2006年11月30日

インプラントとアタッチメント義歯#3

インプラントとアタッチメント義歯#2より続く


これが右側。
▼の部分のインプラントは最初の時点で手術をしており、▲の部分にあった歯を抜歯し、そこの骨が回復してからさらにインプラントを追加している。

なぜかその間の画像がない。
こういう場合大変気持ち悪い思いがする。
あーヤダ。


▼の部分のインプラントを入れてここまでの間は、このような仮の義歯を使っていただいていた。
このインプラントから後方は顎の骨の吸収が著しくインプラントを入れることはできない。
なので、このような義歯を選択することとなる。


この義歯の内面。
インプラント上部の球状の部分にはまり込むパーツを埋め込んである。
これをボールアタッチメントという。


このようにしておけば、金具が見えず、ボールアタッチメントは「パチン」とはまり込み、非常に安定がよい。
義歯の歯が一本黄色い部分は、歯を抜いた後、接着した人工の歯。


2本目のインプラントが骨と結合したので、最終の段階に入っていく。
歯ぐきがかぶさっている状態なので、切除しインプラントの上部を露出させる。


内部のスクリューホールを封鎖していたスクリューをはずし、


このようなパーツを、


こんなドライバーを使って、


ねじ込んでいく。


トルクレンチを使用して、規定の力をかけしっかり締める。


ボールアタッチメントの装着が終わった。

インプラントとアタッチメント義歯#4に続く

 

 
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2006年11月29日

インプラントとアタッチメント義歯#2

インプラントとアタッチメント義歯#1より続く


インプラントが骨としっかり結合したので、クラウンを作っていく。


インプラントにトルクレンチを使って、ヘッドを装着する。


こういうこと。


ヘッドを装着したところ。


クラウンをセットしてこの部分の治療は終了。

インプラントとアタッチメント義歯#3に続く

 

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

インプラントとアタッチメント義歯#1

昨日画像の整理をしていたら、こんな症例があったのに気づいた。
かなり前の症例なので、初診、治療開始当時の写真がどうしても見当たらない。
たぶんデジカメで撮影を始めた以前だろうと思う。
スライドフイルムの山を探せば見つかるのだろうが・・・

よく初対面の印象は取り返しがつかないので、最初に人に会うときは細心の注意が必要と言われるが、これは私たちの仕事でも同じ。
どんなすごい治療をしても、初診時の写真が無ければ学会の発表などには使い物にならない。
治療後の写真は撮りなおすことができるが、初診時の写真だけは撮りなおしが絶対にきかないのだ。
が、ここは学術発表の場ではないので、ご勘弁を(笑)。

最初は丹波から来られていたが、そのあと関東に単身赴任をしながら治療を続けられた方で、印象深い。


奥歯には仮のプラスチックのブリッジが入っている。


仮のブリッジをはずしたところ。
一番奥にはインプラントが一本すでに入っている。
このインプラントの前にあった歯を2本抜歯する必要があったため、先にこのインプラントを入れ、それを土台にして抜歯後すぐに仮のブリッジを入れた。
抜歯後1年待って、本日もう一本インプラントを入れる。


歯ぐきを開けたところ。


インプラントを入れた。


縫合したところ。


インプラントとの間にスペースをつくり、仮のブリッジを戻す。
今はここまで大きくスペースは開けないようにしている。
このころはまだこういうふうにしていていた。


3週間後。
傷が治った状態。

 
インプラントとアタッチメント義歯#2に続く

 
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2006年11月27日

セラミックブリッジ06.11.27

もうそろそろ12月。
今年もよく働いたと思ってます。
なので、年末年始の休みが待ちどおしい今日この頃です。
今日予定していたインプラントの手術が患者様の都合でキャンセルになり、今年はもうインプラントの手術はありません。
それもちょっとお正月モードに入っている理由でしょうか。(笑)


奥歯を失っています。
ここに歯を作っていきます。


仮のプラスチックのブリッジの概形を準備しておきます。


歯が無い部分の両横の歯を削って、ブリッジを作る準備をします。
この状態の型を取ります。


型を取った日は、仮のブリッジを合わせてセットしておきます。


模型上でセラミックブリッジを作ります。


セラミックブリッジ。


仮のブリッジをはずし、セラミックブリッジをセットして治療終了になります。

 

 
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2006年11月24日

セラミッククラウン06.11.24

今日はとても忙しい一日になりそうなので、簡単なものを。


ここに、


このセラミッククラウンをセットして、


本日の治療は終了。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月22日

根管治療06.11.22


▼の部分、ポチッという感じになっているのがおわかりでしょうか?
神経がない歯は神経が通っていた管から感染を起こすことがあります。
すると、骨の中の根の先で膿の袋ができてきます。
これはその膿が出口を求めて、骨を突き破ってきた状態です。


クラウンをはずし、歯の内部の神経が通っていた管の中をきれいにします。


そして内部に消毒薬を入れ、仮の歯を作りセットします。


一週間後。
もうきれいに治っているのがお分かりでしょうか。
この上に再度クラウンを作っていきます。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月21日

奥歯のセラミッククラウン06.11.21


ここに、


このセラミッククラウンを、


セットするとこうなります。
きれいな仕上がりだと思います。

明眸皓歯という言葉がありますが、やはりこのような仕上がりになると歯科医としての満足感は大きいものです。
奥歯といえども下の歯はお口をあけると見えますから、銀歯がギラギラしているよりはこちらのほうがいいですね。
この方は大変かわいい女性ですのでさらによかった。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

前歯のセラミッククラウン06.11.20


ここに、


このセラミッククラウンを


セットして治療終了。

今回の場合、きれいな歯を作るというより自然感を出すのが難しかった。
それは、両横の歯に色をあわせるということ。
以前はこのようなケースは、セラミッククラウンを作る技工士さんに直接色を見に来ていただいて作っていたが、最近はこのような画像を模型と一緒に渡し、色を合わせてもらっている。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月17日

転倒・・・えらいことに

昨日の午後二時。
午後の診療開始の時間。
聞き覚えのある声が受付でしている。

出てみると、私の友人でもある方が突然来られている。
このブログにも登場する80歳を超えていらっしゃるが大変矍鑠とした方。
来られるときは必ず予約を取ってきちんと来られるのに、緊急事態らしい。

お話をおおうかがいすると、転倒し顔をひどくぶつけたとのこと。
「顔からな、バーンといったわ。」
手もねじって、腫れが出ている。

総義歯を入れておられるが、ぶつけた衝撃で3つに完全に割れ、人工の歯も一本どこかに飛んでしまっている。
割れた総義歯のうち、2つのパーツはあったが、3つ目が見当たらない。
「もう一つは?」
「あれ、今までここにあったのに。」
ごそごそ、バタバタ。

すると待合室でお待ちになっていた3人の患者様が、一斉に待合室の床を探し始めてくださっているではないか。
世知辛い世の中なのに、皆さん親切なよい方だ。

結局見つかり、
「じゃあ修理するけど、少し時間がかかるからその間に手を見てもらってきたら?」
「そうする」

1時間半後に戻ってこられた。

これはもう修理が終わった義歯。
手は骨には異常がなく、捻挫だったそう。

義歯の状態をチェックしようとしたら、口の中から出血している。


よく見ると、上の前歯があった周囲の歯ぐきが大きく裂けている。


なんと傷口は相当に深く、骨が見えている。
よほど強く打った様子。


麻酔をし、縫合をして治療終了。

今朝一番に電話があり、傷もそう腫れておらず痛みもあまりないとのこと。
よかったですね。
ただ義歯が少しがたつくとのことで、それは糸を抜いてから修正しようねということになった。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

インプラントオペ06.11.16

今日も結構多忙な予約状況です。
でも頑張らねば。


右下のここにインプラントを2本入れる。


歯ぐきを開いたところ。


1本目を入れた。


最初、1本目のところにはこのインプラントを入れたが、この方の骨が非常に柔らかくインプラントが安定しなかった。
なので撤去し、もう一回り太いサイズのインプラントを入れなおした。
冷や汗が出る場面である。


2本目はスムーズに入った。


手術が終了し、縫合をしたところ。


1週間後。


糸を取ったところ。
最短で、6週間たてば上に歯を作っていくのだが、こういう骨が柔らかい場合はもう少し時間をおく必要がある。
しかし、患者様は早く歯をいれたいので、「いつ歯は入りますか」と結構せかされる。
理由を丁寧に説明し、納得いただくのも重要な治療の一つ。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

セラミッククラウン06.11.15

今日は急患などが多く、午後から3時間の治療の方もいらっしゃいますのでとても忙しくこれだけにします。


ここに、


このセラミッククラウンを、


セットして本日の治療は終了です。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:05| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

顎関節症(がく関節症)治療の経過#3(Dr.Dawsonの理論)

顎関節症(がく関節症)治療の経過#2より続く

顎関節症の治療をする場合には、必ず確立された咬み合わせの理論に従って治療を進めなければならない。
私はこのドーソン先生の咬合理論に従って治療を行っている。


この本の初版は1974年。第二版の日本語訳が出版されたのは1993年である。
内容に関しては専門的になるのであまり触れないが、この考え方はアメリカの歯学部では「咬合学」の教科書として今も使用されている。

ただこの本の内容は難しく、日本では大学教授でも理解するのは困難と言われてきた。
私も最初購入し読み始めたときは、いいことが書いてあるのはわかるのだけれどもはっきりと理解することはできなかった。
しかし縁あって、大阪の川村泰雄先生の主宰する研修会に参加し、この咬合理論を2年かけて学んだ。
それでやっと理解し、実際の診療で実践することが出来るようになった。

理解してみると、理論としてはそう難解なものではなく、実に明快で実践的であり、理論上の無理がない。
事実、ホームページにアップしてあるこの症例こちらのように、実にスムーズに治療が進んでいき、もちろん顎関節症は完全に治っていった。

このように治療に関して一番大切なことは「正しい理論」であり、それがはっきりしていない状態で患者様のお口の中をいじることは非常に危険なことだと思う。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:42| Comment(4) | TrackBack(0) | 顎関節症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

顎関節症(がく関節症)治療の経過#2(ナソロジー学派について)

顎関節症(がく関節症)治療の経過#1より続く


20年ほど前までは、咬み合わせの治療に関し「ナソロジー学派」の考え方が世界中を席巻していた。
簡単に言うと、いろいろな精密な機器を使用し、顎関節の動きや咬み合わせの関係を人工的に機械上(咬合器という)に再現しようとする考え方であり、またその基礎となる理論には大きな無理があった。



そのなかでも、特に顎関節における下顎の骨の先端(顆頭と言う)の動きを再現することと、その動き方(顆路という)を重要視した。



しかし、生体の複雑な動きを正確に機械上で再現できるはずもなく、その咬合器上で作ったクラウン(被せるもの)は生体に調和するものではなかった。


咬み合わせの治療と称して、そのような作り方をしたクラウンを全ての歯にセットされた患者様は大変不幸な目にあってしまったのだ。
とくにアメリカの上流階級に多かった。(高額な治療費の支払いが必要となるため)

しかし、ナソロジーが正しいと信じられていた時代であったため、数々の複雑で高額な機器が開発され、販売された。
まだ景気のよかった時代の歯科医は争ってそれを購入し、結局は使いこなされないままそれらの90%はお蔵入りになっている。
現在それらの機材がYahooのオークションに時々出品されているのを見ることがある。

現在はナソロジー学派も大きく方向転換をしており(まだそうでない方もいらっしゃるようだが)、日本におけるナソロジー学派の第一人者であり、また象徴的な存在でもある保母須弥也先生もその近年の著書の中で、
「ナソロジーは顆路の呪縛から解き放たれた。」
と述べられている。

大学卒業と同時に私はこの保母須弥也先生にご指導を受ける機会が何度かあった。
しかし、当時のナソロジーの理論に疑問を感じていた私は、そのままのテクニックを臨床で使うことは無かった。
しかし、20歳台の若い時期に、UCLAの客員教授でもある保母先生の近代歯科医学の考え方に触れられたことは幸運だった。
そうでなければ歯科医師ではなく「はいしゃ」になっていたかも知れない。


ではどのような理論で私は顎関節症の治療(咬み合わせの治療)を行っているのか?それはまた明日。

顎関節症(がく関節症)治療の経過#3に続く

  
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 顎関節症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

顎関節症(がく関節症)治療の経過#1

この顎関節症の治療が終わって3年後の状態です。
少し間隔があきましたが、メインテンンスにこられました。


もちろん顎関節の状態もよく、何の症状もでていません。
またプラークコントロールも頑張っておられますので、虫歯や歯周病の進行も無くよい状態を保っています。

10月10日に当院のホームページへのアクセス数が2510という今までにない数字となりました。
全く理由がわからず、気味が悪いので色々調べましたら、「松浦亜弥(あやや)が顎関節症でコンサートをキャンセル」というニュースがありました。
理由はこれでした。
googleで「顎関節症」を検索すると、当院のホームページは現在上位5位に位置します。
それで検索されたのでしょう。

確かに今私の病院に来られる顎関節症の方は、ほとんどがホームページを見てこられます。
アメリカや台湾からお問い合わせの電話をいただくこともあります。
現在一番遠方の方は浜松から新幹線でお越しになっています。
もちろん、大阪、神戸から来られている方も何人かいらっしゃいます。
顎関節症で悩んでおられる方は多いようですね。


そこで考えさせられるのは、顎関節とその異常に関して正しい知識をお持ちでない方が非常に多いということです。
これは一般の方のみならず、歯科医師に関しても言えることです。

以下は来られた患者様に聞いた前医の言葉です。

・なるべく顎をつかわないようにして、湿布をしなさい。
(某一流大学の大学病院にて)
・関節の中に空洞があります。それを広げます。
(関節の中に空洞なんてありませんし、ましてやそれを広げる????どうやって?)
・咬み合わせが低いので咬み合わせを2mmほど上げます。
(上顎と下顎の歯の咬み合わせの高さは筋肉の長さによって決定されます。例外はありますが、咬み合わせの高さを歯科医が勝手にいじってはいけません。そんなことをすれば収拾がつかない事態となります。)


私は前医のことを批判することはありません。
それは今までの患者様の苦労を完全に否定することになりますから。
でもさすがにこのあたりの話を聞くと思わず噴出してしまいます。
もちろんそれでは治らないので、私のところにお越しになった訳ですから、このような考え方は間違っています。

顎関節症(がく関節症)に治療経過#2に続く

 

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 顎関節症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

セラミックブリッジ06.119


20歳台前半の男性です。
お若いのですが、▲の歯の歯周病が局部的に著しく進行し、グラグラと動いています。
抜歯が必要なのですが、抜歯をした後はブリッジを入れなければなりません。
健康保険での治療だと銀歯になってしまします。
接客のお仕事をされていますので、それは不都合でどうするか悩んでおられましたが、やはりきちんと治したいとセラミックブリッジでの治療を決断されました。


抜歯をしました。


抜歯をした歯。
根が短く、歯周病に関しては不利な形態であることがわかります。


このようなプラスチックブリッジの概形を用意しておきます。


合わせてセットします。
この状態で1ヶ月ほど傷が治るのを待ちます。


傷が治りました。
ここで型を取り、


セラミックブリッジを作成します。


セットしました。
写真がちょっとピンボケでスミマセン。
患者様は「やはりセラミックでやってよかった。」と満足されていました。

歯は何年、何十年と使うものですので、色々なご事情はあると思いますが、やはりこのように白くきれいになる治療を選ばれたほうが満足度は高いように思います。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | クラウンブリッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

歯周病で再治療#2

歯周病で再治療#1の続き

昨日は下顎の治療でしたが、今日は上顎です。
状況は下顎と同じ。
歯周病の治療が不可能な歯を残して最終のクラウンをセットしてしまっているので、再治療が必要になっています。

詳しい解説は#1を参照してください。


上顎の前歯。
一見健康なように見えますが、


この歯と歯ぐきの間の溝にこのような器具を入れると、


6mmの溝の深さがあります。
それだけ骨が溶けてしまっているということ。
正常値は3mmまで。


この歯も同じです。


8mmの深さの溝があります。
これを歯周ポケットと言います。


また不必要な連結をされています。
弱い歯を補強しようとされたのでしょう。
状況が同じ(動き方、量=歯周病の進行具合)歯を連結することはかまわないのですが、動いている歯と動いていない歯を連結するという治療は否定されています。
つまりしてはいけない治療です。
それは、動いている歯と動いていない歯を連結すると、動いていない歯がダメージを受けるからです。

クラウンの連結部分を全て切断します。


抜歯する歯以外のセラミッククラウンを除去し、歯の形を整えます。


抜歯をしました。


このような状態の場合、抜歯をしたあときれいに掻爬(スプーン状の器具でかき出すこと)をします。
すると、▼の部分の不良肉芽とよばれるものが出てきます。
解けた骨が、このような組織に置き換わっているのです。


抜歯をした歯。
根の表面が汚染されています。


仮の歯をその場で作り、


セットして本日の治療終了です。

仮の歯を作ることに時間がかかりますので、2時間半ほどの治療時間となります。
大変なようですが、かなりの時間この方はよくお休み(zzz)になっていましたので、「そうしんどくはない」とのことでした。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

歯周病で再治療#1


全ての歯にセラミッククラウンが入っています。

まだこのブログにはアップしていませんが、この方のご主人が半年前に治療が終わりました。
ご主人は他の医院で大掛かりな治療を受けておられましたが、なんとなくその医院の治療に不安を覚えていらっしゃったようで、当院の関係者に紹介を依頼されお越しになられました。

ご主人の詳しい検査をし、その上で前医とは違う私の診断と治療経過を詳しくお話したところ、新たに抜歯が必要であるにもかかわらずご理解をいただけ、治療終了になりました。
そして奥様をご紹介いただいたわけです。


これが奥様のお口。
全ての歯にセラミッククラウンが入っています。
それは2年前に治療をされました。


虫歯ではなく、歯周病が問題です。
歯と歯ぐきの間には溝があります。
正常値は3mmまで。
この溝の中にこのような器具を挿入し、溝の深さを測ります。


この位置の溝の深さは6mm。
この溝の底にいる細菌が歯の周りの骨を溶かしていくのが歯周病です。
このような部分(専門的な理由は省きます)に6mm以上の溝があれば、ご自身でその奥までプラークコントロールをすることは不可能です。

つまり徐々に歯周病は進行していくということ。
この歯の周りの骨は、横の歯を支えている骨でもありますから、このままでは共倒れになる恐れがあります。

もちろん抜く必要の無い歯を抜くのはいけないことですが、日本人は患者様も歯科医も、歯を抜かない歯医者がいい歯医者」と考えている方が多いのです。

よい治療とは、正しい診断(判断)に基づかなければなりません。
抜歯の判断を間違えれば、この方のように再治療や、そのときに抜歯をすれば助かった周囲の歯まで失うことになるのです。

この方に、私の診断をご説明しましたが、まだ最近治療費をかけて治療をされた歯ですので、最初は再治療についてかなり迷われていました。
しかし、これからの展望についてご理解いただき、治療をされることを決心されたのです。


セラミッククラウンがブリッジでもないのに、8本分なぜだか連結されています。
基本的には不必要な連結はすべきではありません。
がっちりしている歯でも多少の動きはあります。
その動き方、量は歯によって違いますので、それを阻害するような不必要な連結は避けるべきです。
また連結をするとフロスなどが使えず、不潔になりやすいのです。

連結部をカットし、


抜歯をする歯以外のセラミッククラウンをはずし、歯の形を整えます。


抜歯をしました。


抜歯をした歯。
根の表面が汚染されているのがわかります。


その場で仮の歯をつくり、


セットして本日の治療は終了です。

明日は上顎の前歯の治療。

歯周病で再治療#2に続く

 

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

セラミックが割れた


▲の部分。
セラミックが欠けてしまいました。
セラミックは変色などは全くせず、非常に耐久性に優れた材料ですが、唯一の欠点として衝撃にはあまり強くありません。
お茶碗が欠けるというようなこと。

もう一度作り変えるという選択肢もありますが、結構大変です。
破損部がそう大きくないので、ご相談の上、今回は修理で対応することにしました。


最近は接着技術、材料がよくなっていますのでこのようなことが可能です。

これで問題が起きなければ、患者様の負担は大きく軽減されます。

 
posted by maruoka-yoshimitsu at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

膿胞と仮の歯


▼の差し歯は10数年前に治療をされたらしい。


それが取れたので来院をされた。


取れた差し歯。
これを作り直すことは何も難しいことではないが、当院ではこういう場合必ずレントゲン撮影をする。
他に異常が起きていないか必ず確認しないといけない。


そのレントゲン。
▼のところ、歯の根の先から丸く黒くなっている部分がお分かりになると思う。
これは根尖病巣と呼ばれるもの。
神経がない歯は神経が通っていた管を通じて細菌感染が起こり、根の先の骨の中で膿が溜まっている状態。(歯の構造はこちら
自然に治ることはなく、徐々に大きくなっていく。
ここまで大きいのは珍しいほう。
もう膿胞と言ってもいいだろう。


歯の根の中の管の消毒を始めるために、このような器具を入れてレントゲンを撮り、根の長さを計測する。


そのレントゲン。


上記の器具を抜いたとたんに、中からこのような液体があふれ出してくる。
透き通っているので、膿というより膿胞液といったほうが正しい。


根の中をきれいにし、消毒薬を入れ、こんな仮の歯を作る。


セットして本日の治療は終了。

このようなことが起こっていることもあるので、治療が終わっていると安心せず、定期健診を受け異常を早期に発見することも大事なことです。

最終的にどうなるかは、セラミッククラウン06.12.22をご覧下さい。
 

 

 
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2006年11月01日

四柱推命

皆さんは占いって信じますか?

私は現実主義者ですので、霊や幽霊などは全く信じないのですが、ある事情があり、8年前に四柱推命で占ってもらったことがあります。
そのときに突然あることを言われ、とても不思議に思っていました。
それが最近現実となり、それもそのときには予想もしなかった形で。
とても妙な気分です。

妻も独身時代に友人に連れていかれ、別のところで占いを受けたそうです。
そのときに、
「あなたは先生と呼ばれる人と結婚する。
子供は二人でき、一人は娘。
その娘とは切っても切れない関係になる。」
と言われたそうです。
先生と呼ばれる人と出会う確率と娘との関係はまだわかりませんが、あとは全て現実となっています。
子供がいないから、3人できるまでのパターンがあると仮定すると、上記を的中させる確率は17%になります。
決してすごい数字ではありませんが、あてずっぽうで的中させるのは難しい確率です。

やはり中国四千年の歴史の賜物でしょうか。
おかしいでしょうか?
posted by maruoka-yoshimitsu at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする