学生の時に読んでとても面白かった。

ある女性が、確か政治絡みの微妙な内容が書かれた手紙を盗まれた。
それを取り返そうと盗んだ相手の屋敷をいくら探しても見つからない。
いろいろ秘密な隠し場所などを探すが見つからない。
しかしその手紙は、誰の目にも止まる部屋の安っぽい状差しに、他の何の価値もない手紙と一緒に、封筒の一部を破ったりして突っ込んであった。

こんな物語だったと思う。

まあ、中東情勢の詳しいことは日本人には正確にはわからないし、心情も理解できないのだが、ビンラディンの協力者はポーを読んでいたのかなぁ?

それよりビンラディンと一緒に居た一番若い妻は、彼女が15歳の時に、支援者からビンラディンにプレゼントされた人っていうことらしいけど、それも今時小説より奇だと思うのだが。

 

 



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2011年05月06日

日常、非日常、気分


今朝のNHKのトップニュースはユッケ。
亡くなられた方や、今も入院し苦しんでおられる方々は大変お気の毒なのだが、震災のニュースということで言えば日常に戻ってきたということか・・・・

日常と言っても、原発の対応をしている人々や被災地の方々は当然ながらまだまだ緊急事態。
震災直後はテレビの前で釘づけになり、涙が出そうになったり、落ち込んだりしたが、連休中はあまりテレビを見なかったこともあり、私の中でも気分は日常に戻りつつあった。

でも今日のニュースで、被災地以外は日常に戻りつつあることを感じてからは、また何とも言えない気分になる。

何だろう?この気分は・・・・

うまく説明がつかない。

とりあえず、忘れずに募金を続けていくしかない。

昨夜のフランスの国営放送F2のトップニュースは、福島第一原発の原子炉建屋に作業員が入ったことだった。
立場、状況でいろいろなことが違うし、変わるのだと感じた。

またこんなことも
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原発事故でガソリン余剰も=重油の副産物、価格抑制に

元売りは、東電の要請に応じて重油の供給を増やす方針。ただ、原油を精製すると、重油以外の製品も一定割合できる。ガソリンの消費量はエコカーの普及や若者の車離れを背景に、04年度以降は減少傾向にある。また、「震災以降は自粛ムードが強い」(JX日鉱日石エネルギー)。石油連盟の天坊昭彦会長は「収益性の低い重油のためにガソリンや灯油が余るのは困る」と懸念する。
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2011年05月02日

飲んだくれの親爺のありがたさ


マスコミの報道より実際に震災を体験をされた方のお話は、身に迫るし心を打つ。

また、仙台で開業されている浄顎堂茶楽斉先生のブログから

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東北関東大震災  激励コメントに感謝 22

今回の津波被害でよくTVに出る地区で開業している義弟(妻の弟)のところにようやく妻が見舞いに出かけた。
義弟は 父親が 亡くなったので 大学勤務をやめて 父の医院を引き継いで内科 呼吸器科を開業している。
見舞いに 行きたくても 車の事情も悪かったのもあるが 噂があまりにもすごくて 心配すぎて現実を見るのが怖くて 今日まで来たようだ。
義弟は首まで水に漬かって患者の避難をしていたのを見たが その後 見てない とか
避難所で泊まり込みで 医療活動をしているのを見た とか
噂が噂をよんで 実態がつかめなかった 連絡が つかめないまま2週間が経ち
ようやく 携帯がつながった。
義弟は 妻に
電話 では「ねーちゃん 心配すんな 生きてるから」とだけしか言わないので なおさら心配がつのっていた。
義弟は 妻にとっては歳のはなれた弟なので 小さい頃は おんぶして可愛がった ので いまでも
可愛くて 親の様に心配しているのだ。 
TVに出る 義弟の医院の周辺の景色はすごいもので 妻は 腰が抜けた様になっていた。
実家は もうないんだねーーー としょんぼりしていた。

先日浄がyou tubeを見ていたら その地区を車で撮影した映像が出ていて 結構安全にその地区に入れる様子が出ていたので それを 妻に話したら 元気が出て 見舞いに行ってくる と一人で車で出かけた。その日は妻の母親の命日なのだ。

周辺は映像通りの被害だったが 義弟の医院は床上浸水でかろうじて存在していた。
津波のとき 医院の看護士さんや 隣の薬剤師さん達が 検査機械を守る為に必死で 二階に担ぎ上げたそうだ。
2階で医院の職員 薬局の人と20人で2日間避難して、水が引き始めた後 指定の避難所で2週間いたそうだ。
避難所では 最初は 医者は義弟だけしかいなかったので 避難民となった義弟がそのまま医療活動を
24時間体勢でしていた。薬品は あるだけすべて自分の医院から運び出して 使用したようだ。

食料の何も無い避難所に一番先に物資を届けてくれたのは キリスト教のアメリカ人の宣教師の一団だったそうだ。
避難所でアメリカ人の宣教師が挨拶をしたそうだ

「私が子供の頃 この地で宣教師をしていた両親や私達がこの地の皆さんに大変お世話になりました その恩返しです 何でも 言って下さい お届けします いそいでやってきました」 とトラック3台に援助物資を詰め込んできたのだそうだ。
さらに
「昔私たち宣教師一家を面倒見て下さったのが 今ここで医療活動しているZ先生(義弟)のお父様お母様 おばさま でした。私は Z先生のおばさまに取り上げられて 生まれてきました。そういうわけで
この町のみなさまえへの 恩返しを喜んでさせていただきます」
そして義弟に
「アメリカ軍からの医療物資は可能な限り手に入りますので 次回希望のものいくらでも持参します
 私たちは あなたのご両親から受けた ご親切はわすたことがありません ありがとうございました」

この宣教師達の集団は いまでは 幼稚園から高校まで有する大きな団体になっていた そして
そんなこととはつゆ知らず 義弟の娘2人は このキリスト教系高校に在籍していたのだ。
その宣教師達は 在籍しているZと言う生徒は あるとき気づいて あのZ先生の 孫娘に違いない とおもっていたそうだ。

妻が実家の医院に到着すると 親の時代から居る高齢の看護士さん達が出てきて
「先生ーーー  おねいちゃんが来てますよーーーー」
妻は 里帰りの気分を味わったようだ。

医院の周りは 患者が黒山のように取り巻いていて とても一人ではさばけないほどの患者が渦巻いてい
たそうだ。

職員 近所の人 患者さん達で 医院の冠水した1階の泥を清掃して 掃除して 機械を2階からおろして 診療を開始した。しかし 医薬品は 避難所で使い果たしていた。
そんなとき あの宣教師の集団に助けられたのだ。
豊富な 医療薬品 器材をを持参してきてくれたのだ。

義弟が 「あの 飲んだくれの親爺のありがたさが 思い知らされている」
と行っていた。
親の徳が 子に帰ってきたのだ。
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震災当初、この浄先生にお見舞いのコメントをさせていただこうかと思ったのだが、何と書いていいのかわからずできなかった。
先週コメントをさせていただいたところ、

「元気で復活の道を歩んでいます でも 患者さんが被災して来院できない 医院を開いていても 患者さんが来ない 歯科医院は経営難が 始まっています。」

とのお返事をいただいた。

私にできることは何かないかと思ってしまう。
被災地の方々、先生方どうぞお体を大切にしてください。

 


posted by maruoka-yoshimitsu at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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