地政学的に見て、半島と並んで内陸部も紛争の種になりやすい。
内陸部は国境線が複雑に入り組むことが多い。
半島と言えば、昔「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島、朝鮮半島。
内陸部と言えば、チェチェン、そして現在はウクライナやカザフスタン。
あまり日本にニュースは流れてこないが、ロシア内陸部は一触即発の状態らしい。
さてチベットと四川省の地図を見てみよう。
全くもって、ややこしい。
南はインド・・・・1959年9月から1962年11月までの3年間、中国とインドは国境の解釈をめぐり、激しい戦闘となった。
インドの東はミャンマー。この国がどんな国かはもうよく知られている。
中国はミャンマーに大きな影響力を持っている。
チベットの北、新疆ウイグル自治区の北西はアフガニスタン。今も戦闘中。
そしてその上にはロシアが控える。
今回の四川大地震の報道で、「?」と思われたことはないだろうか?
震源地と言われるブンセンの北を0度とすると、時計回りに200度ぐらいの地域の被害の報道はされているが、北西の地域の報道が全くない。
もちろん地震の影響は、必ず同心円状に広がるわけではないので、被害が少ないという可能性はあるが、全く報道されないのはおかしい。
今回、被災地の救援に入った(入ることを許された)国は、日本、ロシア、韓国のみ。
すぐれた技術、機材を持つ欧米諸国は、入国を許可されなかった。
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温家宝・首相を中心とする穏健派は最初から、外国救援隊の受け入れを強く支持しているが、2度にわたり否決された。
後に、対立する胡錦濤・総書記が譲歩し、日本の救援隊を受け入れることになった。日本訪問を終えたばかりで、両国間ではまだ友好ムードがあり、日本人も非常に紀律を守るためという。
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「まあ、日本人ならおとなしく言うことを聞くだろう」ということらしい。
これから述べる「核」の問題に関して、核施設が損害を受けたことを一番最初にすっぱ抜いたのはフランスだった。
じゃあ、一見対立しているように見えるロシアはなぜ?
ここにガスプロムが関係する。
ガスプロムの前代表取締会議長はドミトリー・メドヴェージェフ。
そう現ロシア大統領。
ガスプロムは巨大な国家企業であるが、今まで採掘してきた黒海周辺などのガス田の枯渇が噂されている。
もちろんガスプロムはそれを否定しているが。
そのため新たなガス田の開発をしているが、その一つが
このモンゴル周辺。
「モンゴルでしょ?何で?」
となるが、ガスは採掘しただけではダメである。
パイプラインで輸送し、売らなければならない。
この地域からヨーロッパに売るためには、長大なパイプラインが必要。
それはコストがかかりすぎる。
となると?
エネルギーが欲しい国があるでしょう。
そう、それが中国。
なので、中国とロシアは袖の下でそっと手を握っているのだ。
続く


