2007年06月29日

すみません

今日はとても忙しいので、昨日までの続きはまた来週にでも。

なので今日もコレ!



何のコマーシャルでしょう?フフフ




私も時々こんなことが・・・



これは最後のヒネリが・・・

 


  
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2007年06月28日

抜きたくない感情#8

抜きたくない感情#7より続く

そろそろまとめに入ります。
これを見ている知り合いからは、あのこともこのことも書けと言われるのですが、それを書き出すと終わりませんから。

さて、「抜きたくない感情」はどなたにもあるでしょう。
また「抜きたい感情」があることや、ご本人は「抜かないとダメだろうなぁ」と感じていても、抜かずに治療することがあることもお話しました。

私は、どれが良い悪いという問題ではないと思っています。
「歯を治療する目的は何か?」ということを見失っていなければ。

何度も言いますが、私は、歯を治療する目的は「人生を幸せに生きるため」だと思います。
誤解を恐れず言いますが、「たかだか歯」です。
私の子供のころ、田舎に行くと一本も歯がないジイチャン、バアチャンたちが、入れ歯も入れず、歯ぐきだけで結構何でも食べて元気でした。
そのお年寄りたちは不幸だったか?
私はそうは感じませんでした。
たぶんいい総義歯をプレゼントしても「こんなんイラン」と言われたように思います。


「歯の延命処置はあるのか?」というコメントをいただいたのですが、厳密に言うとありません。
処置ができるということは、治療が可能な歯ということですから、正確に言うと、抜歯をしなくてもいい歯ですよね。

歯周病に関して、「骨の移植は?」とのご質問もありましたが、この治療は適応症(やってうまくいく)が限られます。
それを考えずにやたらと手術をした場合は、何もしないより急激に炎症が広がることが多いです。
また、無駄な苦痛を味わうのは誰でしょう? 詳しいお話はこちら

「延命」とは命を延ばすということです。
では命とは?
医学的に言うと、心臓が動いているか、脳が生きているか?
では人工心臓につながれている人は生きている?

そんな状態でも人は生きていると言えます。
医学の力で命を延ばしています。
でも動けません。考えることもできないかもしれません。
その状態は「人として」生きていると言えるでしょうか?

では「歯の延命」とは?

歯の一番の存在価値は「咬む」と言うことです。
「咬む」=「食べる」=「生存」
咬むのに不自由な歯を抜かずに残すことは歯の「延命」でしょうか?

グラグラして咬みにくい。
頻繁に炎症を起こしてよく痛みが出る。
いつも気になっている。

こんな歯の延命に価値はありますか?

「あー。抜かないといけないと言われてるけどなー。嫌だなー。」と思いながらの毎日はどんな気分ですか?



あなたが 虚しく生きた今日は

昨日 死んでいった者が

あれほど生きたいと 願った明日

(韓国小説 「カシコギ」  趙 昌仁)


続く
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2007年06月27日

抜きたくない感情#7

 
抜きたくない感情#6より続く

今日は、本来ならば抜歯の判定をすべき歯を残して治療をしたケースをご紹介します。


70歳台後半の女性。
いつもきれいにされ、とても明るく素敵な方です。
とてもそんなお年には見えません。


詳しい治療経過はまたアップしますが、こんな状態のところもあり、残っている前歯もグラグラで、「咬むのが怖い」とおっしゃっていました。


まだ治療途中の段階です。
詳しい治療経過はまたアップしますが、通常でしたら抜歯の判定をするであろう歯を3本残してここまでになりました。
もちろん咬むことには何の不自由もありません。
では、なぜそれらの歯を残したか?


もしそれらの歯を抜歯してしまい、義歯をはずすとこんな状態になってしまいます。
このお口を鏡で見たらどんな気持ちになるでしょうか?

この方は「治療プランを立てる段階でつまずかない」方ですので、この抜歯プランをご説明したとしてもそれで納得されたかもしれません。
しかし、私は治療プランのご説明のとき、

「下の歯が1本だけしか残っていない状態、上の前歯が半分しか残っていない状態を御自分で見られたら惨めな感じがすると思うのです。
ですので、問題がある歯を3本抜かずに残して治療をしようと思います。
そうすることによって、義歯を外してもきれいな口元を作ることができます。

もちろんその歯は先々で問題を起こして、抜歯が必要な時がくるかも知れません。
そのときは抜歯をしますが、その時点では義歯を改造することで、大掛かりな治療をすることなく後のフォローが可能です。
いわば二期工事が必要になります。
どうお考えになりますか?」

とご提案しました、

「はい。それで結構です。そうして下さい。」

とお答えになりました。

この方のご年齢を考えると、あと10年、いかに活き活きと生きていくのか?が大きな問題となります。
女性ですので、活き活きと生きるためには外見は大変重要な要素だと思います。
そのための非抜歯の判定なのです。

もう少しで最終の義歯が入り治療が終了しますが、私はご満足いただいていると感じています。

抜きたくない感情#8に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療ポリシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月26日

抜きたくない感情#6

抜きたくない感情#5より続く

何が幸せか?は人によって違います。
医療について考えてみると、例えば、進行性のガンになっていることがわかったと仮定します。。
治療をしなければ余命は6ヶ月と宣告されました。
その場合、こんな予後が考えられます。

1.手術も抗がん剤も辛かったが、10年たっても再発せず元気
2.手術をしたが、あちこちに再発しており、3ヶ月で死亡。
3.手術をし一応生還したが、抗がん剤の副作用でほぼ寝たきり。
4.手術を拒否し、抗がん剤だけで3年生存。
5.一切の治療を拒否し5ヶ月目で急変、6ヶ月で死亡。

もっといろいろなケースはあるとは思いますが、これで考えてみましょう。
もちろん一番ベストなのは1.ですよね。
でも最近は手術や抗がん剤での治療を希望されない方も増えています。
抗がん剤の副作用はつらいですから。

では、2.と3.と4.では?
では5.の状況はどうでしょう?

これは価値観ですよね。
またこれらの選択は、年齢や状況によって変わると思います。

今の私なら、子供もまだ小さいですし、積極的な治療を選択するでしょう。
でも70歳のわたしなら4.を、80歳の私なら5.を選ぶのではないかなと思います。

京子さんは、これからの10年間女性としてもっとも輝く時期です。
もし矯正治療をするとなった場合の2年間の見た目の悪さ、苦痛(矯正治療は決して無痛ではありません)はかなりのものです。

「たった2年」か「2年も」はそれこそ価値観です。

京子さんの今の価値観はこの治療を選択したわけです。

 ⇒ 
             治療前                              治療後

この時期にこのような治療に踏み込めず、京子さんが40歳になっていたら・・・
そのときは京子さんはこのような治療は選択しなかったかもしれません。

また、治療前の状態は見た目もよくありませんが、クリーニングも大変やりにくいので、このままだと40歳の時には急速に歯周病が進行していたかもしれません。
現在はクリーニングには問題がありません。
状況は変わりますし、なかなか全てを見通すことは難しいですね。

確かに抜歯をしました。
でも現在の京子さんは大変満足しています。
口元を気にせず、素敵な笑顔を見せていただいています。

これが「戦域」で考えるべき抜歯の選択だと思っています。
その人が、今から幸せになれる治療は何か?
人生に何を求めているのか?

明日は、抜歯の判定をする歯を残して治療をした例をご紹介します。

抜きたくない感情#7に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療ポリシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月25日

抜きたくない感情#5

抜きたくない感情#4より続く

抜きたくない感情があるように、また抜きたい感情もあります。

この方は20歳台の美しい女性です。仮に京子さんとします。
でも歯並びがこのような状態でした。

ホームページをご覧になっておこしになられ、きれいな歯並びにしたいとのことでした。
でも条件がありました。
それは、
「絶対に矯正はしたくない。」
というものでした。

かなり悩みましたが、ご希望どおりに治療をすることにしました。
もちろん事前にプランニングを行ってからです。⇒詳しい経過


下の歯から抜歯をします。


上の歯の抜歯。


最終のセラミッククラウンをセットしたところ。

この治療に関しては賛否あると思います。
確かに歯は抜かないほうがいいと思います。


この方もきれいになりたいとのことでした。


このように、


矯正をしてきれいにすることができました。

しかし、この方のケースは大掛かりな矯正ではありません。
ワイヤーを入れている期間は3ヶ月ほどでした。

でも「矯正をしたくない」京子さんのケースは、もし矯正治療で治療をするとなると非常に大掛かりになります。
皆さん矯正というと、歯を抜かなくてもいいと思っておられるかもしれませんが、決してそうではありません。
歯がきれいに並ぶスペースがないから、歯並びが悪くなるわけですから、歯を動かす前にスペースを作らなければなりません。
そのために、通常は犬歯の後ろの上下左右の小臼歯を、合計で4本抜歯をしてスペースを作ることが多いのです。
また、京子さんのケースでは金具とワイヤーを歯に装着する期間は2年ほどになるかもしれません。

では私はなぜこのような治療をしたのか?

これが「戦域」を考えた結果です。

人生は楽しま(め)なければ意味がありません。
私は「幸せとは?」と尋ねられたら、「何の心配事もない状態」と答えます。

お金がいくらあっても幸せであるとは限りません。
私が尊敬する中村天風先生が書かれていました。(うろ覚えなので不正確です。)

ある日、ロックフェラー夫妻(だったと思います)が面白くなさそうな顔で、食事をしていました。
それを見た天風先生は、近づいて尋ねました。
「あんたがたみたいな大金持ちは幸せだろ?
それなのに、なんでそんな苦虫を噛み潰したような顔をして飯をくってるんだい。」
「いったい私たちにはいくらお金があるのかわからない。
それがまた減りやしないかと心配で仕方がない。」

結婚して配偶者と子供を得たとしても、安定しない家庭は不幸の元となります。

何が幸せか?は人によって違います。
医療について考えてみると、例えば、進行性のガンになっていることがわかったとしましょう。
治療をしなければ余命は6ヶ月と宣告されました。
その場合、こんな予後を考えてみましょう。

1.手術も抗がん剤も辛かったが、10年たっても再発せず元気
2.手術をしたが、あちこちに再発しており、3ヶ月で死亡。
3.手術をし一応生還したが、抗がん剤の副作用でほぼ寝たきり。
4.手術を拒否し、抗がん剤だけで3年生存。
5.一切の治療を拒否し5ヶ月目で急変、6ヶ月で死亡。

すいません。
今日はもう限界なので、また明日。

抜きたくない感情#6に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 16:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 診療ポリシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

抜きたくない感情#4

抜きたくない感情#3より続く

昨日の最後に、アメリカ人は一つ一つの技術は多少雑であっても、トータルでの成功を達成できる能力があることをお話しました。
学会発表を見ていてもそうです。

1本1本のセラミッククラウンの美しさや、部分的な歯ぐきの手術などは日本人の歯科医の腕がずっと上だと思います。
しかし日本人の歯科医は、その歯を残すことで後々どうなるかをあまり考えずに治療を行っているように感じます。

「戦略」「戦域」「戦術」という言葉があります。
似ていますが、それぞれちょっと違います。

「戦略核」というと、これは大陸間弾道ミサイル(ICBM)を意味します。
つまり「戦略」とは国家間や世界大戦レベルの戦い方です。

「戦域」とはその中間、都市や日本でいうと県レベルの広さでの戦い方。
なので、ICBMに比べて短射程で低威力の弾頭しか積めないこととなる潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM)などは「戦域核」といえるかもしれません。

「戦術」は戦闘の起こっている局地での戦い方です。
例えば「あの陣地をどう落とすか?」など。

私が治療計画を立てる場合には、常にこの3項目を分析しながら考えます。
どれが欠けても、うまくいきません。
治療がうまくいかないというより、患者様が納得をされないのです。

では治療における「戦略」とは?
それを考えるときには3つの要素に分けます。
1.顎関節までを含めたお口全体の調和をどうとるか?
2.生涯にわたってどういい状態を保っていくか?
3.その方の価値観と感情はどうなのか?

「戦域」的な考え方とは、その方の現在の年代や性別、生活状況だとととらえています。
つまり、子供なのか?青年なのか?老年なのか?
女性なのか?男性なのか?
現在の職業や経済状態、先々の見通しなど。

「戦術」とはもちろん1本1本の歯をどう治療していくのか?ということです。

こう考えていただくとわかりやすいかと思います。

アメリカ人の歯科医は「戦略」から考えます。

日本人の歯科医は「戦術」から考えます。

もうわかっていただけたでしょう。
是非この記事を読んでいただきたいと思います。

世界のトップの歯周病専門医の抜歯の判定は、通常の日本の歯科医よりも厳しいということです。
言い換えると、それは現在の治療技術と自分の治療技術の限界を熟知しているということでしょう。

ということは、そのような明確な判断基準を持たない歯科医が「まあ、やってみましょうか?」ということは・・・・・?

でも日本においては、この「まあ、やってみましょうか?」的な歯科医が名医とされます。
「あの先生は抜かないいい先生だ。」と。

このあたりに関しては、医療保険、医療訴訟、宗教観も関係するのですが、そこまで書き始めると終わりませんので、そのあたりはまたいつか。

つまり、全体の構想と言える「戦略」を抜きにして「戦術」のみに目が行くから勝てないのです。
そして、このように手術の方法や治療技術について大部の著書をお書きになっている歯科医の診療室で、顎関節症が治らないということが起こります。

また、いくら局地戦で勝利を収めても、首都を押さえられたら負けです。
後述しますが、「戦域」的な考えも必要になります。

太平洋戦争の開戦当初、日本軍は連戦連勝でした。
しかしその間、アメリカは国民から強制的ではなく軍費を募り、日本軍の補給路を断ち、着々と戦闘機と空母を建造していました。
結果はどうなったか?

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。」の孫子の兵法においてもその根底にあるのは、「勝つことより、負けないことを考える。」であり、最終的には「負けるとわかっている戦いはしない。」ということ。
それが自軍の消耗を最小限にする最上の方法ですから。

そろそろ本題に戻りますね。
では私の「戦略」を決定する「治療哲学」とは何か?
私は何のために治療をするのか?ということ。

それはその人の人生を豊かにするため。
その人が日々を幸せに生きられるようにするため。

言い換えると、「歯科の治療によってその方を決して不幸にしてはいけない」ということです。


抜きたくない感情#5に続く

 
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2007年06月21日

抜きたくない感情#3

抜きたくない感情#2より続く

さて、歯を抜きたくない感情はどなたにもあります。
私はそれをよく理解していますし、その感情を意味のないものと思ったりはしていません。

ただ歯科医としては、「そんなに抜きたくないのなら、なぜもっと早く治療を・・・」と思う気持ちはあります。
また、患者様にそう言うと、「いや〜。わかってはいたんですがどうしても・・・」とお返事が返ってきます。
そのときはそっと心の中でつぶやきます。
『そんなら、もうアキラメをつけてよ。』

これも私の感情ですので、否定はしないでくださいね。
もちろん決して口には出しませんが。

では、なぜ歯を抜かないといけないのでしょう?
私が何を基準にして「抜歯が必要」と判断しているかということです。

まず第一に、もう歯がグラグラになって、咬むこともできない状態になっている歯でしょう。


このような場合はあまり問題がありません。
患者様自身が「抜いて欲しい」とおっしゃいますから。


それでも・・・・・
「これを抜かずに治して欲しい」と3時間かけてこられた患者様もいらっしゃいます。
この上の前歯は息をするだけで動きます。
もうこうなると「抜きたくない感情」というより、魔法の治療法を探しておられるのでしょう。
それは神様でも難しい。

では次の抜歯の基準は?

三浦綾子さんの小説に「裁きの家」というのがあります。
中学生のときに読んだと思うのですが、その中に「小事に忠実なものは大事にも忠実なり。」という言葉があり、それは私の心にずっと残っています。

つまり、「小さいことをきちんとやっていく人は、大きなこともちゃんとできる」と言う意味です。
私はよく「細かい」と言われます。(笑)
小さいこと、細かいことをおろそかにしては、決していい結果はでないと思いますから。

スタッフを教育するときも、「いいか。こういう細かいことを疎かにしてはいけない。これが最終的な完成度につながる。」と言い聞かせます。

確かに1本1本の歯を大切にすることは重要なことです。
それがお口全体の健康を守ることにつながりますから。
でも、「木を見て森を見ず」という言葉もありますよね。

ここで一例をあげます。



■の歯も、●の歯も状態が良くありません。
特に■の歯は重度の歯周病が進行しています。
歯の根の周りの骨(すりガラスのように写っている部分)が大きく吸収しています。
歯周病菌が出す毒素で骨が溶けているのです。
問題なのは▲の部分。
ここの骨は奥のほうに向かって大きく失われています。
詳しい説明は避けますが、この歯周病の進行を止めることはできません。
つまり、この歯があるために、この部分の骨はこれからもっと溶けていきます。
ということは、その前の歯の周囲の骨(歯を支えている骨)も失われていくということです。

今、■の歯を抜歯すれば、その前の歯をいい状態で残すことが可能です。
そして、インプラントや入れ歯のことを考えずとも、見た目はブリッジで歯があるのと同じように治療ができます。

しかし、抜歯をためらっていれば・・・・

■の歯がいよいよグラグラになって抜歯の決断がついたときは、その前の歯が今の■の歯と同じ状態になっているでしょう。
そのときにはどういう判断、いや考え方、それとも悩み方をしましょうか?

私が大学を卒業した当時は、アメリカの技術を学ぶだけでした。
アメリカの治療技術にとても太刀打ちできませんでした。
インプラントをはじめ、優れた材料、技術、機材。
しかし、今は変わってきています。
ちょうど大リーグでたくさんの日本人選手が活躍しているように。

しかし、私はまだアメリカには勝てないと思っています。
それは、材料や機材のハードの優劣だけではないからです。

日本人の研究者がNASAに行くと驚くそうです。
「なんであんな雑な奴らがスペースシャトルを打ち上げて、きちんと帰ってこさせることができるのかわからない。」と。

日本人は器用です。
これは決してアメリカ人にひけはとりません。
しかし、アメリカ人は、チームプレーで全体を考えて結果を出す能力に長けているのです。
一つ一つの技術は少々雑でも、トータルでうまくいけばよいわけですね。

もちろん全ての技術が完璧であるべきですが、どちらかと言えば日本人は力を注ぐべきところに力を注がず、自分がしたいことをする傾向があります。

面白い例ですが、宇宙空間のような無重力の状態ではボールペンは使えません。
そのためNASAは巨額の資金を投じて、無重力でも書けるボールペンを開発しました。
しかし、ソ連(当時)はどうしたか?

全て鉛筆にしました。

笑い話のようですが、物を考える仕事をしていると、このような考え方は大変大事なことだと実感します。
だからソ連はアメリカより先に、有人宇宙飛行を成功させることができたのかも知れません。

抜きたくない感情#4に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療ポリシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月20日

抜きたくない感情#2

抜きたくない感情#1より続く

指紋も一つとして同じものはないと言われますが、『心の基礎構造』もそうです。
しかし指紋は誰の指紋を見ても指紋とわかります。
指紋は指紋です。
しかし『心の基礎構造』の個人差はだれも理解できないほど大きいと思っています。

それはこの「ザ・セル」などを観ていただくとイメージし易いかと思います。

しかし、歯を抜かなければならないとなった時の皆さんの反応には
あまり差が無いように感じています。
なぜ、心のありようには大きな差があるのに、この場合の反応にはあまり差が無いのでしょう?
とても不思議でなりませんし、私ははっきりした解答を持っていません。

しかし、私の患者様の治療に関し、ある場合においてはそうではありません。
丸岡歯科クリニックのホームページやこのブログでも、かなり大掛かりな治療の症例を載せています。
そのような治療には費用がかかります。
となると、そのような治療を受けられる方は、社会的な地位が高かったり、経済的な問題がない方となります。

そういう場合、一般の方々は、「そんな人の治療は難しいだろう。」と思われるかもしれませんが、それは違います。
全くの正反対。
治療は非常にスムーズに進みます。

まず予約時間を厳密に守られます。
遅れて来られることもなく、早く来られることもなく、ジャストタイムで来られます。
またお忙しいはずなのに、急な用事で予約をキャンセルされることもほぼ99.9%ありません。
これは感心します。

また、大掛かりな治療ですので、当然抜歯や手術、1回の治療時間が3時間ほどになることもあります。
しかし、そんな治療のあとでも、「痛い」「つらい」はおっしゃいません。
反対に、長い時間の治療が終わった後など、「長い時間ありがとうございました」と深々と頭を下げていただけます。

しかし、このような方の治療がスムーズに進むその一番の理由は、「治療プランを立てる段階でつまずかない」ということです。
私たちはこのような治療の進め方をしています。

精密な検査をし、完成模型を作成し、それをもとにレントゲンや今までの治療例をお見せしながら、私の治療プランをお話します。
そのときにお話するのは、「この歯を抜歯して、最終このようにします。」ということだけではありません。

「なぜこの歯を抜歯しなければならないのか?」その理由を詳しくお話します。(その理由は後述します)
その場合、迷われないのです。
「後々のことを考えると、AとBの理由でこの歯は抜歯をするのが妥当です。抜歯をした後はこのようにすることができます。○○さんは、どう思われますか?」
「はい。そうしてください。」
「ではこのプランどおりに進めていってよろしいですか?」
「はい。お任せします。」

この場合も、私のご説明したことを100%理解していただいているとは思っていません。
もしかしたら、50%?  いや10%ぐらい?
でもこのような方は、『心の基本構造』の中に「人を信用する能力」
「何が自分にとって有利かを見極める能力」「無意識に科学的、理論的に考える能力」「感情をコントロールする能力」を持っておられるのだと思います。
また、それがあるから今までうまくやってこられた。(歯以外は)

ここで、「どうしましょう?」「抜歯は気が進まないんです。」「もう少し考えます。」このようなお返事が返ってくる場合の90%は治療には至りません。


もちろん当初は抜歯をご理解いただけても、やはり感情は動きます。
この方の下顎の治療経過(ちょっと長いです)
このように上顎も治療をしていました。
プランニングの段階では、上顎の歯は全て抜歯して下顎と同じように、インプラントでサポートをする総義歯にする予定でしたし、この方ももちろんそのプランに同意をされました。
そしてインプラントの手術をしていました。



2本のインプラントを入れたところです。
2本の歯が残っていますが、歯周病が進行しているため抜歯が必要です。
しかし、この歯を抜いてしまうと義歯を維持することができません。
なので、インプラントの手術が終わるまで、現在の義歯を維持させるためだけに残してありました。


残してある歯の前の部分の手術

そして、全ての手術が終わったため、「そろそろ抜歯を」とお話したところ、

「先生、この2本の歯。残せませんか?」
前よりしっかりしてきましたし、できるだけ残したいのですが。」
「その歯は重度の歯周病であることはお話しました。
そして、それを治療することはできません。
徐々に歯周病は進行します。
たぶん、1〜2年でグラグラになってしまいます。
今、その歯を残して下顎と同じようなゴールに到達することは可能です。
しかし、その歯を残すことによって、その周囲のインプラントがどのような影響を受けるかが予想がつきません。
また、どうしても抜歯をしなければならなくなったとき、インプラントが使えたとしても、そのときにはまた治療時間と、費用がかかります。
それでもかまいませんか?」
「はい。それで結構です。」


なので2本の歯を残して最終段階の治療に入っています。
この方が私を信頼していただいているように、私もこの方を信頼していますので、それはそれでいいのだと思います。
これが「自己責任」と「信頼」かと思います。

抜きたくない感情#3に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療ポリシー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

抜きたくない感情#1

いつもこのブログを見ていただいているてらさん、歯抜けさんからコメントをいただいていますので、ここで私の考えを書いてみます。

歯抜けさんからのコメント
............................................................................................................
またまた突然失礼します。

>ご自分で自覚症状が無いときにはなかなかわかっていただけない。。。

すっごくわかってるんですよ
でも 抜きたくない
抜かずにどうにかしって勝手な事を思うんです

(*_ _)人ゴメンナサイ
............................................................................................................

てらさんからのコメント
............................................................................................................
「抜きたくない!」
の気持ちは私もわかります。
理屈では解っているのですが感情の方が…。

こういう場合、
気休めに「何かの処置」をしてもらえる可能性はあるのですか?

延命処置が有効であれば試したい気もします。
以前に「骨」を移植されてましたよね?
あれは、どの程度の患者まで有効な手段なのですか?
............................................................................................................

先日、スタッフが誕生日を迎えました。
そのときに、こう聞かれました。
「先生が私の年のときと、今の先生の年とでは何が一番違いますか?」

私はこう答えました。
「それは、『人の違い』『人は実に様々』ということが理解できるようになったことだと思うよ。
そういうと、『そんなこと私もわかっています』と言うと思うけど、その理解の深さが全然違う。」

では、その人をその人と規定するものは何でしょう?
つまり丸岡芳充はなぜ丸岡芳充であるのか?

顔でしょうか?声でしょうか?
では、顔が変わったら丸岡芳充ではなくなりますか?
声が出なくなったら丸岡芳充と認識してもらえなくなりますか?
顔も声も変わってしまって、おまけに四肢も失って全く動けなくなったら?

それでも私は私以外の何者でもありません。
なぜか?

その人をその人と規定するのは『振る舞い』です。
振る舞い方を決定するのはその人の『考え方』です。
その『考え方』を支配するのが『感情』です。
『感情』というと「かなしい」「うれしい」だとか「怒りっぽい」とか「やさしい」というイメージが真っ先に出てきますが、そんな表面的なものの奥にある『心の基礎構造』ということのウエイトが大きいと思います。

この『心の基礎構造』は一つとして同じものがありません。
そこに表面の感情や考え方、環境、経験でさらに修飾されますので、まさしく人の心は様々です。

抜きたくない感情#2に続く

 


 
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2007年06月13日

忙中閑あり


今日はドタバタではないのですが、大分疲れています。

niko衛生士は有給を取って、今日から台湾へ行っています。
いいなぁ。

今日は(も)これでごまかしておきます。
本日はビール特集!







 
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2007年06月12日

ああ、急患!上か下か#3

 
ああ、急患!上か下か#2より続く

で、次回ムシ歯になっているところを全てお話しましょうとなって、次回のご予約をお取りしていた。
ところが土曜日の朝ほとんど鳴らない私の携帯電話が鳴った。

「先生。すみません。少ししみるだけだったのですが、今朝から熱いものを飲むと激痛が走って、熱いものが飲めないんです。」
「どこですか?」
「右の上の奥だと思います。」
「じゃあ、10時30分に病院へ来てください。」

着替えて病院へ行き、治療の準備をした。


前回撮ったレントゲンを見ると、右上の奥歯は4本とも神経が無い。
ということは温度には反応しないはず。
原因はどこか違う歯である。

チリーン、チリーン。
ドアのベルが鳴っていらっしゃった。

「今日、比良に歩きに行こうと思ってたんですけど、雨やからやめました。
行かなくてよかった。お休みの日にすみません。」


診療室に入っていただき、拝見する。
やはり上の奥歯に強くエアーを吹き付けても全く反応は無い。

「やはり、上の歯ではないですよ。
どの歯も神経が無いですから。」
「そうかなー。上だと思うんですが・・・」


「私はここだと思うんですが。
少し風をかけてみますよ。」

▲の所にエアーをそっとかけてみる。

「ああー。先生。そこです。そこです。」

やっぱりそうだった。
神経がある歯のムシ歯が進行して歯の中の神経まで侵され始め、ひどい痛みがある場合は、このように上か下か?もっとひどくなると右か左か?もわからなくなることがある。
冗談のようだが、そう珍しいことではない。
麻酔をし、とりあえずクラウンの上から穴を開け神経を取る応急処置をする。


治療後(笑)

 
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2007年06月11日

ああ、急患!上か下か#2

ああ、急患!上か下か#1より続く

これは急患で来られる前の初診時のこと


▼のクラウンが外れている。


こんなふうに。


取れたクラウン。


よく見るとクラウンの縁の部分からムシ歯になり、中に入っていた金属製のポストが耐えきれなくなって折れている。


まずこの折れたポストを取り出す。


こんな構造になっていたわけ。


もう一度ポストを接着し、


上の部分をプラスチックで形作る。


仮のプラスチックのクラウンをセットする。

そのときに、この歯の後ろの歯にもクラウンが入っているが、その周囲からもムシ歯になっているのがわかった。
ご本人も全部きちんと治したいとのことだったので、「次回全てお話しますね。」となって、この日の治療は終了した。

が・・・

ああ、急患!上か下か#3に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

ああ、急患!上か下か#1

この2〜3日よく眠れない。
体は疲れ切っているはずなのに、目が冴えて。
あまりに忙しい日が続くとこうなります。
なので、夜のお供は、これ。



夢枕 獏 「神々の山嶺」

たまたAmazonでたどりついたところ、カスタマーレビューが全て★★★★★。
たぶん全員五つ星は始めて見たので、迷うことなく購入。(と言ってもマーケットプレイスの古書ですが)
アルピニストを題材にした山岳小説と言ってもいいのでしょうが、とにかく面白いし、上品。
やっぱり、みんなよく知ってるなー。
なので、夜が怖くない。(笑)

でもさすがこう休みなしでは精神的にまいるので、この週末はどんなことがあっても働かないつもりだった。

が!

朝、自分の部屋の机の前で、珈琲を飲みながらパイプをくゆらしていたところ・・・・・

携帯が鳴った。

「先生。すみません。○○ですが。」

ここで、話は木曜日にさかのぼる。

ああ、急患!上か下か#2に続く



しかし、続きはまた明日。


理由は、明日は息子と「パイレーツオブカリビアン」を観にいく約束をしている。
これは絶対守らないといけないので、今日はここより休養。
やらないといけないことはまだあるので、明日映画が終わった後に働きます。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 虫歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

昨日の続きは


また明日にでも書きます。
やっと週末休めそうなので。
今日は忙しいので、こんなところで。

サービスで、2つ載せておきます。






 
 
posted by maruoka-yoshimitsu at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

麻生太郎

 
次はだれ?より続く



私は、次の総理大臣は麻生太郎さんがいいと思っています。

こんな人(Wikipediaより抜粋)
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麻生 太郎(あそう たろう、1940年(昭和15年)9月20日 -)は、日本の政治家、実業家。自由民主党所属の衆議院議員。

麻生派(為公会)会長。
家系は宇都宮氏の傍流麻生氏。実家は麻生財閥を形成した一族である。小泉再改造内閣から第3次小泉内閣まで総務大臣、第3次小泉改造内閣および安倍内閣で外務大臣等を歴任。

麻生財閥の元社長。名門一家に育ったが、「首相の家庭なんて幸せなもんじゃねえ」「両親にほったらかしにされて育った」「生まれはいいが、育ちは悪い」と本人は語っている。
将来は経営者になるべく、アメリカの大学院へ留学する。しかし祖父の吉田茂にアメリカ英語の訛りを指摘され、半ば強制的に英国留学となる。
アメリカで2年、イギリスで1年、会社の業務で西アフリカ・シエラレオネで2年、ブラジルで1年を過ごした。
射撃で日本を代表する選手としてプレー。モントリオール五輪に日本代表選手として出場(結果は41位)。
第2回メキシコ国際射撃大会(クレー・スキート(個人・団体))では優勝。
政治評論家三宅久之によると、JC会頭の改選において麻生の認証無くしては決まらないという。
漫画が大好きで、漫画雑誌のほとんどを読み流していると語っている。
好きな作品は『ゴルゴ13』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』他多数。『NEWS23』出演の際は、「『ビッグコミックオリジナル』の『風の大地』が好き」と発言している。
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このサイトがもっと面白いかも(以下抜粋)
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・保守系で愛国者。英米・台湾好き。中国・南北朝鮮嫌い。

・中国や韓国から激しく敵視されているが、彼のほうでも嫌っている。

・学習院大卒で、スタンフォード大学大学院・ロンドン大学大学院にも留学。英語はペラペラ。

・生まれはいいのに炭鉱町で育ちが悪いのか、べらんめえ調で口が悪い。

・朝日新聞など反日サヨク系のマスコミを目の敵に。地元での絶大な経済力・権力・華麗な家系ゆえ、○○や××も手を出せない。

・明治維新の元勲・内務卿、大久保利通の玄孫。吉田茂総理の孫。妻は鈴木善幸総理の娘で、実妹は皇族(三笠宮寛仁親王妃)。

・曽祖父(母方の母方)は岩倉遣欧使節団の一員で外務・宮内大臣・枢密顧問官などを歴任した牧野伸顕(伯爵)。

・筑豊の炭坑王と呼ばれた曾祖父(父方)・太吉が築いた麻生財閥(グループ企業80社)の元当主(現当主は弟・泰)。

・会社は日本統治時代に朝鮮人を酷使し、敵対されているが、全く気にしていない。

・敬虔なクリスチャン(洗礼名「フランシスコ」)ながら、毎年必ず靖国参拝(祖父吉田茂と小学生の頃から)。

・スタンフォード卒業直前に吉田茂の命令でアメリカ英語矯正のためロンドン大大学院に無理やり転校させられる。

・クレー射撃の元オリンピック(モントリオール)代表選手、第21回メキシコ国際射撃大会では個人優勝。

・社命で西アフリカ・シエラレオネにダイヤモンド鉱山開発で2年間滞在するも内戦・革命が勃発し退却。

・陸上自衛隊・習志野第一空挺団に体験入隊、パラシュート降下演習を何度か経験したことも。

・総務大臣時代にリビアのセイフ・アルイスラム・カダフィ氏に地方自治のノウハウを指導。ある意味カダフィの息子の師匠。

・漫画歴60年?雑誌は週20冊。もちろん普通の本も大量に読み、もの凄い知識量である。頭はいいし、話題が豊富。

・好きだと伝えられた漫画だけでもこち亀、ジパング、ゴルゴ13、風の大地、インパクトを始め多数。 それに加えて三国志にジョジョやバキ、犬夜叉、勇午、島耕作、Dreams、大使閣下の料理人、その他あらゆるジャンルの漫画を読む。

・総務大臣室にはTV番組から贈られたゴルゴの「俺の背後に立つな」ポスターと、回転するフィギュアが置いてあった。

・↑同TV番組の出演3回目にて、同ポスターを総務大臣室にずっと飾っておいて色褪せたので新しいのを要望する。

・羽田空港JAL・ダイヤモンドプレミアムラウンジでローゼンメイデン(美少女オタ系漫画)の1巻を読んでいるのを2ちゃんねらに目撃される。

・第6回ベストドレッサー賞受賞('77)。anan特集に出たことも('84、通号445号『男はすこしワルがいい』)。ちょいワルオヤジの実践的先駆者。

・大富豪のビルゲイツを呼んで、国会の安いカレーライスをおごった上でTRONとの和解を取り持つ。

・国会で「ネットで問題の掲示板が…」との質疑に対し、「それって2ちゃんねるのこと?」と聞き返す。

・後援会集会では、夫婦揃ってヅラにド派手衣装でマツケンサンバを歌い踊る。

・ASEAN地域フォーラムの夕食会ではハンフリー・ボガートに扮しウルトラマンやバルタン星人と寸劇を共演する。
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まあ問題がある部分もあるのですが、私の好きなキャラです。(笑)
これだけの経験をしているという政治家はそういないと思うのです。
やはり「経験は金」だろうと思います。

ただ経験というと「亀の甲より年の功」という言葉がありますが、年齢を重ねて経験を積んでいるからそれだけでよいとは思いません。
最近、20代30代の人たちとお話をしていると、その親の方々の考え方に疑問を感じることがよくあります。
いわゆる団塊の世代も含まれます。

多数決の結論が正解とは限らないように、最近は「年の功」がどこへいってしまったのか?と首をかしげることが多いように感じています。
だから、あんな「バカの壁」のような、昔ばあちゃんが言っていたようなことをまとめただけの本がバカ売れするのでしょう。
経験をいかに智恵に昇華させるのか?
それができなければ無駄な経験となります。
経験、特に失敗の経験や人との付き合いから何を学ぶのかが、生きる醍醐味だと思うのですが。

麻生さんの発言を聞くと、麻生さんはこのような経験からしっかり学んでいると感じるのです。
それは「手段と目的」の違いをしっかりと認識されているからです。
これは、たくさんの経験をして、その結果をしっかり総括しているからできることだと思います。

そのことについてはまた明日。

続く
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月06日

次はだれ?



こんな気持ちでしょうね。
総裁候補のとき、私はまだ早いと思ってましたが、ヤッパリ。
でも小泉さんは賢いですね。
こういう事態になることは、充分に承知をしていたんだ。

安部さんの一番気に入らないのは、憲法改正ありきで政策を進めていること。
確かに憲法が制定されたときの状況はおかしいと思いますので、私は「改正するかの議論」はあってしかるべきだと思います。
その結果、改正しないという結論になるかもしれないですし。

一番怖いのは「国民投票法案」がすでに可決されたこと。
民主主義の原則は多数決です。
しかし、多数決で決まった結果が「正解」である保証は無いのです。

申し訳ないのですが、この披露宴の中継を見るような40%の人たちが、日本国憲法の成立過程(国会内にすすり泣きの声が響いた)や、現在の世界情勢、自衛隊の装備や年間予算といったことの正確な知識や、国家に関するしっかりした見識を持っているとはどうしても思えない。

全ての物事はスパイラルで変化します。
グルグル回りながら上がったり下ったり。
つまり上がり続けることはありませんし、下がり続けることも少ないのです(正しい努力をしていれば)。

あれだけの小泉人気が、自分の人気となってずっと続くと思った安部さんの甘さが露呈したのかと。
まあしかし、これで参議院戦は自民大敗、与野党逆転となりましょうから、ちょっと安心です。

では次はだれか?



私はこの人がいいのではないかと思ってます。

麻生太郎に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 丸岡私見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

重症のムシ歯#3


重症のムシ歯#2より続く


仮のプラスチックのクラウンがそろった状態。


仮のクラウンをはずしたところ。
この状態の型を取り、


セラミッククラウンを作る。


セットしたところの裏側。

 ⇒ 
             治療前                              治療後

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

重症のムシ歯#2



重症のムシ歯#1より続く


前歯の仮の歯が入ったので、今日はここから。
▼の部分。歯と歯の間にも大きなムシ歯がある。


下から見たところ。
▲の部分がムシ歯。


後ろの歯はクラウンで被せてあるが、その縁からムシ歯になっている。
クラウンを外すとよくわかる。▼の部分。


ムシ歯の部分を削り取り、前歯の時と同じように少し歯ぐきも切除して被せる準備が終わる。


仮のプラスチックのクラウンをセットしたところ。
歯と歯の間の歯ぐきが凹んでいるのは、電気メスで切除したあと。


ここまでたどりついた。

重症のムシ歯#3に続く

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

藤山寛美さんの思い出と芸人

 
kan.jpg

私が小学生のころは、日曜日の昼食が終ったあと、家族全員でよく「松竹新喜劇」を見ていました。
藤山寛美さん演じる丁稚さんなどは今でもよく憶えています。
「夜明けのスモッグ」「難波の鯉の物語」など演目もよく憶えています。
小学生が見てもメリハリがあり、とても面白かったと思います。

ご存知のように藤山寛美さんは破天荒な芸人でした。
多額の借金を抱えましたが、それは「遊ばん芸人は花が無うなる」という母親の一家言を守り、夜の町を金に糸目をつけず豪遊したためでした。
知人に騙された巨額の負債もあったようです。
1966年には当時の金額で1億8000万円の負債を抱えて自己破産をしましたが、知人に騙された巨額の負債について、「アホをやっておりますが、わてのアホはどうやら本物らしゅうおます」と言い、恨み言一つも言いませんでした。
それから紆余曲折を経て、20年間にわたり一日も休まず舞台に立ち続け、大阪万博にすら行けなかったと言う逸話も残っていますが、ちなみに上記の借金は19年目に完済されました。

一度藤山寛美さんのドキュメンタリーを見たことがあります。
稽古中の藤山寛美さんは鬼気迫るものがあり、楽屋で寝泊りする風景など、子供心にもすごいなーと感じたものです。

「それわやなぁ」という台詞がうまく言えない劇団員に、その一言のみを延々と繰り返させていたシーンがありました。

「お前は、何でそんなんができんのや。『指輪やなぁ』ちゅうてみぃ。」
「ゆびわやなぁ。」
「それで、『それわやなぁ』ちゅうてみぃ」
「それわやなぁ。」
「そうや!それが大阪弁や。わかったんかい。このアホ!」

すごいこだわりでした。

先週でしたか、関西の芸人(?)と女優(?)の結婚披露宴の様子がゴールデンタイムにそれも2時間も放送されていました。
(このお二人については言及する価値もないと思いますので、名前も書きません。)
一体こんなもの誰が見るのだろうと思っていましたら、この番組の関西での視聴率が40%だったと聞いて、驚いてしまいました。
世も末だ。

上記の藤山寛美さんのドキュメンタリーのなかで、寛美さんのこんな言葉をいまだに覚えています。

「ええか、芝居を観にきてくれるお客さんは普通の人や。普通の人が普通の芝居を観て何が面白い?」

このところ、芸能人の襲名披露のご祝儀が税務調査の標的になっています。
税務署は年によって重点的に調査をする業種を決めるようですので、今年はそれらが対象になっているのでしょう。
なので、他に思い当たる芸人さんは戦々恐々でしょう。

私は芸人さんは特別扱いでいいのだと思っています。
普通でない人たちなので、人を感動させたり笑わせたりできるわけですし。
それなのに普通の道徳を押し付けることは、芸の衰退を意味するのだと思います。
昔は歌舞伎役者さんや落語家、俳優など伝説的な芸人がいました。

いつの間にか、ワイドショーや写真週刊誌がおもしろおかしく取り上げ、私生活を丸裸にするようになりましたが、私はそっとしておいてあげるべきだと思います。

それよりもすばらしい芸を見せて欲しい。
そのために私たちがやらなければならないことは、そんなことに興味を示さないことではないでしょうか。

関西の芸能を良くしていくのなら、ゴールデンタイムにあんなくだらない番組を放送せず、米朝さんの「地獄八景」や藤山直美さんの「鼻のおろく」を中継していただけないでしょうか?

もしもし、関テレさん。よろしくお願いします。(藤山寛美風に)

   
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2007年06月01日

重症のムシ歯#1


こんな状態になってしまった。
まずプラークコントロールの練習をしてから、治療を始める。


歯と歯ぐきの部分が深いムシ歯になってしまっている。


被せるために歯を削ったが、ムシ歯が歯ぐきの下の部分にまで進行しているので、このままでは不完全。


なので、歯ぐきを電気メスでカットして、ムシ歯の部分を露出させ、きれいに削り取っていく。


削った部分をプラスチックで埋めて、準備が完了。


こんな仮のプラスチックのクラウンのシェルを用意しておき、


お口のなかで、プラスチックを盛ったり削ったりして合わせる。
それをセットして本日の治療は終了。


忙しく疲れているのですが、そんなとき私を鼓舞する言葉

あなたが 虚しく生きた今日は
昨日 死んでいった者が
あれほど生きたいと 願った明日
 

(韓国小説 「カシコギ」  趙 昌仁)

重症のムシ歯#2に続く

  
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:09| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする